何かいい覚え方ないかなぁ・・・
という方や単語の暗記が苦手な向けの「単語の覚え方の裏技」を公開します。
▼もくじ
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単語帳は脳科学的には暗記しにくい
通常、皆さんが単語を覚える際に用いるのは単語帳なのではないでしょうか。
実は「単語帳」という形式は、かなり記憶に残りにくいんです。
その理由は・・・
なぜかと言うと、
①知っている単語を省いたりすることができない
②順番で覚えてしまう
この2点が大きな欠点です。
もちろん個人の好みにもよりますが、単語カードを使って覚えるのが脳科学的には1番効率の良い方法だと結論付けている研究もたくさん出ています。
単語カードはあまり市販されていない
しかし、書店にはあまり単語カードが売られていないんですね。
何故かと言うと、単語カードというのはあまり売れないんですよ。
つまり、出版社にとってはあまり効率の良い売り方ではないということになります。
売り上げも良くないですし、せっかく作ったのにあまり売れないとなると、商売としてはまり良くないですよね。
ということで、単語帳、つまり本の形で売られることがほとんどです。
じゃあ、自分で作っちゃう?
では、単語帳カードを手書きで作ろう、となると時間がかかりすぎてやらないと思うんですね。
だって・・・、面倒じゃないですか。
英語を表に、日本語を裏に・・・とか書いている間に、音読とか何度もできちゃいます。
日が暮れるどころか、年が暮れてしまうじゃないか~~~~と。
簡単に作れる裏技
では、最低限の手間で、どうにか単語カードを作ってガンガン単語を覚えてしまおうじゃないかと言うことを可能にするやり方を今回は公開したいと思います。
これから英検を受ける方必見です!!
今回使うのは、旺文社さんから出ている、
「英検1級でる順パス単 (旺文社英検書)」です!
2400語の単語・熟語があるんですね。
多いな・・・、って感想はさて置き、作り方は以下です。
STEP1 単語帳を準備
まず、出る順パス単を用意しましょう。
いや、これ普通の単語帳じゃないか・・・。
いいんです。これを使うんです。
STEP2 ページを切って準備
まずこのように1ページを切り取ってしまいましょう。
ためらっちゃいけません!思い切ってGoGo!!
切れ目は別に真っすぐでも、少し斜めでも大丈夫です!
(でる順パス単さん、ごめんなさい・・・)
STEP3 折り目をつける
その後にこのようにたたみましょう。
STEP4 糊をぬろう
この部分を糊付け↓
STEP5 切る切る切る!!
また半分にたたんで、これをハサミで切ってしまいます。
ちょきちょきちょきちょき!ちょき~~~~~~~ん!!という感じ。
(※注意 ハサミがべたべたするのが嫌な人は、少し時間を置いて乾かしてね)
贅沢ですが、べたべたが嫌いな人はテープのりを使うのもいいかもです。
完成
なんと、これだけで単語カードは出来上がりです!!
私はこの方法で単語を暗記して、英検1級の大問1の語彙パートで、25点中の21点取れているので、効果的だったのではないかと思います。
具体的な覚え方
手順1 まず3つのグループに分ける
A:知っている
B:見たことあるけどあやふや
C:知らない
この3つのグループに分けましょう。
手順2 Bをまず攻略
Bが5枚たまった時点で覚え始めていきます。Cは見たことがないので、覚えにくいはずです。
なので、まずはBを攻略するとモチベーションも維持できます。
BCBCと繰り返していくのもいいアイデアですね。
なぜ5枚なのか
人間の短期記憶は最大7-12つのものまでと言われているので、頑張っても7つくらいしか覚えられない人もいるということです。
となると、大体5枚なら誰でも覚えられるということですね。
(裏話:実は英語の勉強法の世界って、偉い語彙研究の大御所の方もいて、実証研究もあるのですが・・・、商品には実用化されているものはほとんどないですね。)
手順3 Bを循環させる
話は戻って、Bの5枚の束の中でも、覚えやすいものと覚えにくいものがあるので、Bの束も2種類に分けてしまってOKです。
そうすると、すぐに5枚以下になってしまうので、また大元の仕分けしていない束から追加しましょう。どんどん循環していくことになります。
手順4 どうしても覚えられないものは分けておく
どうしても覚えられないものって存在するので、そういうのは、毎日見れるようにわけておきましょう。
・輪ゴムの色を変える
・専用のポーチに入れる
などして、覚えにくいもの、後で攻略するものを明確にしておきましょう。
さらに点数を稼ぐコツ
さらに、本番ではでる順パス単
見たことがない単語は、あまり正解にならないことが多いです。
つまりダミーの選択肢として置かれている難しい単語で、基本的にはでる順パス単
つまり、
迷ったら見たことがあるのを選ぶのが大吉
まとめ
付箋をはったり、赤シートを使ったり・・・などなど、色々な暗記法・学習法はあると思うのですが、単語の暗記と言えばローテクがベストということで、やっぱり単語カードです。
単語の暗記は大変ですがこれで皆さん覚えてみて下さい。
※出版物を破けと推奨しているわけではございません。ご了承願います。
市販のカード問題集もあります
裏表に最初から書かれているカードを買いたい方!
おすすめは2つあります。
ターゲット1400のカード
こちらは、基礎の確認にもなります。
大学入試なら知らない単語が1つでもあったらだめなレベルです。
TOEICなどを受ける人もこのレベルの単語で知らないものがあってはいけません。
2級ならこのカードをちゃんと覚えれば確実に受かります。
準2級はこの本の最初の「これだけは覚えたい600語」まで覚えれば受かります。
1900のほうが有名ですが、①②③と3つも買わないといけないですし、しかも③が絶版です。なので、不要です。次に紹介する単語王カードを買いましょう。
単語王フラッシュカード
ターゲットの1400を覚えきったら、これの①と②をやりましょう。
英検準1級はこの単語を完璧に覚えれば合格可能です。
また、大学受験ではこれを覚えきれば、ほとんどの大学で合格が見えてきます。
ハイレベルの人は、この中で知らない単語が無いようにしましょう。
あとは過去問で十分です。
他におすすめの本は?
ドリル型が確認に効果的です!
大学受験やTOEICのための基礎単語のチェックにかなり使えます。
ただ、ドリルはあまり市場に出ていないのが残念ですが、3点ご紹介いたします。
大学受験やTOEICの基礎固めに
ちょっと問題が雑ですが、確認にはかなり使えます。
シスタンが好きな人はこちらもいいと思います。
ドリルが好きな人はターゲットとシスタン両方ゴリゴリやりましょう!
英検だと2級は楽勝で、準1級だと大問1にはやや足りないかもしれませんが、完璧にすれば受かる可能性はあります。
英検準1の長文には対応できるレベルです。
英検準1級にも大学受験にも
この本ですが、個人的に超おすすめです。
難関大志望の大学受験生も使ったほうが良いです。
このレベルは覚えておいても損はありません。
中学生・英語が苦手な学生用の本
ものすごいいい本を見つけてしまいました!
準2級まではこの本でいいです。
全部の例文に文型がついた本です。
別の記事にまとめましたので、ぜひ見てみてくださいね↓
英単語の独学勉強法もまとめてみました!