英文解釈の本って、解説が少ないのでわかりにくくないですか?
基礎をしっかり確認しながら英文読解を学べる本ってありませんか?
という方におすすめの本です。
日本一成績が上がる魔法の英文読解ノート
1,620円
こちらの本です。
この本は、ある程度は英語が読めるようになって自信はあるけれど、英文法が少しあやふやな学生にとてもおすすめの本です。
おすすめの理由
- 版が大きいので解説が他書よりもだいぶ詳しい
- 英文法の基礎事項の解説が丁寧
- 章立てが分野別になっている(好きな部分を読むことも可能)
- 問題が意外と難しい(その代わり基礎解説はとても丁寧)
こんな感じです。
著者の情報
中久喜 匠太朗(なかくき しょうたろう)
2001~2016 代々木ゼミナール講師
2016~ N予備校 英文読解講師
代ゼミは規模を縮小したため、多くの講師が流出しました。
残った講師は本当に実力のある先生ばかりだと、個人的には考えています。
中久喜先生はその一人ではないでしょうか。
現在は、N予備校で教えられているようです。
版が大きい本はレイアウト的に強い
参考書って、実は見やすさもとても大切です。
この本は見開き1枚で完結するので、とても見やすくて使いやすいです。
版の小さい本って、紙面の都合上、基礎事項を割愛するんですよ。
特に、見開き1枚で完結する本は、基礎事項の解説が浅いか、甘いか、それか文字が小さいです。
しかし、この本は版の大きさを利用して、英文法の大切なポイントをしっかりと解説してくれています。
もっと売れていい本だと思います。
買いだと思います。
章立てが英文法の分野別
一番最初から読んでいって欲しい本ですが、ある程度実力がある人は、自分の苦手な分野からつぶすといいでしょう。
その点、分野別に章立てされているのはメリットと考えます。
例えば、比較が弱い人は比較だけをやるとか、使い方を工夫できます。
苦手な人は、前から順々に読んでいきましょう。
途中途中にある中久喜先生のコラムもためになりますよ。
問題の難易度はやや難
問題は意外と難しいです。
特に、和訳がしにくい。
構造がわかっても「どうやって訳そうかなぁ」と迷うものがけっこうあります。
長文中で出会う読みにくい英文をよく集めている本です。
問題がわからなくても、解説が丁寧で詳しいので、十分ついて行けると思います。
問題がわからなさ過ぎてあきらめないほうがいいと思います。
わからないときは、解説にさっさと移って、じっくりと理解しましょう。
まとめ
読解は大学入試で大きな配点を占めます。
また、大学では英語の論文や文献をたくさん読みますから、学問を学ぶ際の基礎になります。
また、留学しようと思ったときに、TOEFLやIELTSで読解で高得点を取れると、他の技能に専念できるので、メリットが大きいです。
この本で、ぜひ英文読解の基礎を磨いてみてください。
最後に
その他のおすすめの本や技能別の勉強法については、こちらのまとめ記事をぜひ一度は読んでみてくださいね(^^)/