こんにちは。
海外生活9年目のみっこです。
今日は
私が英語を勉強するようになったきっかけから、どうやって英語を勉強したのか、そして今英語を勉強するときにお世話になっているYoutuberの方をご紹介したいと思います。
私が英語を勉強するようになったきっかけ
私は中学のころから英語が大好きでした。テストの点数も良く、市の弁論大会にも学校の代表として出たこともあります。
英語が好きでしたがなぜか高校を卒業してからの留学先は韓国でした。でもその後もずっと英語には興味があり、洋画を観たり洋楽を聞いたりして英語には触れ続けていました。
私は自分なりに、英語は結構話せると思っていました。
今思い返せばなんの根拠もないこの自信、若気の至りから来るものだったと思います。
そしてそんな私に転機が訪れたのは2010年に海外赴任中の今の夫との結婚を機に23歳でフィンランドに渡ったときでした。
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あまりの英語のしゃべれなさに衝撃を受ける
前記しましたが、元々英語が好きで学校での英語の点数も良かった私は、文法もしっかり勉強したし海外に行き英語をしゃべる機会さえ与えられたらすぐに英語なんて喋れるようになると思っていました。
はい、笑ってあげてください!!
でも23歳の小娘みっこは本気でそう思っていたのです。←痛すぎる
でもそれがとんでもない勘違いだったということを日本を出て1週間もしないうちに気づかされることになるとは。。。
フィンランドに渡ってすぐに私は当時博士課程の学生だった主人のボスや同僚に会うことになります。海外の人も数人いましたがほとんどがフィンランド人でした。皆さんもご存知かもしれませんが、フィンランド人はとても流暢な英語を話します。高校生や大学生はもちろん、”フィンランド語”という母国語がありながら年配の方もとても流暢に英語を話すのです。
フィンランド人が流暢な英語を話すのには、国の規模が小さく映画やテレビ番組や本などのメディアはほとんど海外から来るもので、テレビや映画などに関しては吹き替えがなく、フィンランド語の字幕が付くのが一般的なので、(※子供向けの映画などは音声吹き替えになっているものもあります)フィンランド人は小さいころから自然と英語に触れる機会がたくさんあるという背景があります。
話が少しずれてしまいましたが、小さいころから英語に触れているからか彼らの英語は本当に素晴らしく上手です。
英語が流暢なのは基本で、その上私の主人の同僚や上司はみんな超インテリ揃い。なので、楽しいお酒の席でも自然と話の話題は歴史の話、アートの話などになり彼らはそれを英語で延々としゃべり続けるのです。
英語に自信のあった私はたちまち玉砕。しかしその経験が私の中の英語魂に火をつけたのです。
私はこうやって英語を勉強した
Japan Timesで英語を基礎から勉強しなおそう
それまでの私は英語の文法もしっかり出来ていると自負していましたが、主人から見たら私の英文法はあまりできていないとの辛口評価でした。
主人は元々海外経験があったので、私よりは断然英語は出来てTOEFLでも良い点数を持っていました。
そんな主人が私に提案してくれた英語の勉強法が
Japan Timesで一日一つ好きな記事を選んで翻訳する
というものでした。
翻訳したものは主人が毎日添削してくれました。
最初Japan Timesを読んでみて思ったことは、私が今まで勉強していたのはただの”教科書英語”だということでした。Japan Timesの記事を読んでいると、とにかく一つの文章が長い長い。
主人はまず、長い文章ではどれが主語と述語なのかを明確にするのが大事と教えてくれましたが、最初は長い文章から主語と述語がどれなのかを見つけるのにも苦労しました。主語は大抵一番前にあることが多いので分かるのですが、述語がなかなか見つからない。。。むしろ動詞は全部述語に見えるという。。。自分では自信のあった翻訳も最初のころはことごとく間違えていて、毎日衝撃と凹みの繰り返しでした。
それを数か月続けました。
その結果、長文を読むのもだいぶ早くなり、主語と述語を見つけるのも大抵間違わなくなりました。
この”Japan Times訓練”は後の私の英語勉強にとても役に立つことになります。仕事で忙しい中、私にこの勉強法を提案して毎日添削してくれた主人には感謝しかありません。
スピーキングは実践あるのみ
英語が読めてもしゃべれなければ意味がない!
