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一部の層にはかなりわかりやすい
「一億人の英文法」はかなり有名な本ですが、特徴を説明しておきたいと思います。
大西・マクベイ氏の本は、Twitterなどで他の英語専門家の悪口（と思える内容）をよく見かけますが、この本はとにかく例文が豊富です。
例文をたくさん読むことによって、基本的な英語の脳内ストックは増えると思うので、読み通すことは悪くないと思います。
体系的な英文法を学ぶには本書は向いていないと思いますが、それでも良書なのは間違いないと思います。
買って、特に損することはないでしょう。
ただし、大西先生のシリーズだけでは解決できないこともあるので、大西先生のシリーズだけに偏るのはおすすめしません。
レベルや対象
- 完全な初心者には厳しい（分厚い）が、パラパラ読むなら初心者でもOK
- 文法用語が嫌いな人にはぴったり
- イメージが掴めるので、一部の層にはかなりわかりやすい
- とにかく例文が多く載っているので、例文をたくさん読んで英語感を上げるには良い本だと思う
- 前置詞などのイメージは特におすすめ
- かっちりした英文法を学びたい人は参考程度にして、その他の総合英語で学ぼう
メリット
- イメージで理解しやすくなる分野が多々ある
- こういった解説を終始一貫している類書があまりない
- 特に、前置詞や不定詞など
- スピーキングやリスニングには良いと思う
デメリット
- 分野によってはわかりにくい
- そういった分野はふつうの総合英語を見よう
- テストや試験対策としては使いにくい
- それは、他書の解説が一億人の英文法とは相性が悪いから
- やはり、普通の文法解説にも慣れておいたほうが便利
おすすめの類書
以下の本はおすすめです。
総合英語FACTBOOK 例文完全マスター
- 動画解説がありがたい
- 左に英語、右に日本語なので、口頭で英作文やスピーキングの訓練ができるレイアウト
- この本の例文を口頭で英作文できるようにして、単語を入れ替えて日常で使うようにしましょう
- スピーキングライティングの基礎としてGood
ハートで感じる英文法 決定版
- 一億人の英文法と似ているコンセプト
- 分かりやすい解説を読みたい人向け
NHKラジオ英会話 英文法パーフェクト講義 上・下
- 例文の質が高い
- ダイアローグを繰り返しシャドーイングすれば、リスニング対策にも
- ダイアローグを覚えてしまえば、スピーキングやライティング対策にも
今回の記事はこんな感じで終わりです。
では、今回はこれくらいにしておきます。
