タイトルを見て「本当に中学生で英検準2級に合格できるのかな?」と興味を持ってこのページを訪れてくださった方も多いかと思います。
もちろん十分な勉強時間の確保と相応の努力は必要ですが、私は小学生でも中学生でも独学での英検準2級合格は可能だと考えています。
私自身も中学生の頃合格し、高校受験の時は資格欄にそれを書けたのがとてもうれしかったです。
そこで今回は、中学生で英検準2級に合格するための勉強法について、私なりに考えたポイントをいくつかお伝えさせていただきたいと思います。
この記事はかなり長いです。
①読む時間がな~い!って人は、、、
とりあえず1つだけ何をすればいいの?と急いでいる方は以下がオススメです。
スタディサプリで「中学総復習講座」→「高1ベーシックレベル英語」を受講しましょう。それから過去問かこの記事でオススメしている長文教材を使いましょう。
英語が苦手で基礎から復習したい人は、
中学生は
②時間がある人は、、、
とても長い記事なのでブックマークしておいて、まずは目次から気になるところを読んで、残りは後日また読み返してみてください。
では、前置きはこれくらいにし本題に入っていきましょう。
▼もくじ
英検3級の習熟度を上げる
英検準2級は、学校教育でいうと高校2年生の半ばくらいまでに学ぶ内容で構成されています。
つまり、中学生にとっては見たことも聞いたこともない文法や単語が大量に出題されるということです。
「覚えることがたくさん!」と焦ってしまいがちですが、まずは今ある知識をブラッシュアップすることのほうが先決です。
これから英検準2級を受けようという中学生のみなさん、
また、合格しているみなさんは、何点で合格したか覚えていますか?
英検準2級に受かりたければ、英検3級の内容で間違うわけにはいきません。
高校レベルの新しい知識を問う問題に答えられなくても、すでに知っている3級の内容を完璧に押さえることで合格点に限りなく近づくことができます。
具体的には、3級レベルの問題では80~90%くらいの正答率を目指したいところですね。
既に合格した試験の問題を見直すのは不思議な感じがするかもしれませんが、3級の試験本番ではなにを間違えたのかチェックして、できれば当時使っていた3級のテキストで復習しておくようにしましょう。
点数制度の変更
ちなみに、2016年度から2点変更があります。
- 2016年度から、CSEスコアという得点制度が導入され合格点は固定
- また、2017年度から準2級と3級にライティングが導入されます。
①合格基準スコア(英検CSEスコア)
〇1次試験(筆記)
Reading / Listening / Writingの3つ
各600点の1800満点で、計1322点が最低合格点
〇2次試験(面接)
Speaking 406点が最低合格点
注意しないといけないのは、
リーディングとリスニングで満点を取っても合格最低点に行きません。
つまり、ライティングは必ず対策しないといけないということです。
英検3級にまだ合格していない人、復習したい人はこちらを参考にしてみてください。
単語・熟語は寝る前の暗記がねらい目♪
英検準2級は、教育や科学などの専門分野から長文読解が出題されることもあり、覚えるべき単語の数が大きく増加します。
単語を知っているか知らないかだけで得点差が開いてしまうのはあまりにもったいないので、面倒くさがらずに暗記に注力しましょう!
覚え方についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
また、覚えるタイミングは寝る前がベスト。
人の記憶は眠っている間に整理されるのだそうで、寝る前に覚えたことは朝になってもスッキリ思い出せることが多いです(私の経験則なので、個人差はあると思いますが・・・)。
「寝る前は暗記系を片付ける!」と習慣づけてしまえば、受験前に他の科目の勉強をする際にも自然とそれができるので一石二鳥ですよ。
参考書は数冊あれば十分!