毎日こつこつとJapan Timesを読み続けながら、私は主人の同僚からホームパーティーの招待を受けると出来るだけ行くようにしました。でも、正直最初の数年は本当に行きたくありませんでした。だって、おしゃべりな私がひとたび英語で話すようになるととてもスローになり、更に難しい話題になるとspeachlessになるんですもの。。。そして彼らは数時間、延々と英語で第二次世界大戦についてしゃべり続けるんですもの。。。
ホームパーティーのある週はずっと行きたくないなぁと憂鬱でしたし、前日なんかになると胃まで痛くなる始末。(特にホームパーティーは基本土曜日なので私の大好きな華金に胃痛を起こしていたという悲痛な過去)
それでも私は自分の英語を伸ばすべく、主人の同僚やボスに会いまくりました。誘いが来れば断らずに行き、そして西洋には招待されたら招待し返すという残酷なしきたりがあるので私も彼らを自宅に招待する。自宅でホームパーティーをするときは、胃痛に加え食事の準備もあり生きた心地がしませんでした。トホホ。。。
はじめは流暢な英語を話す彼らの前で自分のペラペラならぬペッラペラな英語をしゃべるのも恥ずかしくて嫌でした。それでも、その名も”ホームパーティー英語トレーニング”のおかげで少しずつ彼らの前で英語をしゃべることに抵抗が無くなり、最終的には
- 間違った文法でもええやん!
- 通じればええやん!
- 相手が私の言っていることを理解していなかったら、ゆっくりもう一度最初から話せばええやん!
とまで思えるようになったのです。
私はこの”ホームパーティー英語トレーニング”で、英語はもちろんのこと、人間的にも強くなったと思います。なんというか、今までは人前で自分の意見を言うのが恥ずかしかったり、YESとNOをはっきり言えなかったりしたのですが、気が付くとそれが出来るようになっていたのです。
フィリピン留学
そして私の英語学習歴史に大きく名を刻んでいるのがこのフィリピン留学です。2013年、私は当時まだ子供もいなかったので思い切って夏の2か月間、フィリピンのダバオというところにある英語学校への留学を決めました。この学校はTOEFL, TOIEC, などのテスト対策に特化した学校で私はTOEFLコースを選択しました。
フィリピン留学を決めた理由
それはずばり、
- 日常英会話だけでなくもっとアカデミックな英語を勉強したかった
- フィンランドの大学院に入りたかった(当時の入学資格のボーダーラインはTOEFL85点以上)
- 寒いフィンランドから抜け出して常夏の国へ行きたかった
です。
3番目の理由とかふざけすぎちゃうか?!
と思われた方もいるかもしれませんが、むしろこの3番目の理由が1番目にきてもいいほど正気でした。当時フィンランド生活4年目を迎えていた私は太陽と暑さに飢えていたのです。
フィリピンで刺激を受けた韓国人の学生たち
私が行った英語学校は当時韓国人が経営していたというのもあり、たくさんの韓国人の学生たちもいました。
私がとてもびっくりしたのが、小学生低学年の韓国人の子供たちも親(主に母親)同伴で数か月の英語学習のために来ていたことです。
私が会った韓国人親子は、お母さんも英会話のレッスンを取っていて親子で一生懸命英語を勉強していました。やはり韓国は小さい時から英語の勉強を本格的に始めるんだなぁという印象を受けました。
他にも兵役を終えて大学に復学する前に英語を勉強しに来た韓国人の男子学生や、大学を休学してフィリピンに英語を学びに来た韓国人の女子学生に出会ったのですが彼らはとても勉強熱心で私は彼らからとても良い刺激を受けました。
フィリピン留学後
結果的にフィンランドの大学院にはアプライもしませんでしたが、この2か月間の英語漬けの生活は私の英語人生の中で無くてははならない中身の濃ゆい経験となりました。
そして、最後に本日のメインであります、私が英語を勉強するのにいま見ているお勧めのYoutuberさんをご紹介したいと思います。
Hapa英会話
私が声を大にして皆さんにおすすめしたい、英語を勉強するのにとっても役に立つYoutuberさんは、
たぶんすでにご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。
これまで英語の勉強法をシェアしている色んなYoutuberさんたちの動画を見てきましたが、私が最後に辿り着いたのがこのHapa英会話のJUNさんの動画です。
一度もお会いしたことはありませんが、少なくとも週に3回は動画でJUNさんにお会いして勝手に親近感があるので以下、”JUNさん”と呼ばせていただきます!
