というお悩みを解決できる記事です。
・tough構文って何?
・tough構文を取れる形容詞が知りたい
・so 形容詞/副詞 that節との違いは?
・大学受験英語を得意にしたい!
という方におすすめの記事です。
▼もくじ
まずは動画でざっと理解してみよう!
tough構文って?
This problem is difficult to solve [名詞の欠落].
この問題を解くのは難しい。
solveの後ろの名詞が欠けています。
これをここでは「不完全文」と呼びましょう。
このように名詞の欠落があるのに、文法上OKな文をtough構文といいます。
名詞って普通は欠けないですから、穴埋め問題や整序問題で頻出なんです。
solveは、通常[solve +名詞]で使うのに、今回の文章では名詞が欠けてますよね。
[名詞の欠落]がある、つまり、それを「不完全文」と呼ぶことにします。
そして、[名詞の欠落]がないものを「完全文」と呼ぶことにしておくといいと思います。
tough構文は形容詞とto Vの話だよ。
tough構文というのは、
①形容詞
②toV
の2つのコーナーなんです。
総合英語などの文法書には「不定詞」の項目として掲載されていると思います。
tough構文を取ることができる[形容詞一覧]
以下のように、①難・易、安全・危険、快・不快を表す形容詞と、②to Vを使うときに出てくる文法事項です。
難・易 | hard | difficult |
easy | tough | |
impossible | ||
安全・危険 | safe | dangerous |
快・不快 | pleasant | unpleasant |
comfortable | uncomfortable | |
convenient | inconvenient |
tough構文の仕組み
It is difficult to solve [this problem].
↕
[This problem] is difficult to solve [名詞の欠落].
文の後ろにあった名詞が、itに代入されて前に出ています。
名詞があった部分はそのまま名詞が欠落しています。
このように、名詞を前に出すのがtough構文で、①it~that と ②to V の出てくる繰り上げ構文とは違って、to Vしか出てきません。
~tough構文を図解してみました~
itに後ろの名詞を繰り上げて代入しています。
@のところが[名詞の欠落]です。
以下のように考えても良いですね。
名詞が後ろから繰り上がっています。
繰り上げ構文は、
①it ~ that と ②to V
の2つの話だよ。
tough構文とは別物だから気を付けてね!
↓繰り上げ構文に関しては以下の記事を確認してみてください↓
so 形/副 thatと一緒に出題されることがある
It is difficult to solve [this problem].
≒ [This problem] is difficult to solve [名詞の欠落].
≒ This problem is so difficult <that I cannot solve it>.
tough構文は、so 形容詞/副詞 that SVとの書き換えが総合英語などでは書かれていることがあるかもしれません。
その際の注意点としては、so 形/副 thatのときは、
that節の中は名詞の欠落がない
ということです。
つまり、
This problem is so difficult [that SV 完全文].
理由は、thatが接続詞なのですが、
接続詞thatの後ろは文型上完全な文章じゃないといけない
からです。
つまり、名詞の欠落があってはいけません。
まとめ
tough構文では、名詞の欠落に気を付けましょう。
また、so 形容詞/副詞 that節との書き換えは完全な文がきます。
tough構文は長文中でもよく見かけるので、ぜひ得意にしておいてくださいね(^^)/
ここまで読んだやる気のあるあなた!繰り上げ構文もチェックしておきましょう^^
英語の勉強法全般でお困りの方は、以下の学習法まとめ記事を読んでおきましょう。
以下の記事で、大半のことは解決すると思います。
偏差値70や80以上を狙っている大学受験生の方もぜひ読んでみてくださいね。