書店に行くと、英検対策の参考書がたくさん並んでいます。
イラスト付きで読みやすそうなものや、1ページあたりの文章量が少なくて見やすいもの、「これさえやれば大丈夫!」といったポイントを絞ってあるものなど、たくさんの種類がありますね。
英語の勉強に限らないお話ですが、どれか一つ参考書を買って使ってみても、すぐ別の参考書が魅力的に見え始めてしまい何冊も買ってしまう、、、という方がいらっしゃいます。
これは、学習の効率が下がり、合格からどんどん遠のいてしまう一番危険な傾向です。
英検準2級の内容を総合的に押さえてある参考書は1冊あればそれで十分ですから、お金の無駄遣いをしないようにしましょう。
今はインターネットで実際に参考書を使った方のレビューを見ることができるようになっていますし、一般的に高評価な参考書であれば内容に大差はありません。
背表紙が擦り切れるまで1冊を使い切るつもりで頑張りましょう♪
最後の一か月は制限時間を意識して!
英検準2級の受験者の声で一番多いのが、「時間が足りなかった!」という声です。
暗記や文法の理解に一生懸命になっていると、一問解くのに何分かかっているかを意識しにくくなります。
勉強期間の最後の一か月は、ストップウォッチを活用しながら制限時間を意識して解く訓練をしておきましょう。なお、一般的な時間配分の目安は以下の通りです。
- 第一問:短文の空所補充問題 ~15分
- 第二問:会話文の空所補充問題~ 7分 ┐ ※第二・三問を15分で解くイメージ
- 第三問:語句の並べ替え問題 ~ 8分 ┘
- 第四問:長文の空所補充問題 ~10分
- 第五問:長文読解問題 ~20分
- 見直し・リスニング問題見る ~ 5分
最後の5分は、ケアレスミスが無いか確認すると共に、次のページのリスニングの解答選択肢に軽く目を通しておくとスムーズです。
5分では足りないと思いますので、得意な大問はできるだけ時間短縮を図りましょう!
面接の練習は友人や家族の力を借りて♪
英検3級の面接試験では、面接官もゆっくりと発音してくれますし、問題文も簡単ですので「拍子抜けした!」という方が多かったかもしれません。
ところが準2級からは、面接のレベルも一気に上がります。
ネイティブの英語を聞き取る練習は、リスニングの勉強でも行っていくので良いのですが、自分の考えをその場でまとめて英語で話そうとすると難易度が高く感じるはずです。
そこで、家族や友人に手伝ってもらって面接の練習をしておくようにしましょう!
面接の内容や想定される質問はインターネットに載っていますのでそれを参考にします。
受験者の方は何を聞かれるかわからない状態で練習に臨み、本番同様に英語で考えをまとめる練習をします。
「友人にも家族にも、英語が話せる人がいない・・・」という方も大丈夫です。
素早く英語で切り返す練習がしたいだけなので、面接官役の方はカタカナ英語でも問題ありませんし、最悪の場合日本語で質問されたことに英語で答える練習をするのでも十分リハーサルになります。
また、本番緊張して質問が聞き取れず困ってしまった時も、焦る必要はありません。
“I beg your pardon.(もう一度よろしいでしょうか?)”
と落ち着いて切り返して、しっかり質問内容を理解してから答えるようにします。
沈黙して固まるのが一番問題ですので、「困ったときは”I beg your pardon.”!!」と覚えておきましょう。
英検3級の徹底復習+語彙力アップで英検準2級合格を目指す♡
英検準2級は、高校レベルの内容が問われるため中学生にはハードルが高く感じるかもしれません。
しかし、土台となるのは英検3級の知識であり、単語を見て意味が分かるようにさえなっていれば、答えを推測するのはそう難しくありません。
ここまでで述べてまいりました、
- 英検3級の徹底復習
- 語彙力アップ
- 1冊の参考書をとことんやりこむ
- 時間配分と面接のリハーサル
の4つをしっかりと押さえて、自信を持って試験に臨みましょう!
