単語や語彙の暗記をする際に、AnkiやQuizletを利用する人が増えていると思います。
手打ちするのは面倒ですが、Excelやcsvファイルのデータさえあれば、数クリックですぐにAnkiやQuizletに打ち込みが完了します。
そこで、私が検索して探した中で、暗記の素材として使えそうなものをご紹介します。
- 無料
- 市販のもの(※中古が多い)
- 頑張れば手に入るもの
- 英語と和訳が両方手に入るもの
これらをまとめましたので、ご活用ください。
中古の本は、メルカリかヤフオク、Amazonの中古品から購入するのが簡単です。
▼もくじ
データの抽出はどうする?
データの抽出に関しては、Googleで検索すれば他サイトでわかると思いますので、割愛します。
達人たちのアイデアと知恵を存分に活用しましょう。
私はこの場で感謝をお伝えしておきます。本当にありがとうございます。パソコンに詳しい方たち、本当に凄いです。
英辞郎などを使ったデータ抽出について1つウェブサイトを紹介するとしたら、
「えいらく 英語を楽に学びたい!」というサイトで、超詳細に解説されています。
これで準備はほとんど完結すると思います。
私もいつもお世話になっています。
データの抽出は、多少パソコンに慣れている人じゃないとできないかもしれません。
どんなデータを揃えられる?
この記事に書かれているものを揃えれば、以下の英語とその和訳が手に入ることになります。
- 英文法 2000例文以上
- 英単語 30000語
- 英熟語 6000~20000フレーズ以上
- 英文多数
という感じです。
英単語・熟語・例文のデータが手に入る本やウェブサイトまとめ
この記事に紹介してあるものだけでも膨大な量なので、
Quizletについてはこちら
【英単語学習/暗記はアプリ『Quizlet』が最強!使い方と説明】
英文法
English EX
- 市販されている
- CD-ROMにExcelで例文リストが付属
自分でデータを加工する必要もありませんし、プログラミングの知識も不要なので、英文法の例文を日→英、暗唱したい人は絶対に買いだと思います。
文法分野によっては、他の本を読んで理解する必要はあると思いますが、例文はこれを読んで覚えてしまえば、文法ではあまり困ることはなくなると思います。
後半の句動詞の例文を覚えてしまえば、会話にもかなり応用ができますし、書き言葉だけではない英語を学ぶことが可能です。
断然おすすめです。レベルはやや高いです。
英単語
ANCとSVLがあります。
ANC単語頻度準拠 英和辞典
- 約30000語
- 無料でExcelで手に入る
英辞郎のデータ抽出ができない人は、このANCでいいのではないでしょう。
和訳付きで、無料で手に入るリストはこれくらいしかありません。
以下のサイト内でダウンロード可能です。
ANC単語頻度準拠_英和辞典/ANC Frequency Dictionary
「ANC 30,000+ words」からダウンロードできます。
私はzipファイルをダウンロードしました。
この3万語を覚え切れば、単語で困ることは激減すると思います。
英辞郎
- 市販されているが、データはパソコンで抽出しないといけない
- SVL12000
- 英辞郎の語義を任意の英単語に貼り付けできるようになる(つまり、自分がリスト化したい単語に数クリックで和訳をつけることができる)
これらが手に入りる or 可能ですが、自分でデータを抽出する必要があります。
第八版か、それよりも前の版ではないとデータの抽出ができないとのことです。ご注意ください。
まずは、英辞郎を活用してSVL12000を覚えるのがいいでしょう。
このようなコーパスを活用したリストの精度は、どれもある程度はあるはずなので、どの単語集を覚えても同じです。
語彙暗記は、単語集ではなく、中に書かれている単語が大切です。
アルクさんのSVL12000は本もあるので、活用しましょう。
①~④まで、4冊に分かれています。
本のレイアウトは無味乾燥ですが、覚え切ればかなり力が付きます。
私の場合は、語彙暗記は、本でざっと覚えてから、AnkiやQuizletで覚えるのが好きです。
確認・ダメ押し・記憶の維持という感覚でQuizletを使います。
ここまで覚えれば、英検1級の語彙問題は特に問題なくクリアできると思います。
SVL12000を覚え切っても新聞やニュースでは知らない単語はまだまだあると感じます。
英熟語
学辞郎
- 市販されているが、データはパソコンで抽出しないといけない
- SVL12000という英単語リスト
- SIL6000という英熟語リスト
の両方のデータを抽出可能です。
英熟語はまずはSILを全部覚えて、後述する、E-dicに入っている「英和イディオム完全対訳辞典」の全フレーズを覚えるという流れが良さそうですが、完全対訳のほうは40,000例文もあるので、きっと一生終わらないと思います(笑)
なので、SILで完結で良いのではないでしょうか。
SIL6000は、以前は本の形式で「Power Idioms」というシリーズがあったのですが、絶版になってしまいました。
高いので全くおすすめしません。
一応、本の画像は貼っておきます。
フレーズ+辞書多数
- 市販されているが、データはパソコンで抽出しないといけない
- 「動詞を使いこなすための英和活用辞典」20,000例文
- 「英和イディオム完全対訳辞典」40,000例文
- その他多数の辞書データ
その他、20ほどの英語関連の辞書や例文のデータがcsv形式で手に入ります。
私は入手してからずっと放置しています・・・。多過ぎ・・・。
でも、データとしては素晴らしいです。
ちなみに、こんな感じです。
書き出しにはWindowsの方なら「 Power Shell」というものを使うのですが、
outを作った後にうまく行かない人は、”.\”(スラッシュではなく「円」マーク)を追加してください。
指示をよく読むと、そのことがPower Shell内にのエラーに書いてあります。
2018年の年末にプログラミングを習っておいて良かったです。
難しい作業ではありませんが、パソコンが苦手な人は戸惑う作業だとは思います。
頑張れば手に入るもの
以下の大学受験系の本は頑張れば入手可能ですが、暗記する語彙の網羅性を考えると不要かなと思います。
全て英⇔日の形式で手に入るものです。
- 総合英語の例文
- 英単語ターゲット
- 英熟語ターゲット
- 必携英単語 Leap
- シスタン
- 速読英単語シリーズ(入門・必修・上級)
- New Treasureシリーズ
- Pro-Vision
- その他多数
などは入手可能です。
もし覚えるなら、
- 総合英語の例文
- Leap必携英単語のフレーズ
はかなり使えると思います。ライティングやスピーキングの質が高まると思います。
総合英語の例文とEnglish EXで、英文法の反復は十分過ぎるかなと思っています。
また、教科書は英文と和訳を使って暗唱してしまえば、学校英語でかなり話せて聴けるようになるので、学生さんにはかなりおすすめです。
私自身は、総合英語や速単、教科書の英文や例文を好きなものだけ暗記していただけなのですが、海外経験なしである程度話せるようになりました。
なので、学校の教科書の徹底反復だけでも十分に効果はあると思います。
英検準1以上を目指す場合は、大学受験の教材以上のものを使いましょう。
その場合は、この記事に書いた内容が役に立つかもしれません。
英語講師の方は
- SVL 12000
- ANC 30000
- SIL 6000
- New TreasureシリーズのKey Points, Read, Further Readingの全英文
これらをまずは暗記すれば十分ではないでしょうか。
上記の①~③などに加えて、「動詞を使いこなすための英和活用辞典」や「英和イディオム完全対訳辞典」を覚える方がいるとかいないとか。
では、今回はこれくらいにしておきます。
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