中南米・スペイン語圏

中米版!日本から持ってきておいた方が良いものまとめ

こんにちはpoohishです。

グアテマラに長期滞在を2回している私ですが、1回目のときの経験から「日本から持ってきておいた方がよかったな」と感じたものを、2回目のときに持ってこれました。

ここをご覧になっているみなさんが、最初から準備万端でいられるように、今回はグアテマラを含めた中米諸国に滞在・旅行をする際に、持ってきておいた方が良いものをご紹介します。

人によっては要らないかもしれないものもご紹介していくので、それぞれのニーズに合わせて持っていくものを選んでくださいね。

また、こちらは「長期滞在」をテーマに考えているので、1つの国に数日しかいないような周遊タイプの旅には向いていないものもあります。

中米に持って行くべきアイテム:食べ物編

グアテマラをはじめとして、メキシコやコスタリカ以外の中米地域では、そうそう手軽に和食を食べることはできません。まったく求めてない人は大丈夫かもしれませんが、自炊派の人は特にそのあたりを心得て、日本から食材を持ってきておいたほうがいいでしょう。

ここでは、私が必要だと思った食べ物をご紹介します。

インスタント味噌汁

インスタント味噌汁は旅の必需品です。お湯さえあれば作れるし、そんなにかさばらないので、とても便利。湯沸かし器がなくても、電子レンジでお水をチンしても作れるので、手軽なのも魅力的。日本の味が恋しくなったときなんかにもいいかもしれません。

私のおすすめは、粉タイプのフリーズドライ味噌汁ではなく、小さな袋に入った生タイプのインスタント味噌汁。重さはこちらの方が思いのですが、フリーズドライのものより1つ1つが小さく、あちこちに入れられるのが魅力的。

私はしじみ味噌汁を持ってきて、お酒を飲む日や、飲んだ日の翌朝に重宝しています。

フリーズドライ食品

フリーズドライ食品は、和食に限りませんが、中米に来るときにはいくつか持ってきておくと安心です。なぜなら中米にいるときには、ご飯を食べ損ねることもあるからです。

お店は夜遅くまで開いていませんし、物もたくさんあるわけではありません。場所によっては、お店があまりないことも・・・。特に夜は一人で出歩くのは危ない場合もありますよね。

日本だったら、夜お腹が空いたらすぐにコンビニやスーパーに行けばいいのですが、こちらではあまり気軽にそういったことはできないのです。

フリーズドライ食品を持ってきておくと、そういった場合にお湯さえあればきちんとした食事が取れます。たくさん持ってきておく必要はありませんが、非常用に持っておくと便利です。

私は2回目の中米滞在のときに、パスタを持ってきてみました。量は少なめですが、味は良いですし重宝しています。次回はにゅうめんやリゾットなんかも持ってこようかと思っています。

フリーズドライ食品以外にも、棒ラーメンなんかもスーツケースのちょっとしたスペースに入れられるので、おすすめです。ただ棒ラーメンは、キッチンがないと調理ができないのが難点ですね。電子レンジがあれば、どうにか調理できる場合もありますが、数分電子レンジを占拠することになるので、場合によっては難しいこともあるでしょう。

調味料類

もしも自炊をする予定で、和食を作りたいのであれば必須の調味料があります。それはだしの素です。チキンコンソメなんかは普通に売っていますが、だしの素はなかなか見ません。

例えばアンティグアのメルカド(市場)には、東アジア系の調味料を売っているお店があるのですが、たまり醤油なんかはあるのにだしの素がないんです。鰹節や昆布もないので、だしが取れません。

ですからだしの素は貴重な存在。自炊で和食を作る人は忘れずに!

ただしメキシコやコスタリカの都市部には、日本食材店があるので、そちらでは手に入るかと思います。

ごま油は種類を気にしないのなら、アンティグアではスーパーにも売ってます。

こちらの醤油はかなり味が違うので、買うのはおすすめしませんが、日本の醤油が前述のメルカド内で手に入るので問題ないでしょう。

強いて言えば、ラー油や七味は見かけません。ラー油や七味は小さいですし、かさばらないので自炊派で必要だと思う人は持っているといいかもしれませんね。

お茶

これは必要ない人もいるかもしれませんが、私は粉タイプの水に溶けるほうじ茶と、水筒に入れて使うマイボトル用ティーバッグを重宝しています。特にマイボトル用ティーバッグは、豆茶などこちらでは手に入らないものがあるので、ちょっと恋しくなったときにいいですね。でもこれは全く必要ない人は必要ないですよね。

粉タイプの水に溶けるお茶は、軽くてかさばらないので結構おすすめです。日本のお茶はなかなか手に入りません。味のないお水を飲むのがあまり得意でない人なら、お茶を持ってきておくのはおすすめです。