大問1 語彙対策
ここからは、英語勉強法.jpが、具体的な勉強法やテクニック、参考書・問題集などをひとつひとつわかりやすく解説していきます。
英検準2級の大問1は語彙問題です。
大問1対策用 おススメ参考書・問題集
大問1最近は難化傾向と言われていますが、でる順パス単英検準2級をやっておけば十分でしょう。
覚え方については先程と同じ、こちらの記事を参考にしてみてください。
時間のある人はでる度Cまでキッチリやっておくと英検2級を受ける時に基礎が盤石になっているので、とても役に立つでしょう。
時間のない人は、でる度Bまでやっておくと良いでしょう。
Bまでで頻出の単語はだいた抑えることができるので、とりあえず合格だけはすることが可能なレベルになります。
大問1のテクニック
試験の最中に答えに迷ったら、でる順パス単で覚えた単語を選んでおく
というテクニックです。
でる順で見たことあるけど意味は忘れちゃったなぁ、でも、他の単語は見たこともないぞ・・・という場合は、「えいやーーー!!」と優先してその「でる順で」見たことのある答えを選ぶようにしましょう。
というのも、出る順パスたんは過去問ベースで本を作っているので、過去問で出てきた単語ばかりを掲載しています。
つまり、答えになりやすい単語しか載せていません。
パス単で見たことのない単語を選ぶよりも、パス単で見たことのある単語を選んだ方が正答率が上がります。
迷ったら、出る順パス単で見たことのある単語を選ぶが吉です。
大問2 会話文対策
大問2は会話問題です。
このパートは、特に対策は不要でしょう。
というのもリスニングにも同じような形式の問題が出ますので、リスニング時にこういった会話形式に慣れることが可能です。
おそらく、①語彙対策とは別に、皆さん②長文対策をするかと思いますが、③会話文対策はあえてする不要はありません。
対策をしなくても不安に思う必要はありません。まずは大問1の語彙対策と大問3以降の長文対策を優先させましょう。
どうしても不安な人は、リスニング対策が終えてから、この大問2に戻ってきて問題を解いてみて、正答率を確かめてみましょう。
大問3・4 長文読解対策
大問3と4からは、いろんな形式の長文が出ます。少し固い科学技術の内容だったり、Eメールの長文読解だったり、幅広い分野の英文が主体となってきます。
語彙のレベルは、大問1より簡単です。
正確に素早く読むことができれば、回答の根拠を探す事は難しくありません。
しかし、いつもある程度の大意だけを把握するような読み方、つまり「ざっくり読んでいるような読み方」では正答率が安定しません。
では、どうすればいいのか。
文法書の例文を活用する
文法をしっかりと理解し、文の構造を正確に取れるようになりましょう。
いわゆる、英文解釈と言うやつです。
英文解釈と聞くと非常に難しいように思えますが、文法を応用しただけなので、実は文法理解ができてしまえば、大した難しくはありません。
ですので、基礎力としては、まずは文法書の例文を正確に訳すことができることが目標となります。
おススメ参考書は後ほど解説がありますよ。
大問5 英作文対策の基礎
あとで詳しく書きますが、ライティングの対策もこの例文を日本語に訳すことができるようになった後に、日本語から英語に直す訓練をしてしまえば、英語を書くとことに慣れることができます。
後は、ライティングの形式になれれば良いだけになります。
つまり、文法の勉強の際にライティングの基礎も鍛えることが可能です。
単語もやって長文読解もやって英作文もやってリスニングもやらないと・・・となると、他の科目もある小学校・中学校・高校生には非常に酷な試験となってしまいます。
そういうことがないように、効率よく勉強することが最短での合格の鍵となっています。
リーディング対策用おススメ参考書・問題集
英文法
大岩のいちばんはじめの英文法
この本はとにかくわかりやすいです。この本に書いてある程度の文法が理解できれば、ある程度正確に読めることは可能です。