まず、私がJUNさんの動画を皆さんにおすすめする理由をシェアさせて頂きます。
勝手に決めちゃうよ!JUNさんのチャンネルの良いところベスト3
①一つのレッスン動画の時間が短い
これは、毎日英語を勉強する人にとってはとてもありがたいことだと思います。
もちろん中には長い動画もありますが、英語のフレーズを紹介する動画は長いものでもだいたい10分くらいです。動画の時間が長くなるとどうしても途中で飽きてしまったり集中力が切れたりして最後まで見ないというケースがあると思います。でも、JUNさんのレッスン動画はどれも簡潔にわかりやすく整理されており、あっという間に動画が終わっているということが多々あります。
私は小さい子供が2人いるのでなかなか毎日英語学習に時間を割くことが出来ないのですが、JUNさんの動画なら、歯磨きをしながらとか、寝る前のストレッチをしながらとか、少しの空き時間に見ることが出来るのでとても助かっています。
②実際に自分が海外で使う・使いたいフレーズが溢れている
JUNさんの紹介してくださる英語のフレーズは、実際に自分が
”これ言いたかったけどなんて言うのかわからなかった!”
とか、
”なんとなくこういう感じの言い回しかな?と思うけど正確にはどう表現するのか分からなかった!”
など、かゆいところに手が届く感じのものがとても多い気がします。
JUNさんのレッスンで為になったものは数えきれないくらいあるのですが、今日はほんの少しだけご紹介させていただこうと思います。
- 「Do you know」の敬語は何か?
- バラエティー豊富な「How are you?」への返答フレーズ集
- 英語でやんわり否定したいときに使う「It’s not like」
これはほんの一部に過ぎないのですがこういったものを例文を使い、とても分かりやすく簡潔にまとめてくれています。
ちなみに、最初にあげた「Do you know」の敬語ですが、皆さんご存知ですか?
正解は、「Do you happen to know」です。
私はこのレッスン動画を見て、なるほどなーと目からうろこでした。
③色んなジャンルで使える英語のフレーズをシェアしてくれる
JUNさんは友人との会話で使えるフランクなフレーズから始まりビジネスで使えるかしこまったフレーズまで幅広くシェアしてくれるので、これもとっても為になります。
私は基本的に英語で話すのは外国人の友人が多いですが、時々主人のボスや仕事関係の人とも話をすることがあるので、そういう時に正しい表現を知って置くことはとても大事になってきます。相手に失礼のないような話し方をするのに必要な表現の仕方を私はJUNさんからたくさん教わった気がします。
JUNさんの動画は他にもアメリカの文化や、海外のレストランなどで注文するときのリアルな動画など実生活に関連する動画もたくさんアップされていて見ていてとても楽しく、学ぶところが多いです♪
まだYoutubeチャンネル、Hapa英会話はご覧になったことの無い方はぜひ一度見てみてください♪
外国人と英語を話すうえで大切なこと
知ったかぶりをしない
先ほど、”スピーキングは実践あるのみ!”と前記しましたが、外国人と英語で話す際に大事なことがあります。
それはずばり
聞き取れなかった単語・文章を分かったようなふりをしてそのまま流さない
ことです。
私が長年海外生活を送ってきて気づいたことは、英語を流暢に話す人もそうですが、特に英語を母国語として話す人は、誰でも英語が話せるという認識で話をしてきます。←オーマイガッ
別に悪気があるわけではなく、自分が自然に話す言葉なんだから誰でも話せるという気持ちでいるのです。
なのでもちろん、相手が「今何て言ったの?」とか「それは何?」と会話の途中で聞いてこない限りは、自分の話していることは全て相手に伝わっていると思っています。