中米に持って行くべきアイテム:衣料品類編

実は気候の変化が激しい中米。なんとなく暑いイメージがあるかもしれませんが、地域によっては全然そんなことはないんです。

ですから来る前に、しっかり衣料品は準備しておきたいですね。

ヒートテック

中米に持って来るのにおすすめな衣料品は、ユニクロのヒートテックです。なぜなら、中米は朝晩と昼の寒暖差が激しい地域が多いんです。

私が現在住んでいるグアテマラもその1つ。1年を通じて朝晩と昼との寒暖差が激しく、昼は夏のような気候なのに、朝晩は寒いというなかなか服装に困る地域なんです。ちなみにコスタリカも、この傾向があります。

また、年間を通じて暑い場所が多めな中米ですが、夜寝苦しいほど暑い地域は恐らく少ないです。夜になると涼しいなと感じることが多いでしょう。ただ、基本的に暑い地域では、朝晩も半袖で大丈夫です。

1回目のアンティグア滞在では、朝晩の冷え込みをなめていたため、夜寒くて眠れないこともありました。自分が薄着すぎて。しかし冬用のパジャマを持って来るほどではないんです。かさばりますし。

ですからヒートテックがとても便利。あまりかさばりませんから、荷物にもなりません。

ヒートテックのキャミソールやレギンスなんかを、薄手のパジャマに合わせれば、ぬくぬくと寝られます。冷え性の人はヒートテック靴下もおすすめ。

運動靴1足+履きやすいサンダル1足

長期滞在をするなら、1足くらいはおしゃれな靴が欲しいと思う人もいるでしょう。しかし中米ではあまりおすすめできません。なぜなら石畳の街が多くて、道路がボコボコしているので靴がダメになりやすいんです。

アンティグアは本当にすごくて、女性はヒールなんて絶対に無理です。ゴム製のウェッジソールならなんとかなるかなという感じです。

でもやはりおすすめは、スニーカーのような運動靴1足としっかり足を固定してくれるサンダル1足。こちらでも靴は買えますが、足に慣れているものが絶対におすすめです。暑いときもあるので、サンダルも必須ですね。

家で履くのにビーチサンダルも便利ですが、ビーチサンダルはどこでも買えるのでわざわざ持ってくる必要はないでしょう。

ストールやマフラー

前述のとおり寒暖差の激しい地域も多い中米。ストールやマフラーがあると、この寒暖差にとても対応しやすいです。

昼間は薄着でも夜になってから大判ストールを体に巻いたり、マフラーを首に巻いたりするだけでかなり違います。女性はストールを使えばおしゃれにもなるでしょう。男性でも、マフラーを持っておくと重宝します。

薄手のジャケットやカーディガン

こちらも寒さ対策ですね。ただし、寒いと言っても日本の真冬ほど寒くなることはないので、ダウンジャケットなどといった厚手のものは必要ありません。

アンティグアの気温は10度を下回ることもありますが、日中は暖かいのでダウンジャケットは邪魔なのです。

ですから薄手のジャケットやカーディガンなどで、どんな服装にも対応できるものを、それぞれ1着ずつ持ってきておけばいいかと思います。

ちなみに私はデニムジャケット1着、トッパーカーディガン1着、ワンピースとしても使えるスウェット生地の羽織りもの1着で着まわしています。

薄手の冬服1〜2枚程度

寒暖差の激しい中米の一部地域で、冬服はいるのかどうかですが、結論としてはモコモコしていたりふわふわしていたりという、真冬の冬服は必要ありません。日中だと暑いです。

ですが日中でも曇っていると温度が低いので、薄手の冬服はあった方がいいでしょう。私自身は薄手のニットと、五分袖のニットワンピースを1着ずつ持ってきています。あとはこれにカーディガンやジャケットを使えば、1日を乗り切れます。

女性ならタイツも持ってきておくと、短パンやスカートと合わせられるので、夏の格好も必要な中米ではとても重宝します。

水着

泳ぐのが好きな人、海が好きな人は是非!中米はカリブ海に面している国が多いので、水着があればそういった場所で泳げます。

グアテマラもビーチがありますが、あまり綺麗ではないので、グアテマラに長期滞在しながら、たまに旅行をするというスタイルの人ならメキシコのカンクンやベリーズに行くのがおすすめです。

また暑い地域の多い中米。プールがあるところもあるので、水着があると便利ですね。

中米に持って行くべきアイテム:その他日用品など編

その他にも中米に長期滞在するにあたって、あると便利なものはさまざまです。その中でも、これがあると便利だなーと感じたものを色々とご紹介します。

トラベル用湯沸かしポット

長期滞在の場合に限りますが、小さめのトラベル用湯沸かしポットがあると非常に便利です。特にインスタント食品を持ってきそうな人や、お茶・コーヒーをよく飲む人は、ポットがあると重宝するでしょう。

ホステルなどに泊まるなら、キッチンに備え付けてある場合もありますが、シングルルームなどに泊まるなら、あって損はありません。

歯ブラシ

歯ブラシはもちろん中米にも売っています。しかしサイズが大きいんです。大きくて構わないならこちらで買ってもいいでしょう。しかし日本の歯ブラシは小さめに作られているので、それ以上大きいものでは・・・と思う人は、いくつか替えを持ってきておくと安心です。