英文法が苦手な人にはピッタリの参考書です。
もし英文法がそこそこ得意で、時間がある方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
長文読解のおススメ参考書・問題集
全レベル別問題集 英語長文①
この本はとにかく解説が詳しいです。何となく読んでいる人は、この本で一文一文正確に読めているのか、確認しながら読んでみてください。
CD付きなので、リスニング対策も兼ねることが可能です。至れり尽くせりの内容となっています。
注意!!CDを必ず使うこと。
リスニングと長文を別々に対策するのは、めぇぇぇぇっちゃ非効率です。
リスニング対策については、後ほど解説するので、知りたい人11番にジャンプしてくださいね。
スピード英語長文②
先程の、「全レベル別問題集」同様、解説がとても詳しいです。また、リピーティングという訓練ができるので、リスニング対策もこの本でほぼ終えることが可能です。
文法学習はスタディサプリを併用するのがベスト
私は多くの塾と予備校は2つ勤め、その後に2つの塾(1つは売却、1つは現在も経営している経営した経験があるのですが、
その経験からも断然オススメできるのが
最初はですね、
疑心暗鬼というか
「どうせ大した授業じゃないんだろう」
とか
「また変なサービス作っちゃって・・・」
とか思っていたのですが、
今は超活用しています(^^;)・・・笑
え、なんでみんな使わないの!!???
というレベルです。
- たったの月額980円で全科目の動画を見ることができる
- テキストも無料でダウンロード
- とにかく安くてコスパが良い
- しかも、授業はかなりわかりやすい
英語の大半は日本一授業が分かりやすいと言われている関正生先生が授業をしています。
文法は、この記事で紹介しているUltiamteを読んで理解しつつ補助としてもメインでも使えます。
実際、私の塾では宿題として以下を課しています。
スタディサプリの活用法
- Ultimateで理解→スタディサプリで問題演習→解説授業動画を見る
Ultimateを読んだ後だから、ある程度は解けるはず。
間違えた項目の理解を動画で補強できる
- 文法事項の復習として解説授業を見る
→例えば、学校や塾で仮定法を習ったらスタディサプリを見て理解を深める・定着させる
塾経営をしている私が毎日のように生徒にも保護者にも勧めています。
スタディサプリを塾や家庭教師と併用したほうが効率的です。
以下のリンクから無料で2週間も体験できます。
英語を得意にしたい人・悩んでいる人はぜひ試してみてください!
ちなみに、私は医学部受験生を教えることが多くて、英語の長文で生物の内容が出てくるんですよ。
その下知識を得るためと、生物も教えてみたいなと思って、
なので、主婦の方や社会人の勉強し直しにも使えると思います!!
中学受験や高校受験用には、
大問5 英作文 / ライティング対策
ライティングの基礎は、先ほど申し上げた通り、まずは簡単な文章を書く基礎力が必要です。
突然英語を書けと言われても、かける人は少ないでしょう。
自分の言いたいことを英語で表現するためには、そもそも簡単な文章をかける必要があります。
その基礎力をベースにして、ある程度決まったパターンでの回答を書いてしまえば、割と簡単に合格点は取れてしまいます。
また採点している人は、フィリピン人の英語講師が多いと言われています(特にレアジョブの講師)。
つまり、ネイティブが採点してるわけではないので、厳密に文法的に必ず正しい文章を書く必要はありません。
もちろん、「文法を気にしなくていい」というわけではありませんよ。
しっかりと英文法は勉強しましょう。しかし、文法に超こだわる必要はないと言うことです。そこそこでよい。
TOEIC Writing試験やTOEFL, IELTSなどは、文法をそーーーーとーーーー気にしないと行けませんが、英検では、そこまで気にし過ぎる必要はありません。
どういう問題が出題される?
