中南米・スペイン語圏

女性向け♡ラティーノと恋愛するときの注意点!

こんにちはpoohishです。

スペイン語を勉強している女性の中には、ラティーノたちと恋愛したいと思う人もいるのではないでしょうか。スペイン語の歌の歌詞を見たり、彼らの恋愛の仕方を見たりすると、とても情熱的でエキサイティングな恋愛ができそうに思えますよね。

しかしラティーノと恋愛をする場合、特に日本人女性は気をつけなければならないことがあるんです。不要なトラブルに巻き込まれたり、ひどく傷ついたりしないためにも、少しは知識をつけておけると安心ですよね。

そこで今回はラティーノと恋愛する際の注意点をご紹介していこうと思います。ここでご紹介する内容を、知識としてつけておければ、ラティーノたちとの恋愛も楽しめるのではないでしょうか。

※ここでいう「ラティーノ」は、ラテンアメリカの男性たちのことを指します。

愛の言葉や褒め言葉には気をつけること

私個人の意見ではありますが、日本人女性はあまり直接的な褒め言葉や愛の言葉に慣れていないような気がします。しかし多くのラティーノたちにとって、女性を賞賛する言葉は当たり前のこと。まったくその気がなかったとしても「かわいい」「綺麗」「その服似合ってる」くらいのことは、バンバン言います。

これは嘘ではないんです。本当にそう思っているから言っているのですが、その言葉にあまり意味はありません。

一方で、そうした褒め言葉を女性の気を引くために沢山言う人もいます。もちろん本気で恋をしたときにも、そうした言葉が出てきますが、遊び目的でもバンバン出てきます。

このあたりは日本人男性にも見られる傾向ですが、それよりももっと凄いバージョンだと思うといいでしょう。

ちなみに遊び目的である場合、ラティーノたちは割と最初から愛の言葉を吐きます。遊びは遊びと割り切っているラティーノならそうでもないのですが、本気と見せかけて遊ぶというタチの悪い人の場合だと、まるで本気であるかのように、それはロマンティックに愛の言葉を吐くんです。

見極めが難しいんですよね。しかしお互いにほとんど知らない相手の場合、急に「愛している」なんてことは起こるはずがありません。起こるかもしれませんが、ラティーノたちと関わるなら、そんなことは起こるはずがないくらいに思っておいた方がいいかもしれません。

自分も遊びたい!という人はいいでしょう。しかし真剣なお付き合いをしたい人は、そうした褒め言葉や愛の言葉にはくれぐれも気をつけるようにしてください。

恋人や奥さんがいても言い寄ってくる

日本でも浮気や不倫はよくあることのようですが、ラテンワールドではもっともっと普通のことです。男性が浮気や不倫をしても「仕方ない」みたいな風潮があります。

もちろんその男性の恋人や奥さんはひどく傷ついて泣いたりするのですが、文化的なものなのか、社会的なものなのか、日本よりも受け入れられているように見えます。少なくともそれが理由で別れたり離婚をするようなことは、あまりありません。

そんなわけでラティーノたちは、浮気・不倫をそれほど悪いことだと思っていない人が非常に多いんです。多分目の前にいる女性のことしか考えられないのではないでしょうか。

欲望のままに生きている人が多いのかもしれませんね。

そういうわけでラティーノに言い寄られたとき、恋人や奥さんがいるかもしれない可能性も頭の隅に置いておきましょう。日本のように、あなたが慰謝料を取られるようなことはありません。しかし、あなたが本気になってしまうと、後々どんな結果になるかは見えているはず。

特に気を付けなければならないのは、日本に住んでいて家族を自分の国に残してきているラティーノたちです。距離があるぶん、さらに彼らは浮気や不倫に対して何も感じなくなっています。

それでいいという人はいいかもしれませんが、本気になる前に相手に恋人や奥さんがいないかしっかり確かめてみた方がいいかもしれません。特に奥さんがいる場合、その相手との進展は望めませんからより注意が必要でしょう。

