社会人なのですが、英語のやり直しをするのにどの辞書を用意すればいいですか?
おすすめや特徴も知りたいです。
というお悩みを解決できる記事です。
社会人になってから英語をやり直すのはとても大変です。
この記事の著者自身も大人になってから、貧乏だったので(笑)、完全に独学で英語の勉強をやり直し、スピーキングやリスニングもどうにか克服しましたが、とても苦労しました。
いや、めっちゃ大変でした・・・(;^ω^)
語学学習自体がコスパが悪いのですが、以下が特に問題となると思います。
・何から始めればいいのかわからない
・勉強の仕方がわからない
・どの本を使えばいいのかわからない
などなど、最初はわからないことだらけです。
大人や社会人になって働いている方は、勉強時間が確保できないことも多々ありますよね。
本記事は、そんな方のお役に立つ記事だと思います。
✅この記事の信ぴょう性
著者の英語の資格試験の点数は以下です。
・TOEIC985点
・英検1級筆記はノー勉で一発合格
・TOEFL iBTは3回連続100点オーバー
という感じです。
大学教授みたいな学力は到底ありませんが、一般の日本人としては十分に英語を使って生きていけるレベルです。
海外と日本の拠点を行き来しており、英語を使って仕事をしているので、日頃から話したり聴いたりもしています。
座学だけではなく、スピーキングやライティングの経験値もある程度あると思っております。
▼もくじ
スマホ辞書・電子辞書・紙辞書の違い
辞書にもスマホ辞書アプリ、電子辞書、紙辞書とありますが、それぞれ用途や強みが違います。
大人が英語をやり直す時に困るのは、何をどうしたらいいのか、何にお金を使うべきかでしょう。
辞書も用途を一つ一つ確認していきましょう。
確認や毎日の辞書引きとしては断然スマホ辞書がおすすめ
社会人・大人のやり直し英語におすすめなのは、スマホの辞書アプリです。
これは持ち運び重視という意味でイチオシです。
スマホを持ち歩かない人はあまりいないと思うので、どこででも使えて便利です。
防水使用ならお風呂でも使えます。
なんだったらお手洗いに行っている間にスマホを触る人もいますね。 そういったすき間時間に使えるのはスマホなんです。 つまり、どこでも使えます。
予算があまりない人は、ウィズダム英和和英を用意しておくといいと思います。
これらのアプリですが、春の入学シーズンになるとセールをしているので、その時にまとめ買いをしておくとお得です。
辞書の数なら電子辞書
色んな辞書が入っているのがメリットです。
スマホアプリだと単体の値段が高いので、電子辞書並みの品揃えを実現するには、かなりお金がかかります。
電子辞書だと、英語モデルを買ってしまえば、大体欲しいものは入っていると思いますので、たくさんのアプリに課金する必要がなくなります。
読むなら紙辞書
読書用に便利です。
人間の脳はレイアウトで物を覚えられるらしく、「あのページの右上に書いてあったなぁ」というような記憶の仕方をします。
つまり、紙辞書で読んだ記憶は脳内に残りやすいと言えます。
しかし、携帯性が非常に悪いので、持ち歩く人はほとんどいないと思います。
あと、紙の辞書は文字が小さいので、好きじゃないなら読む気が起きないと思います。
著者は英語を仕事にしていますし、多少は好きで英語を学んでいるので、興味があるから紙辞書を使いますが、興味のない内容だったら、まず間違いなく読みません(笑)
ですので、紙辞書は合う合わないがハッキリと別れると思っています。
英語をちゃんと勉強したい人は買っておいて損はないと思います。
辞書は読み物なので、好きなところを開いて、気になった単語をひたすら全部読みましょう。
辞書に載っているものを全部読んだ記憶が頭の片隅にあるかどうかだけでも、英語講師などをする際に大きな違いになります。
机上版はどうか
机上版というのがありますが、出版社の方が何を思って作ったのか知りませんが、あまり文字の大きさが変わりません。
版が大きくなって、完全に自宅使い仕様なのに、文字が普通の版と変わらないとか・・・。
社会人やり直し英語におすすめのスマホ辞書アプリは?
辞書ってたくさんあるのですが、大人のやり直し英語のための辞書としておすすめできるのは、以下の2つだと思います。
ジーニアス英和辞典
個人的には、長く使えるジーニアス英和・和英辞典(第5版/第3版) – 物書堂がおすすめです。
アプリは、ジーニアス例文プラスというのが追加されていて、同レベルのスマホ辞書アプリの例文よりも多く掲載されています。
辞書は長く使っていくと、例文数が多いほうが便利だと感じることが多いのですが、その点ジーニアスだと満足できる数の例文が載っていることが多いです。
著者はまずジーニアスで検索して大半が解決します。
それでも解決しない時に他の辞書を確認する・・・という流れです。
windowsアプリだと、使い勝手がなぜかウィズダムのほうがいいです。
特に例文検索がウィズダムのほうが優れていると感じます。
ジーニアスは例文があまり引っかかりません。
ウィズダム英和辞典
ウィズダム英和・和英辞典 2 – 物書堂は、辞書の中身は実はジーニアスよりも好きです。
訳もぴったりくることが多く、個人的にはとても好きな辞典です。
しかし、ウィズダムはジーニアスと同じ語数なはずなのですが、アプリだとジーニアスは先ほど紹介した「例文プラス」も一緒に収録されているため、例文数ではジーニアスに勝てないです。
ウィズダムのメリットは、
①辞書の中身は間違いがない
②安い
という2点だと思います。
①はジーニアスに勝るとも劣らないという感じですし、特に②の安いという点で、予算が少ない人にはおすすめの辞書です。
語法には英語活用辞典
新編英和活用大辞典という辞典がおすすめです。
例えば、pullという単語は動詞や名詞の形で使いますが、どのような単語とセットで使われているのかを教えてくれます。
例)動詞+pull
The old ideas of masculine and a feminine sphere still exert a considerable pull.
男性の領分、女性の領分という古い観念が今でもかなり幅をきかせている。
形容詞・名詞+pull
~~~~~~
みたいな感じです。
言語は、「単語と単語の相性」というのがありまして、勝手に組み合わせて使えない時があります。
そういった組み合わせを明示してくれる辞書です。
勉強がある程度進んできたらでいいので、書店で見つけたら見てみましょう。
他にもおすすめの辞書はたくさんあるのですが、とりあえず、上記くらいを知っておけば十分です。
付け足すとすれば、著者は類語辞典というのが同じような意味の単語をまとめて確認できるので、とても好きでした。
語数がさほど載っていないので、8000語以降はほとんど不要になりますが、学習を始めて、普通のターゲットやTOEICの基本単語帳に載っている単語を大体見たことがある状態になってきたら、類語辞典はおすすめです。
まとめ
大人や社会人が英語を学び直すときにおすすめの辞書は、
です。
ぜひ活用してみてくださいね(^^)