基礎力がある前提で対策を考えてみましょう。
2017年の試験では、問題はある質問に対して、
①自分の意見
②その理由を2つ書く
というのが基本的な試験内容となっています。
語数の目安は50~60語です。
具体的には、例えば、
「子供がスポーツをするのは大切だと思いますか。」
という問題が出ています。
こういった問題は、解答のパターンがあると思ってください。
解答例
具体的な答え方は以下です。
【解答例】
①意見:私は、子供がスポーツをする事は、とても大切だと思います。
②理由2つ:それには2つの理由があります。
1つは、運動不足を解消することができるからです。
もう1つは、スポーツを通して、何かをやり遂げると言うことを体験することができるからです。
これが模範解答例ですが、はっきり言って全然面白くも何もありませんね。
しかし、文法的に間違いがなければ0点にすることは絶対にできません。
また問題で求められている通り、①自分の意見と②理由を2つしっかりと述べています。
大半の方にとっては、英検は合格できればいいわけですから、かっこいい答えを答えてやろうなんて言う必要はないんですね。
あくまでも、自分の英語力の書ける範囲の英語で、求められていることが書ければ合格点は取れるということです。
ですので、さっきの例のように、まずは自分の意見を言う。
例えば、
日本語解答例テンプレ
「私は〇〇だと思う。理由は2つあります。
1つは△△で、もう一つの理由は××です。」
このように答える答えことができれば、平均点は確保することができるでしょう。
英語解答例テンプレ
I think that ~~~. (There are two reasons for it.) One reason is that ~~~. The other reason is that ~~~.
リスニング対策
まず、1文1文キッチリと詳しく読んでいき、語彙も知らないものをなくしましょう。
その文章がある程度スラスラ正確に読めるようになったら、CDを使って訓練しましょう。
上田式シャドーイング
まずは、この動画を見てみてください(注意:最初、音が大きいので下げておいてください)。
同時通訳の人はこんな風に訓練されています。
リスニングのコツ
箇条書きにしてみます。
- 語彙、文構造が完璧にわかるものを使う
- リーディング用の教材でも十分に伸びる
- 光速で音読できるまで1つを繰り返す
- 1ページとか2ページ全ての英文を繰り返すのではなく、コマ切れにする(70-120語くらいがオススメ)
- 語彙はできるだけ簡単なものを使う
注意:シャドーイングを最初からしてはいけません!
いや、実はですね、
シャドーイングって、超難しいんですよ。
なので、「最初からシャドーイングしてやるぜ!」ってのは避けましょう。
そうではなく、先程も書いたように、完全に理解している英文を用いるのがコツです。
シャドーイングコツ
最初からシャドーイングをせずに、段階を分けて徐々に仕上げていきます。
以下のような段階を挟みましょう!
- 英文を見ながらリスニング
- 英文を見ないでリスニング
- CD使わず音読
- CDと一緒に音読
- チラ見しながらシャドーイング
- 見ないでシャドーイング
難しいときは速度調整をする
ウォークマンやICレコーダーだと、速度調整は簡単です。
速度を調整できるアプリもあります。
付属のCDがあまりに速い場合は、速度を落として、徐々にできるようにしていきましょう。
ICレコーダーが一押し
リスニングやシャドーイングの訓練には、ICレコーダーが一押しです。
理由1:速度調整が標準装備されています。
これに関しては先程の通り。
英語って、やはり口慣れていないんですよ。
口慣れていない言語を素早く言葉にするのは非常に難しいです。
理由2:ABリピート機能が優れもの
ABリピートというのは、繰り返したい区間を指定して、永遠に(電池が切れるまで)同じ部分を繰り返してくれる機能です。
①繰り返したい区間の初めに1回クリック
②繰り返しの終わりのタイミングで1回クリック
この2クリックで、同じ区間をひたすら繰り返し聴き直すことが可能です。
ICレコーダーを買いたくない人は!?