日本のビザ目的で寄ってくるラティーノもいる

ラテンアメリカの一部は、とても貧しく、海外に出れば楽な暮らしができると考える人もいます。特にキューバはそれがすごくて、キューバ人の多くは外国人と結婚をして海外に住むことを考える人もとても多いんです。

とても楽しそうに見えるキューバ人たちですが、実際の彼らの生活は本当につらいものですから、ビザ目的で外国人に言い寄っているキューバ人たちが悪いとは言い切れないところもあるのが事実。

多分キューバに行ってモテない女性はいないでしょう。本当にそのくらい凄いですし、しつこいです。

ただ口にする言葉はとてもロマンティック。しかも人によっては、それほどしつこい感じがしないこともあり、そんな人にロマンティックに言い寄られたら、Noとは言えないかもしれません。

個人的な意見ですが、きちんと愛が生まれるならビザ目的の結婚もいいのかなとは思います。国際恋愛だと、真面目に恋愛をしている人同士でも、一緒にいるためには結婚してビザを取得することが必要になりますよね。

私にとっては「結婚したいから婚活をして結婚する」というのと、「海外に住みたいから外国人と結婚する」というのでは、差を感じないところではあります。

とは言え、ビザ目的での結婚なんて嫌だ!と感じる女性も多いはず。この話はキューバ人だけではなく、生活が貧しい国ではどこでも起こり得ることです。

よくあるのは、アメリカ人との結婚のようです。地理的にも近いですし、日本語よりは英語の方が学びやすく、アメリカでも仕事が得て生活ができるため、アメリカ人が人気なのではないでしょうか。

なので、キューバ以外ではアジア人女性をビザ目的で追い求める人は、すでにその国のことを知っていたり、その国が大好きだったりします。

つまりラテンアメリカを旅するときは、日本語をちょっと知っているラティーノには気をつけた方がいいということですね。ただフレンドリーなだけな場合ももちろんありますが、日本のビザ目的な場合も本当にあるんです。

ラティーノは短気な人が多いことを知っておくこと

もちろんラティーノたちの中にも、日本人女性と真面目な恋愛をする人もいるでしょう。しかしラティーノとそういう関係になったときにも、気を付けた方がいいことがあるんです。

それはラティーノは短気でプライドが高い人が多いということです。もちろんラティーノの中にも非常に穏やかな人もいるのですが、短気率は日本人より高いでしょう。

短気なくらいなら大丈夫と思うかもしれません。しかし気に入らないことがあると、ブチギレる人も少なくありません。例えば、あなたが他の男性と仲良くしていたら、それだけで怒るラティーノもいるでしょう。そのほかにも、ラティーノのプライドを傷つけてしまったら、ひどく怒る人も多いようです。

すぐカッとなるので、そんなことがあるとすぐに「もう別れる!」となることも少なくありません。しかもそれは、ラティーノの中では日常茶飯事。多くの場合は、すぐにあなたの元へ戻ってくるでしょう。その恋愛が真剣なものであればあるほど、彼が戻ってくる確率は高いんです。

これも「別れる」という言葉を、脅迫として使っているわけではないことも。本当にその瞬間は別れたいくらい怒っているようです。

ラティーノと恋愛をするなら、そうしたことを理解して、いちいち悩んだり深く傷ついたりしないような強い精神が求められるかもしれません。

ちなみに、もちろんラティーノの中にもとても穏やかで、自分のパートナーをとても大事にする人もいます。しかし短気な人が多いのは事実なので、心の準備をしておくといいかもしれません。

ラティーノたちは女性との距離が近い

とても真面目であなたを愛してくれるラティーノと恋に落ちたとしましょう。しかしそこでも、あなたは文化の違いから苦しんでしまうこともあるかもしれません。

なぜかと言うと、ラティーノたちは女性との距離がとても近いからです。女性とと言うよりも、他人との物理的な距離が非常に近い人種です。

男性同士でもハグと挨拶のキスをし合いますし、もちろんそれは単なる知人・友人の女性とも同じこと。仲良しの女友達なら、ぎゅーっと強く抱きしめるようなこともあるかもしれません。