洗濯ネット

洗濯ネットは恐らく売っていますが、なかなか見かけません。かさばるものではありませんし、特に女性は洗濯ネットをいくつか持ってきておいた方がいいでしょう。

もしもランドリーサービスにお願いするときには、洗濯ネットから服を出さないようにお願いするのを忘れずに。

耳かき

綿棒はどこにでも売っていますが、耳かきはありません。日本人の耳垢は乾燥している人が多いですから、綿棒よりも耳かきの方が都合がいいでしょう。かさばるものではないですし、持ってきておきましょう。

爪切り

もちろん中米にも爪切りは売っていますが、いつも使い慣れているものを使うのがおすすめ。探すのも面倒ですし、大きすぎて使いづらかったりするので、爪切りも持ってきておくと安心です。

トラベル用速乾タオル

マイクロファイバーでできた速乾タオルはとても重宝します。タオルはもちろん中米にも売っていますが、なんだかタオルの繊維が体に張り付くものが多いんです。洗っても落ち着いてくれません。

トラベル用の速乾タオルならすぐ乾くし、かさばらないしでとても便利!洗濯機で洗えないのが難点ですが、すぐ乾くのでお風呂に入ったあとにさっと洗ってしまえばいいでしょう。

ドライヤー

ドライヤーは中米にも売っていますが、髪の毛が長い人や旅を盛んにする人は世界で使えるドライヤーを持っておくと便利です。ホステルなどではドライヤーが借りられないこともありますし、ホームステイをする人なら自分用のものが必要になります。

2,000円くらいのものから、髪にうるおいを与えてくれるような少々高価なものまでさまざまですが、それぞれのニーズに合わせて購入しましょう。

大容量モバイルバッテリー

これはパソコンを使って仕事をするノマドワーカーに限りますが、カフェやレストランなどで仕事をするとき、いつも電源を確保できるとは限りません。

私はApple純正の大容量モバイルバッテリーを使っていますが、本当に便利です。これがあれば、充電なしで1日作業が可能になります。ただ重いのはちょっと難点です。

電子書籍アプリとタブレット

こちらも必要ない人もいるかもしれませんが、私は重宝しています。地球の歩き方などのガイドブックが、昨今は電子書籍になっているんですよね。ですからタブレットと電子書籍アプリがあれば、何冊もガイドブックを持ち歩けます。

私はタブレットはiPad mini、電子書籍アプリはAmazonのKindleを愛用しています。旅の間に、行き先が増えたときなど、すぐにガイドブックを購入できるのでとても便利です。

あとはインターネットがない長距離移動のときなどは、とても良い暇つぶしにもなります。小説などはスマホの画面でも十分かもしれませんが、ガイドブックはタブレットの大きさがないとつらいです。

中米に持って行くべきアイテム:女性の必需品編

最後に女性に特化して、中米に持ってきておいた方が良いアイテムをご紹介します。

生理用品

当然ですが、こちらでも生理用品は購入できます。ナプキンもタンポンもあります。しかし量がとても多い人だと、こちらの生理用品は心もとないかもしれません。量が多い日用のものくらいは持ってきておくのが得策です。

またタンポンを使う人も、持ってきておくのがおすすめです。日本のようにアプリケーターがプラスチックの国を、私自身は他の国で見たことがありません。紙のアプリケーターが普通なんです。

どちらも使ったことがありますが、プラスチックアプリケーターの方がはるかに使いやすいです。

私はオーガニックコットンの生理用品を愛用していますが、残念ながらこちらでは見かけないので全て持ってきています。

布ナプキン派の人はお気に入りの布ナプキンを持って来るといいでしょう。アルカリ洗剤もある程度は一緒に持ってくるのがおすすめです。

ただ状況によっては、布ナプキンのお手入れが難しい日もあるので、使い捨て布ナプキンやオーガニックコットンの紙ナプキンも用意しておくといいでしょう。

経血コントロールができると、生理用品の減りが遅くなってそれだけかさばらないので、おすすめですがこちらはできる人とできない人がいるかもしれませんね。

化粧品類

女性にとって必需品である化粧品。もちろん中米でも手に入りますが、お顔のスキンケアアイテムとベースメイクくらいは日本で使っている物を持ってきた方がいいかもしれません。

ボディクリーム類はニベアなどといったおなじみの商品がこちらにあります。しかしお顔用のものはこだわりがある人も多いでしょう。またお顔は荒れてしまうと目立つので、いつもの化粧品を使うのが安心です。

多少かさばりますが、顔に使う化粧品類は滞在中必要な分、持ってきておくのがおすすめです。

日焼け止めも同様に、こちらでもちろん手に入りますが、顔用のものだけは日本のものを持ってきておくのがおすすめです。

まとめ

今回はグアテマラ滞在+中米旅をして気づいた、持ってきておいた方が良いものをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

一度旅に出ると、忘れ物をしても日本に取りに帰るなんてことができません。しっかり準備をして旅立ちましょう。

ABOUT ME
poohish
過去のイギリス在住歴5年弱。現在はフリーランスでライターをしながら翻訳や英語教師をするかたわら、日本を拠点に各地に旅をして、各国の文化や英語教育状況なんかを眺めたりしている。 たびのごはん Traveling to eat the world
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