「必携英単語Leap」は大学受験生や英検、TOEFL、IELTSなどを受ける方にイチオシです。
その前に、筆者は英語塾を2つ経営(1つは売却)していまして、毎日大学受験生や社会人に教えているという感じです。
生徒さんの中には、マーク模試満点、偏差値70超えがけっこう多い、という感じです。
TOEICは1問ミスで985点でした。
さて、本題に入りましょう。
▼もくじ
Leapをおすすめする理由と使い方
個人的には、ターゲット・シスタン・鉄壁よりもオススメです。
理由を箇条書きにしておきたいと思います。
- 基本動詞の解説が詳しい
- 自動詞or他動詞、どちらで使われることが多いのかがわかりやすい
- 語源・熟語・フレーズの解説が詳しい
- 例文/フレーズ内の暗記すべき語法が青字でわかりやすい
- 例文/フレーズが英作文の猛烈に効果がある
詳しく解説していきます。
動画はこちら
基本動詞の解説が詳しい
まず、基本動詞を14ページにわたって、42個詳しく解説してくれています。
飛ばすかもしれませんが、このページは読み込んでおきましょう。
英語は基本動詞が物凄く重要なので、この点は意外と大切です。
自動詞or他動詞、どちらで使われることが多いのかがわかりやすい
これも大切です。
単語によって、自動詞or他動詞、どちらかで使われることが多い単語が存在します。
これを意識して覚えれらるのはメリットが大きいです。
語源・熟語・フレーズの解説が詳しい
かなり内容が充実しているので、長く使える単語集です。
ターゲットやシスタンはこのあたりがシンプルで、見出し語をとりあえず覚えよう!というコンセプトなので、1単語1見出しで覚えるにはいいのですが、上級者になるためには情報が足りません。
- とりあえず覚えるならターゲット
- フレーズで語法も得意にするならシスタン
- フラッシュカードも使って難語彙までカバーしたいなら単語王
という感じです。
なので、ターゲットやシスタンを覚えた人でもLeapを読む価値はあると思います。
暗記するだけなら、
Leap ≧ シスタン・ターゲット・単語王 ≧ 鉄壁
という感じで評価しておきます。
読み物としては、
鉄壁・Leap>単語王>シスタン>ターゲット
という感じです。
例文/フレーズ内の暗記すべき語法が青字でわかりやすい
Leapのいいなと思う部分がこれです。
文字の色で覚えるべき語法や副詞との組み合わせなどが、わかるところです。
見出しの単語は赤ですが、セットで覚えるべき前置詞や副詞などは青になっています。
これがかなり効果が高いです。
この点はシスタンのフレーズにも言えると思います。シスタンとの違いは、Leapは1つの英単語に対して複数の英文フレーズが付いているところでしょう。
例文/フレーズが英作文の猛烈に効果がある
また、用例のフレーズが日→英の訓練を意識して作られているため、日→英できるようにしておけば、スピーキングにもライティングにも役に立ちます。
大学受験関係の本で、これ以上質の高いフレーズ集を見つけることは、なかなか難しいと思います。
私の塾では、このフレーズを暗記させることにしています。
本で日→英、またはQuizletやAnkiに入れて訓練するのがおすすめです。
鉄壁・ターゲット・シスタン・単語王との比較
読み物としては鉄壁がベストでしょう。熟語や語法も含めるとかなり内容が充実しています。ただし、1年では使いこなせないと思います。暗記用というよりは読み物です。
Leapのほうが短期間で覚えやすい構成だと感じます。
また、鉄壁よりもLeapのほうがよいと考える理由の1つに音声があります。
Leapはアプリを使って音声を聴けますが、鉄壁はCDなので使い勝手が悪いです。
また、ターゲット1400/1900はアプリも含めた評価だと、やはり鉄壁よりも高評価です。
内容だけならターゲットよりも鉄壁のほうが明らかに秀逸なのですが、鉄壁を使うと発音が矯正されないのが痛いところです。
また、正直、今期のない人は鉄壁は挫折すると思います。サクッと覚えるための本ではないので当たり前です。
もちろん、鉄緑会に行っている人は鉄壁一択でしょう。長文や英文解釈の解説ほとんど全てに鉄壁の番号が書かれていますから・・・。そんな教材はなかなかありません。鉄緑戦士たちの環境が猛烈に良いです。
今回はこれくらいにしておきましょう。