これ、非常に見極めが難しいのですが、本当に友達としての関係しかない相手であったり、実はそれ以上の関係であったりすることもあり、ぱっと見だけでは全くわかりません。

大事なことは、本当に愛されていると感じるなら、相手を信じることでしょう。たとえあなたの見ていないところで、他の女性とハグをしあっていたとしても、それはあなたに気を使って隠れてハグをしている可能性も本当にあるんです。

ハグと挨拶のキスまでなら、あなたの方が相手の文化を受け入れることが大事。本当にそれは単なる挨拶だからです。仲良しなら、ハグがぐっと深くなりますが、それも仲良しの友達との挨拶。

それだけで嫉妬をしたり怒ったりするのは、ちょっと考えものです。ラティーノと恋愛をするなら、このことについても心の準備をしておきましょう。

母親には勝てないことを心得ること

日本でも「マザコン」という言葉があって、お母さんとまるで恋人のように過ごしたり、彼女よりも母親を優先したりする男性がいますが、ラティーノのほとんどはマザコンと思った方がよいです。

ラテン系の方々は、日本人に比べると家族がとても仲が良く、年齢を重ねても家族単位で行動していることはよくあること。

中でも母親と子供たちの繋がりはとても強く、日本人の目から見るとマザコンに見えてしまうかもしれません。

母親との繋がりが強いのは、男性に限らず女性もなのですが、男性の場合は母親が子供の彼女のことをなかなか好きになれないという問題が起こることも。

しかも男性の方もお母さんのことが大好きなので、なかなか逆らえないなんてこともあるようです。

お付き合いをしている中で、もしもあなたより母親を優先されても、怒ってはいけません。一生相手してくれることが確実な母親と、今お付き合いしている彼女なら、母親のことを優先したくなることもあるでしょう。それはもう仕方ないことなんです。

いずれは、母親とパートナーの間で、きちんとバランスを取ってくれることを祈りましょう。個人的には母親を大事にできないラティーノだと、逆に愛情が薄いのではないかと心配になってしまいます。

家族ぐるみでのお付き合いが必要になる

ラティーノと真剣交際をすることになったら、家族ぐるみでのお付き合いが必要になります。相手の家族と、家族の一員として付き合うようになるので、そういうのが苦手な人は少ししんどいかもしれません。

クリスマスはほとんど確実に一緒に過ごすことになるでしょう。その他の家族が集う行事でも参加が求められます。スペイン語がわからないと、ちょっと疎外感を感じてしまうかもしれませんね。ただラテンの方々は、とてもフレンドリーなので、あまり心配はいらないでしょう。

ちなみにラテン界でも、嫁・姑の仲が悪いというストーリーは定番です。それだけではなく、旦那と姑の仲も良くないことの方が多いようです。

もちろんそんな要素のない姑もいるでしょうから、最初から心配しすぎはいけませんが、もしもそんなシチュエーションになってしまったら、それでもしっかりパートナーとの絆に焦点を向けるようにしましょう。

まとめ:国際恋愛は相手の文化を理解することから始まる

今回はラティーノと恋愛をするときの注意点をさまざまな角度からご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

ラテン文化と日本の文化は、似ている部分もたくさんあるのですが、恋愛においてはかなり文化が異なります。そのため、しっかりラテン文化を理解して、ラティーノたちの考え方をわかっておかなければ、トラブルになってしまうかもしれません。

とはいえ、ラティーノと出会って幸せにお付き合いをし、結婚している人だっています。ラティーノの文化に振り回されることなく、落ち着いてつきあっていけるといいですね。

ABOUT ME
poohish
過去のイギリス在住歴5年弱。現在はフリーランスでライターをしながら翻訳や英語教師をするかたわら、日本を拠点に各地に旅をして、各国の文化や英語教育状況なんかを眺めたりしている。 たびのごはん Traveling to eat the world
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