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イタリアの医療|実体験からわかった特徴を場面別にご紹介

海外の医療ってどうなっているの?

日本と違うところって何?!

 

など、海外の医療について興味のある方にお勧めの記事です。

 

海外での医療、これから海外旅行に行く方やこれから海外移住を考えている人にとったらとても気になるところですよね!

今回の記事では、私の実際のイタリアでの医療経験をふまえながら、イタリアの医療のことを皆さんにシェアしていこうと思います。

 

さて突然ですが、

皆さん、イタリアの医療と聞くとどういうイメージでしょうか?

北欧などの国は社会福祉が整っていて医療の制度も素晴らしいと聞くけれども、イタリアの医療となるとあまりピンとくるものがないのではないでしょうか?

でも、実はイタリアの医療は意外とすごいんです←失礼

主要統計(OECD)によると、イタリアの医療システムは過去に世界保健機関のランキングで1位のフランスに続き世界で2位という素晴らしい実績を残しています。

 

イタリアの保険証

イタリアの医療サービスは国営とプライベートの2種類があります。

プライベートはもちろん有料ですが、国営のサービスは全て無料です。

ただ、国営のサービスは待ち時間が長かったり予算も限られているため、お金はかかりますが国営サービスよりは質も良く、待ち時間も少ないプライベートの医療サービスを利用する人もいます。

イタリアの保険証はイタリア人じゃなくても、

  • イタリアの滞在許可証=ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ(permesso di soggiorno)
  • 滞在許可書を申請中であるという証明書

のいずれかがあれば国民保健サービス(Servizio Sanitario Nazionale、通称SSN)を申請し、受けることができます。

国民保健サービスを受ける資格がある人には国からTESSERA SANITARIAという保険証が発行され、家に届きます。

私は次女を日本で出産してから生後3か月でイタリアに戻ってきたのですが、イタリアは移民も多いので滞在許可書が下りるのに通常数か月は優にかかり、娘の保険証がいつ出来るか心配でした。

でも、滞在許可書が無くても、滞在許可書を申請中であるという証明書を出してくれたのでそのお陰で1週間くらいで自宅に保険証が届きました。

これは本当に助かりました!

これからイタリアへ移住を考えている方、保険証はとても大切なので滞在許可書を申請したらすぐに申請することをお勧めします。

保険証はそれぞれの地域のASL (Azienda Sanitaria Locale)という機関の窓口にて申請します。

 

イタリアでの医療の受け方(プライオリティ順)

①救急車を呼ぶ

これは日本でもそうですが、一番急を要するときの手段はイタリアも同じです。

一刻も早く医者に診てもらいたいときは迷わず救急車を呼びます。

救急車を呼ぶくらい急を要するときは、保険証は必要ありません。

海外旅行に行かれる際は皆さん海外保険に入ってこられると思いますが、イタリアではイタリア人だけではなく、外国人旅行者の救急外来の医療費は無料です。

これは、イタリアのように旅行産業によって経済が支えられている国では、来訪する外国人者の安全を保障することが義務である”との考えからこのような仕組みになっているようです。

”118”がイタリアで救急車を呼ぶときの番号になります。

 

私の実体験・その1

2017年に次女を日本で出産してからイタリアに帰ってきて4か月が過ぎた位の時のこと。発熱し、39度台の熱が3日続いたことがありました。

ホームドクターに連絡して(※ホームドクターについては後程詳しく説明します)、授乳しながらでも飲める解熱剤を服用していましたが、一時的に熱は下がってもまたぶり返すの繰り返し。

発熱してから4日目の早朝、ついに熱が40度を超えたため夫が118に電話をして救急車を呼びました。

まだイタリア語をうまく話せない夫が、電話を取った人に英語を話せるかどうか聞いたところ、トランスレーションのサービスがあると教えてくれて、英語が出来る担当の人に電話を回してくれるとのこと。

イタリアにはそんなすばらしいサービスがあるんだ!