しかし、ちゃんと聞き取れていなかったのに知ったかぶりをして分かったふりをしていると、会話が続く中で話の内容についていけなくなりますし、途中で何か意見を求められたときに答えられないといった”ボロ”が出てしまいます。
そういった時、話をしている人は
「こいつ、俺の話ちゃんと聞いてへんやんけ」
と思うわけなのです。そして、そうなると最悪の場合、悲しいかな”こいつとは友達になられへん!“とまで思われてしまうわけなのです。
これは外国語に限らず母国語で話をしていても同じことが言えると思います。
私の辛く恥ずかしい経験
私はまだ英語があまり話せなかったフィンランドに来て最初のころ、主人の同僚や上司の人と話をするとき、
会話を止めてしまってはならない!
英語が分からないということが恥ずかしい!
という気持ちで、聞き取れなくても
「Oh, I see」(ああ、そうですか)
「Aha aha」(うんうん)
と、知ったかぶりをしていました。「全部言っている内容わかってるで!」という相づちを打っていました。今思い返してみてもなんともお恥ずかしい(*_*;
そして、実際に私の意見を求められたときに何も答えられないという悲惨な現場に何度か出くわしたことがあります…。
そういうことを何度か経験し、「これではあかん!」と思い、それからは分からないところはきちんと聞くようにしました。話すのが速すぎて途中で「そこわからへん!」と聞くのも難しい人が時々いますが、しばらくして話が途切れたりしたときに透かさず
「Wait! What does it mean”〇〇”?」
(ちょい待ち!今の”~~”ってどういう意味や?!)
とか
「I didn’t get it. Could you say it again?」
(さっきの聞き取れへんかった。もう一度言ってくれるか?!)
と聞くのです。
外国人は聞かれることに何の不快も感じません。
聞かれたからと言って嫌な顔をする人を私は今まで一度も見たことがありません。
逆に、「ここが分からなかった!」と聞くと丁寧に説明してくれます。
分からないことは恥ずかしいことではない
英語が母国語で無いのだから、知らないことがあって当たり前なのです!
知らないことがあるから勉強するのだし、知らないことがあるから勉強しよう!というモチベーションが上がるのです。
- 英語を本当に伸ばしたい!
- この人と本当の友情関係を築きたい!
という気持ちがあるのであれば、分からない/聞き取れないことを恥ずかしく思わずに、「分からない!」と正直に言える勇気も大切だと思います(^^♪
最後に
私が英語を勉強するきっかけから今どのように英語を勉強しているか、そして英語を勉強するのにおすすめのYoutuberを紹介した記事でしたが、いかがだったでしょうか。
英語を本格的に勉強し始めてから10年ほどが経ちましたが、ここ数年はフィンランド語、そして今は育児に加えイタリア語の勉強もしないといけないのでなかなか英語だけを勉強することが難しい状況ですが、違う語学が出来るということはそれだけコミュニケーションの幅が広がりそれが更に広い視野にも繋がると思います。
23歳でペッラペラな英語から始まった私が今は翻訳の仕事までするほどになれました。
私の経験が少しでも皆さんの役に立てば幸いです♪
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韓国人ネイティブの先生が添削済みの使えるフレーズ満載です!
ぜひ読んでみてくださいね(^^)
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日本語、韓国語、英語のフリーランスの翻訳家として活動しています。
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