関係詞が人だから・・・とか、物だから・・・みたいな感じで覚えている人必見の記事です。
関係詞はしっかり理解しないと、難しい文章になってくると誤訳したり、意味が理解できないことが増えてきます。
関係詞のポイント
✅関係代名詞=名詞
✅元の文を考えよう!① He is a man.
+
② I like {him}.
※himをwhoに変換
→ I like {who}
※whoを文頭に出す
→ {who} I like
※that, 堅いがwhomもOK= He is a man (who) I like.
✅穴埋め問題は『( )の前の名詞が人とか物』で判断してはダメ。
— 野村勇介👨💻英語✖︎プログラミング (@YSK_NMR) 2019年4月30日
前の名詞を見てwhoとかwhichとか決めたらダメ
四択問題では
カッコ( )の前の名詞が
→ 人だからwho
→ 物だからwhich
→ わからなかったら、とりあえずthat
のような解き方をしている人がいます。
これだと、シンプルな問題は正解することがありますが、根本的な理解をしていません。
英文法というのは四択問題を解くだけのものではありません。
英作文の際に自分でミスがないかチェックできるようになったり、英文解釈の際に活用できたりします。
英文法は英語学習の全ての根幹なのですが、穴埋め問題だけのためだと思っている方が多いのが現状です。
では、具体的にどのように理解すべきなのか、例文で確認していきましょう。
関係代名詞=名詞
例文:He is a man {who} I like.
全訳:彼は私が好きな人です。
元の文を考えよう!
そもそもwhoが元々なんだったのかを考えないといけません。
これは長文読解時も同様です。
常に元の文章を意識するとよいです。
文章の理解度が上がります。
① He is a man.
+
② I like {him}.
※himをwhoに変換
→ I like {who}
※whoを文頭に出す
→ {who} I like ※that, 堅いがwhomもOK
= He is a man (who) I like.
穴埋め問題は『( )の前の名詞が人とか物』で判断してはダメ。
関係副詞=副詞
例文:This is the house {where} I lived ten years ago.
全訳:これは私が10年前に住んでいた家です。
二文に分解 → 結合が基本です。
① This is the house.
+
②
I lived there ten years ago.
there=副詞だから関係[副詞]を使わないといけない。
→ I lived {where} ten years ago.
{where}を文頭に出して①と繋ぐ
→ {where} I lived ten years ago.
= This is the house {where} I lived ten years ago.
関係代名詞=名詞
例文:This is the house {in which} I lived ten years ago.
全訳:これは私が10年前に住んでいた家です。
品詞を常に意識
① This is the house.
+
② I lived in it ten years ago.
※it=名詞なので、関係代名詞を使う
→ I lived {in which} ten years ago
→ {in which} I lived ten years ago
= This is the house {in which} I lived ten years ago.
このように、英文法は品詞を意識すれば簡単です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 二文に分解する
- 品詞を意識する
を徹底してみてください。