と、高熱で意識が朦朧としている中、感激していたのもつかの間。

なかなかその英語が話せるオペレーターに繫がらない・・・。3分くらい待っても何も音沙汰がなかったので夫は一度電話を切ってもう一度118に掛けなおす。

するとさっきの交換手の人が出てきて、「あ、繋がらへんかった?」と全く悪びれる様子もなく言う。

イタリア生活も3年目。こんなことくらいでは驚かないし、むしろ一発で繋がろうもんならそれはもう奇跡!

気を取り直してもう一度英語の話せる担当者に繋いでもらうことに。今度は繋がった。2度目で繋がるなんて奇跡に近い!(笑)

夫が私の症状を説明し、家の住所を伝え来てもらうことに。

救急車が自宅に来るまでに20分ほどかかりましたが、無事に救急車に乗り病院へ行くことが出来ました。

救急車を呼んだ時間は朝の6時。

まだ3歳の次女も当時6か月の娘も眠っていて夫は私と一緒に付き添えなかったため、マンションの下の階に住んでいるマンションのオーナーのご両親の家を訪ね、私と一緒に救急車に乗ってくれないか頼みに行きました。

幸い、お母さまが私について来てくれることになり、イタリアで初めての救急車でしたがとても心強かったです。

病院に着いて10分くらいして担当のドクターが来てくれました。

一緒に付き添いで来てくれたマンションのオーナーのお母さまは英語が出来ず、そしてまた私も自分の症状を説明するだけのイタリア語能力は備えていませんでしたので、まず医者に英語が出来るかどうかを聞きました。幸い、少しは話せるとのこと。

数日前から高熱が出てなかなか下がらないこと、頭痛と吐き気、腹痛があるなど、全ての症状と服用している薬の名前を伝えました。

イタリアでは英語をしゃべる人が少ないですが(特に私の住んでいる小さな町は特に英語が通じまへん。悲しい!!)、

大抵のお医者さんは最低限の英語を喋れます。

 

それからが本当に長かった・・・

 

救急病院では当然ですが、患者の状況によって優先順位が決められます。

私は高熱はありましたがその時は薬の力で熱も少し下がっていたので優先順位は低いとの判断を受けました。

検査ごとに長い待ち時間がありましたが、

  • 血液検査
  • 内臓のレントゲン
  • 胸の検査
  • 子宮内の検査
  • 子宮頸がんの検査

などのあらゆる検査をしてくれました。

胸の検査と子宮の検査に関しては、当時私は次女を出産してまだ半年しか経っていなかったので、乳腺の詰まりから来る発熱なのかもしくは子宮の異常からくる発熱なのかなど詳しく診てくれました。

子宮頸がんの検査まですると言われた時は正直驚きましたが、検査結果もその場ですぐに出て更に驚かされました。

私の場合、救急の患者だったのでこれらの検査の費用は一切かかりませんでした。

普通だったらお金を払ってする婦人科系の検査も全て無料でしてくれたのでこれは本当にありがたかったです。

全ての検査の結果、これという原因は分からず、疲れから来る感染症だろうという診断を受けました。

抗生物質と解熱剤の処方箋をもらい、数日安静するようにと言われ帰宅しました。

産後だったということもあり、高熱の原因が何なのか色々と不安だった中、診断結果は”疲れから来る感染症”でしたが、婦人科系の検査を受けることが出来たのは正直とてもうれしかったしラッキーだったと思います。

私は正直イタリアの医療には元々あまり期待はしていなかったのですが(冒頭でイタリアの医療は意外とすごいと言うていますが・・・苦笑)、この救急車で運ばれたときの病院の対応は想像していた以上にしっかりしていて、少しイタリアを見直しました(笑)。

待ち時間は本当に長く(朝の6時に救急車を呼び、帰宅するまでの所要時間約6時間)、私の存在忘れられているんじゃないかしら。

と何度も本気で思いましたが、外国人の私にも手厚く色々な検査をしてくれたイタリアの医療にはこの時こころから感謝しました。

 