選択肢は2つですね。
スマホアプリ
iPhoneやAndroidで速度調整アプリをダウンロードして使うといいです。
Audipoというアプリがおススメです。
PCソフト
PCのソフト「Audacity」がおススメです。
使い慣れてしまえば、音源を加工して保存もできるのでいい感じですよ。
英検必須ツール おすすめ辞書アプリ・単語アプリ
みなさん辞書は紙の辞書使っています?
私も紙の辞書を使っていたことはあるのですが、スマートフォンが主流になってからはスマホの辞書を使うようにしています。
理由は、とにかく検索の速度が早いということです。
紙の辞書だと、どこに何が載ってるかを探すのは非常に手間ですし、重たいので持ち歩くには不便です。
また、スマートフォンのアプリだと、串刺し検索というのが使えます。
ウィズダム英和和英辞典アプリ
今回はこのアプリで機能をご紹介いたします。
Androidユーザー:ウィズダム英和・和英辞典公式アプリ |英会話TOEICに辞書★SALE★
iPhoneユーザー:ウィズダム英和・和英辞典 2
では、具体的な機能の紹介に移りましょう。
例えば、famousという単語を調べることにしてみましょう。
完全一致
画像左上に「完全一致」とあります。
スペルが完全にわかっている時は便利な機能です。
部分一致
“famo“と入れるだけで、前半のスペルが“famo”の候補を出してくれます。賢い。
“enj”と入れると、それに当てはまる単語をabc順に羅列してくれます。
つまり、スペルを全部打つ必要がないんです。
用例検索:例文を串刺し検索できる
famousを調べても、”famous”という項目に出てくる例文数は限られています。
そこで役に立つのが「用例検索」です。
見てわかる通り、”famous”が含まれた英文がズラリ。
数えたところ107本の例文が検索されました。
下の”famous”という見出し語の項目に載っている例文数はたったの7本です。
文ではなく、句でしか載せていないものもあります。
何が言いたいのかというと、
見出し語だけ検索では、どのように使われるのかあまりわからないんですよ。
紙の辞書は見出し語でしか例文を読むことができません。
紙の辞書ではfamousを含んだ他の見出し語内の例文を瞬時に探すことはできません。
これが紙の辞書の限界です。
即座に検索する、たくさんの例文を読むという点では、紙辞書はスマホアプリに全く勝てません。
英語の基礎力に必須な品詞の知識
英語学習で品詞を覚えることはとても大切なのですが、意外と学校や塾でも強調されていないことが多いように感じます。
なぜ品詞が大切?
なぜ大切なのか説明していきましょう。
例えば、「家に帰る」と言う日本語を英語に直すと、
〇 I will go home.
× I will go to home.
下の文は間違いなのですが、なぜかわかりますか?
なぜ間違いなのかと言うと、homeというのは副詞なんです。
I go to….
とtoが来たら、toの後ろには名詞が来ないといけません。
この”to”は前置詞といいます。前置詞は最後に名詞で完結します。
to the person:その人にとって
to school:学校まで
to my house:家まで
みたいな感じです、必ず最後に名詞で終わります。
つまり、「前置詞+・・・+名詞」でカタマリを作るんです。
to+動詞の原形は「不定詞」というやつなので、今回はそれは除外します。
さて、話は戻りまして、
〇 I will go home.
× I will go to home.
でしたね。
go to homeがなぜダメなのか。
toの後ろには「名詞」が来ないといけませんが、homeは通常は副詞として使われます。
名詞じゃないので、toの後ろには持ってこれないということです。
なので、
go to home
とtoを消してしまえば正解になります。
結局何が言いたいのかというと、
homeの品詞を覚えていないと、toの後ろに置けるのかどうか、判断できなくないですか?
※以下編集中
14. 前置詞+名詞を極めていますか!?
15. 英検準2級は小学生・中学生でも受かるのか
16. まとめ
品詞を覚えていない人はこちら
他の級の記事はこちら
最後に、こちらの記事に各技能別の勉強法をまとめてます!
ぜひ参考にしてみて下さいね(^^)