という方のお悩みを解決できる本のご紹介です。
「体系英語長文」(小貝勝俊)は隠れた名著!!
この本はもっと売れてもおかしくないですね。
Twitterでとある名編集者の方に教えて頂いた本です。
体系シリーズは、物理を使っていたことがあります。
英語と全く関係ない・・・(笑)
物理しか知らなかったので、
「まぁ、二匹目のドジョウってやつよね・・・」と思って買っていなかったのですが、
うぉーーーーー
この本いいぞ!
ということでお薦めしておきます。
赤本で有名な教学社から出ている本です。
英検の過去問解説の本も出していますし、けっこういい本が多いですよね。
・長文読解の解き方がわかなくて悩んでいる人
・多読の前に解き方を知っておきたい人
・英文解釈がだいぶできるようになってきた人
・TOEFL, IELTSのリーディングで伸び悩んでいる人
という人におすすめの本です。
問題は有名大学の過去問から
- 中央大学
- 筑波
- 大阪
- 東京
- 明治上智
- 学習院
- 関西
- 同志社
- 早稲田
- 早稲田
- 東北
- 京都
- 慶應
- 法政
- 明治
という感じです。
けっこう骨のある問題ばかりです。
英文解釈、精読ができない人は、一冊くらいは終わらせてから使いましょう。
簡単な問題集ではないです。
国公立二次試験や難関私立レベルです。
例えば、名詞構文がよくわかっていないと読めない文とかあります。
長文の語数
計16長文です。
問題は別冊になっているので使いやすいです。
- 100文字未満 1題
- 100文字台 2題
- 200文字台 2題
- 300文字台 1題
- 400文字台 1題
- 500文字台 3題
- 700文字台 2題
- 800文字台 2題
- 900文字台 1題
- 1000文字以上 1題
短いものから長いものまで演習できます。
文章の文法説明と設問解説が分かれているので学習しやすい
解説には、
- 英文(段落毎に)(文の切れ目がわかるようにカッコなども付いている)
- その和訳
- 単語と構造解説(読解公式の解説もある)
- 設問解説と読解公式の解説
という流れで解説されています。
解説は詳しいほうです。
難しい構造の文章は図解もされています。
読解文法公式の項目一覧が巻末についているので復習しやすい
解説がとても詳しい本ですが、巻末に公式のまとめが載っているのが、編集としては完璧です。
いい本でも編集が悪いとだ凡になるので、学習参考書マニアとしてはこういう作りは嬉しいです。
公式や原則と言えば、代ゼミの富田氏を思い出しますが、この本のほうがクセが強くないので、自称難関校志望の人はぜひ1冊演習して、おくといいと思います。
予備校で習う内容を本で何度も繰り返し学習できるのは、素晴らしい機会だと思います。
こんなところに隠れた名著があったとは。
体系英語長文 (体系シリーズ)