②救急病院に行く

救急車を呼ぶほどではないが、ホームドクターに会って(※ホームドクターは下記に説明が出てきます)話をして、診断書をもらってそれから専門医に診てもらうなんていう長い手順は踏んでいられない状況の時に使うのがこの救急病院に行くという手段になります。

【持って行くもの】
①海外からの旅行者の場合

身分証明書・日本で入ってきた海外保険の資料

②イタリア在住者

身分証明書・イタリアの保険証

 

私の実体験・その2

私は今月のイタリア国内家族旅行中に初めてイタリアの救急病院でお世話になりました。寄りによって旅行中に。。。まだ子供が小さいので文句は言われませんでしたが、子供が小学生くらいになっていたら絶対にディスられていたこと間違いなしです。。。)

旅行前から左耳が痛かったのですが、私の場合耳掃除をした後は結構しょっちゅう耳が痛くなり(←耳の掃除の仕方に問題あり)、それでもいつもは2日程度で収まるのでその時もあまり気にせずに旅行先へ向かいました。

しかし、無事に旅行先へ着いたくらいのときにどんどん耳の痛みが悪化し、耳から膿みたいなものも出始め、

これはいつもと違う!このまま放置しておけば大変なことになる!

と思い、まず旅行中の色んなスケジュールのキャンセル作業に入りました(トホホ・・)。

旅行先までは車で3時間かけて来ていたので、娘たちも疲れておりその日は救急病院へ行けませんでしたが、翌日の早朝に救急病院へ行きました。

救急病院なのでもちろん予約などは出来ず、救急外来の窓口で来院した人の順で受け付けをしていくという形でした。

でも、やはりここでも患者さんの症状次第で優先順位が決まる感じでした。私より後に来た、頭から血を流していたおじさまは名前も何も聞かれずにそのまま中のほうへ通されていました。

窓口ではパスポートを持っているか聞かれましたが、私がイタリア在住であることを伝えるとパスポートの他にイタリアの保険証の提示も求められました。

私が行った救急病院は観光地だったということもあり、スタッフもドクターもみんな英語を流暢に話せたのでとても助かりました。

救急病院で診察を受ける場合ですが、救急病院ということで、手厚い治療を受けるというよりも、ドクターが症状を見て患者に必要な薬の処方箋を出してそれで終わりというとてもシンプルな流れでした。

診察料はかからないし、救急だからこんなもんなのかなという感じでした。

私は予想していた通り、耳の感染症(=外耳炎)ということで、1週間分の抗生物質と耳に直接さす薬の処方箋をもらいました。

近くの薬局に行って薬を購入しましたが薬代はもちろん自己負担です。

 

③ホームドクターに会い、症状を説明し薬をもらうor専門医を紹介してもらう

イタリアは家庭医制度なので、イタリア国民もしくはイタリアの滞在許可書を持っている外国人には一人ずつホームドクターが付きます。

”自分の担当医”といった感じです。

ホームドクターは基本的に、すでに上記しました保険証を申請するASLという機関が、住んでいる地域の近くのドクターから決めて割り当ててくれますが、自分のホームドクターが気に食わないときは変更もできます。

私の場合は、友人に英語の喋れるドクターを紹介してもらい、その先生に空きがあるということだったのでASLに行って変えてもらいました。

初めてホームドクターを変えてもらう時は少し申し訳なさも感じましたが、

直接先生に「あなた、嫌です。他のドクターに変えてください」という訳ではなく、ただASLでドクターの名前を言って変更してもらうだけだったのでとても気楽でした。

私は元々健康で、日本でもあまり病院にお世話になったことは無いのですがイタリアに来て、

  1. 次女を妊娠したとき
  2. 外耳炎にかかったとき

この2つの理由でこのホームドクターに会いました。

私の実体験・その3~次女を妊娠したとき~

イタリアではまず妊娠が分かったら産婦人科に行って、妊娠中に受けなければならない検査内容が書いてある書類をもらいます。

そして、その書類を持ってホームドクターのところへ行きます。

ホームドクターのところで、妊娠中に受けるべき検査の用紙(リチェッタ)をもらい、それを持って検査所に行くという流れです。

イタリアで妊娠した時の流れ
  1. 産婦人科に行く
  2. ホームドクターに会い、検査のためのリチェッタをもらう
  3. 検査所へ行く+産婦人科で定期健診を受ける

 

妊娠中は基本的に産婦人科でエコーの健診をしたり、検査所で血液や尿の検査をするのでホームドクターに会うのは妊娠初期だけですが、ホームドクターが出すリチェッタが無ければ検査が受けられないので要注意です。

私の実体験・その4~外耳炎にかかったとき~

記事の前半にも書きましたが、以前旅行中に耳の痛みが悪化し、現地の救急病院に行って抗生物質と耳薬をもらい様子を見たのですが良くならず、ホームドクターのところへ行きました。

ホームドクターはその名の通り医者なのですが、ホームドクターの仕事は、基本的に患者の現状(症状)を把握し、今後どのような治療が必要なのかを話し合うだけのところなのでホームドクターのところには治療をする道具や施設などは全くありません。

風邪などの重病ではない場合はホームドクターが判断して必要な薬の処方箋を出してくれます。イタリアでは必ず薬局(Farmacia)に処方箋を持って行き薬を購入します。

薬だけでは治すのが難しい場合、ホームドクターが専門医を紹介してくれます。

専門医の予約も、ホームドクターに書いてもらった紹介状を持って行きFarmaciaで予約をしてもらうのが一般的です。

症状によって、急ぎかそうでないかをホームドクターが判断するのですが、”急ぎ”の判定をもらうと当日か遅くとも翌日に空いているドクターを予約してくれます。

私の場合は専門医に診てもらう必要があったので、ホームドクターに紹介状を書いてもらいFarmaciaで予約をしました。

ホームドクターはただ紹介状を書いてくれるだけで、どの専門医にするかということまでは決められません。Farmaciaに行き、その時の空き状況で、同じ分野の専門医でもどの専門医になるかが決まります。

ちなみにホームドクターに診てもらうのは無料ですが、専門医に診てもらう際は30ユーロほど実費で払わなければなりません。

公共の医療は全て無料だと認識していた私にとってこれは大きな誤算でした(*_*;

診察料は、Farmaciaで専門医を予約する際に払う場合もありますが、直接病院で専門医に診てもらう際に支払うこともあります。Farmaciaで専門医を予約する時に支払いについては教えてくれます。

私は結局2回専門医に診てもらうことになり(二人とも違う医師)、その度に耳の洗浄をしてもらい抗生物質をもらいましたが、悲しいかなそれでも全く良くなりませんでした。。。

専門医にしてもらったのは結局耳の洗浄と抗生物質の処方のみで、実質治療にかかった時間は10分ほど。

それを2回して60ユーロ以上払ったのに何も良い結果が得られなかったのは正直とてもがっかりしたし、やはりイタリアめ。。。と思ってしまいました。

とうとう1か月経っても私の耳は良くならなかったので、友人に紹介してもらい結局プライベートのドクターに診てもらいました。

プライベートのドクターは診てもらうだけで約100ユーロかかるので大出費ですが、公立の病院での1か月に渡る治療の成果がなんとも空しいものだったのと、どんどん悪化していく耳の状態に焦りを覚え、プライベートのドクターに診てもらうことを決意しました。

診てもらった結果、予想はしていましたがやはり「あなたの耳、とても悪い状態ね~」と言われました。

はぁ。。。私の60ユーロ。。。

最初からこちらへ来ておけば良かったと思っても時すでに遅し。

一から治療のやり直しです。膨大な量の塗り薬や飲み薬に加え、外耳炎が鼻にも影響していて炎症を起こしているということで鼻の洗浄液や薬ももらいました。

お薬代だけでトータル約100ユーロなり~。←笑えない

フィンランドからイタリアに移住してきた時に、フィンランドで出会ったイタリア人の友達が、「イタリアの医療はすごいんだ!!」と誇らしげに吹聴していたのでとても期待して来たのですが、数年住んでみるうちに日常で出会うイタリア人の感じやイタリア人のやり方を見てきて、その期待は自然と少しずつ薄れて来ていたのは確かでした。しかしここまでひどかったとは。。。イタリアめ!!(2回目)笑

でもこれは、日本と同様海外でも、良い医者に巡り合うということ自体が難しいことなのかもしれません。

専門医を紹介してもらうまでの流れ
  1. ホームドクターに会いに行く
  2. ホームドクターに専門医の紹介状を書いてもらう
  3. 薬局(Farmacia)へ行って専門医に会う日程の予約をしてもらう
  4. 専門医に会いに行く
 

イタリアの小児科

私は二人の子供の母親なので、海外で生活するにあたり、小児科のシステムはとても重要です。

イタリアの小児科も、上記したホームドクターと同様、子供一人ひとりにつき担当のドクターが一人付きます。

予防接種

予防接種は基本的に日本と同じですが、日本では四種混合なのがイタリアでは六種混合であったり、接種方法が少し変わってきます。

ただ、BCGと日本脳炎はありません。

BCGは結核を予防するワクチンですが、これは以前に住んでいたフィンランドでもありませんでした。ヨーロッパの国では実施していない国も多いみたいです。

日本では基本的に生後5か月から8か月の間に受けることになっています。

私の長女はちょうど2歳になった時に日本へ一時帰国したのですが、その時に日本の小児科へ行って確認してみたのですが、やはり受けたほうが良いとのことでした。

BCGは生後5か月から8か月の間に受けるのが効果的に一番みたいですが、2歳を過ぎてから受けても効果がないわけではないみたいです。

決められた期間以外の接種ということで8,000円の出費でしたが、娘を担当してくれた小児科医の先生によると、最近は日本でもまた結核が増えているということだったので、受けられて良かったと思います。

定期健診

イタリアの子供の定期健診は、一応時期は決まっているみたいですが基本的にホームドクターと話し合って次の健診をいつするかを決めます。

私の次女はもうすぐ11か月になりますが、この時期だと2か月に1回の健診で健診の内容は、特に体に何も問題が無ければ

  1. 体重身長の測定
  2. 動作(目、足、体全体)の確認
  3. 離乳食の指導

くらいです。

長女と次女のホームドクターは、

「あなたたちは日本人だからイタリア人と体格もきっと違うと思うの。

だから、身長と体重は自分で日本のデータを調べて何も問題が無いかチェックしてね~」

となんともおおらかな先生です。

幸い長女も次女も、今のところイタリアで体調不良のためホームドクターにかかったことはありません。

良い意味でも悪い意味でも何事も適当なイタリアなので、このままずっと娘たちには健康体でいてほしいと、親としては願うばかりです。

 

最後に

国が違えば医療も変わってきます。

私は日本、フィンランド、イタリアの医療を経験してきましたが、思うことはどこの国の医療も一長一短だなということです。

これから海外に行かれる方は、ぜひ事前にその国の医療制度や医療システムを調べておいて、何かあった時にスムーズに対応できるようにすることをお勧めします。

 

日本語、韓国語、英語のフリーランスの翻訳家として活動しています。
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ABOUT ME
みっこ
〇フィンランドで海外赴任中の今の夫との結婚を機に2010年にフィンランドへ移住 〇夫の仕事の移動で約7年間を過ごしたフィンランドを離れ2016年からイタリアはジェノバへ移住し現在に至る 〇三児(2015年・2017年・2019年生まれ)の母 〇育児に奮闘しながらフリーランスの翻訳家(韓国語・日本語・英語)としても活動中 〇ブログもやっております!ワーキングママの欧州生活
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