皆さん、こんにちは!みっこです。
突然ですが、私は母国語の日本語の他に韓国語、英語、イタリア語を話します。
(韓国語が一番得意で、その次に英語、それからイタリア語になります)
それだったら4か国語じゃないか!
と思われるかもしれませんが、イタリア語はまだイタリア人の二歳児レベルなので0.5か国語でカウントしました。
え?イタリア人の二歳児レベルやったら喋れるって言わへんで!と思ったそこのあなた。その通りでございます。でも、フィンランドで出会ったフィンランド人のティモは
- おはようございます!
- こんにちは!
- ありがとう!
これに加え、どこの日本人から入れ知恵されたのかわからない
「ヘルシンキワ ワタシノ ニワデスー!!」(ヘルシンキは私の庭です)
しか日本語を話せないのに、履歴書には”JAPANESE FLUENT(日本語は流暢)”と書いていたので、二歳児レベルの私のイタリア語も0.5くらいにカウントしても良いんじゃないかと勝手に判断し、3.5か国語にさせて頂いた次第でございます。
ティモ、元気にしているかしら。(笑)
今日は私が外国語を勉強するにあたり、独学でどのようにモチベーションをキープしているかを皆さんにシェアしたいと思います。
▼もくじ
独学勉強法:英語編
私は日本語、韓国語の次に得意とする言語が英語です。
私は主人との結婚を機に日本を出ることになり海外生活が始まったのですが、それまで私はほとんど英語が話せませんでした。
しかし、英語を話さなければならない環境に追いやられたことで、独学でありますが熱心に英語の勉強をしました。
※私の英語の勉強の仕方に関しては、以前”海外在住9年目の英語勉強法。私はこうやって英語を勉強した!”の記事で書いているので是非ご覧になってみてください♪
英語① 翻訳の仕事ができるまでに
私の英語のレベルは英語に関しては日常会から始まり、今はようやくビジネス英語とある程度の翻訳までカバーできるようになりました。
最初英語が話せなかった時は外国人と話すというだけで緊張して嫌な汗をかき、英語を話すこと自体がとてもストレスでしたが、8年に渡る地道な独学の結果、今では外国人と英語で話をするのになんの抵抗もありません。
どんなに体格の良い強面の外国人が来ても大丈夫です。(笑)
地道な勉強の甲斐あって、私はイタリアに来て英語の翻訳(日本語→英語)のお仕事を時々させて頂けるようになりました。
夫の知り合いと何度か食事をしたり話をしているうちに、私に翻訳の仕事を依頼してきてくれました。
私の経歴も知らないのに、私との英語の会話だけで私を起用してくれると言ったときは正直とっても嬉しかったです!
翻訳の内容は日本の大学とコラボレーションした実験内容(ロボットの実験)を日本語から英語に訳すというものでした。
専門用語もたくさん出てきて仕事自体は量もあり大変でしたが、完全に文系の私が理系の分野に携わることが出来てとても刺激的でした。
英語② 動画でモチベーションアップ
私はそれまで英語の翻訳のお仕事をした経験はありませんでしたが、その仕事が自分の英語のキャリアアップに繋がったので、こつこつと英語を勉強してきて良かったなと心から思いました。
今の私の英語学習のモチベーションを維持する方法は、ずばり
かっこよく英語を話している、母国語が英語じゃない人の動画を見る
ことです。
要するに、努力して英語を身に着けた人の動画(主にyoutube)を見るということです。
もちのろん、元々英語を母国語として話す人を見てもかっこいいな~私もああいう風に話せるようになりたいな~と思うのですが、元々英語が話せなかったのに一生懸命勉強して英語を話せるようになった人からはとても刺激を受けますし、
自分にもきっと出来る!
という自信が沸いてきます。
英語③ ONE OK ROCKのTAKAさんの英語
私がとても刺激を受けたのが、ロックバンド ONE OK ROCKのTAKAさんの英語です。
↓こちら
彼は英語圏に留学をしたことは無いみたいですが、独学でここまで英語が話せるようになったようです。
彼は、見ていて元々コミュニケーション能力が高いというのもあるのかもしれませんが、外国人相手でも躊躇せず堂々と英語を話している姿が印象的でした。
私は同じ日本人で英語を流暢に話せる人を見るとなんだかとても勇気が湧いてきて、それが
英語をもっと上手く話せるようになりたい!語彙力を伸ばしたい!
というようなモチベーションに繫がります。
語学の勉強は、特に独学の場合がそうだと思うのですがなかなかモチベーションを保つのが大変です。
海外移住や海外留学などの何か目的があって語学の勉強をするのだったとしても、やはりずっと高い志を持って勉強をし続けるというのは至難の業だと思います。
私はそういう語学の勉強に生き詰まった時に、ONE OK ROCKのTAKAさんのような英語を母国語としない人の英語を聞いて自分を奮い立たせています!
良い刺激をもらっても、何も勉強しなかったら意味がありません!笑
モチベーションが上がったら、
- Hapa英会話のJUNさんのyoutube動画を見る
- JAPAN TIMESを読む
などして英語の知識を増やすようにしています。
※Hapa英会話のJUNさんについては”海外在住9年目の英語勉強法。私はこうやって英語を勉強した!”の記事でも紹介しています。
英語④ 外国語の習得に終わりは無い
どの語学を勉強するにしても言えることだと思いますが、私は外国語を習得するのに終わりは無いと思います。
一生懸命勉強したらある程度は話せるようになりますが、やはり母国語でない限り語彙力を伸ばす努力は必要だと思います。
もちろん、人によってはここまで話せるようになったらもう満足!と思い勉強しなくなる方もいらっしゃるかもしれませんが☺
語学の習得は、どこまでその語学を追及するかによっても勉強の仕方が変わってくるかもしれませんね!
独学勉強法:韓国語編
韓国語は10代の時に韓国に渡り現地の語学学校に通ったので、私の中で一番自信のある言語です。
以前の”韓国語フレーズ”の記事にも書きましたが、韓国へ留学を決めたのは、姉が勧めてくれた”猟奇的な彼女”という映画を観たのがきっかけでした。
主人公のチョン・ジヒョンが話す韓国語がとってもかわいく美しく聞こえ、私は絶対にこの言語(韓国語)を習得するのだ!と決めたのでした。
最初の留学期間は1年と決めていたのですが、あまりにも韓国生活が楽しくて更に韓国語と韓国文化にどっぷりはまってしまい、トータルで3年弱、私の青春時代を韓国で過ごしました。
韓国に留学する前はハングルがなんとか読める程度で、会話は全く出来ない状態でした。
それでも”アンニョンハセヨ”と”カムサハムニダ”は話せたというか、知っていました。
そんな状態から始めた韓国語でしたが、やはり韓国が好き!韓国語が好き!という強い気持ちのおかげで、3年弱の間で私の韓国語は日常生活にはほとんど支障が無いレベルまで上達しました。
自分で言うのもなんですが、韓国留学を終えた私はすでにかなり流暢な韓国語を話していたと思います。
韓国語① 韓国企業に就職してさらに磨いた
しかし、日本に帰国し社会人になり、韓国の企業に勤めだしてから更に私の韓国語に磨きがかかりました。
それまでの私の韓国語は”日常的に使う韓国語”でしたが、仕事ではビジネス韓国語も必要とされました。
上司や周りの同僚もほとんど韓国人だったということもあり、私は日本にいながら韓国語のステップアップに成功しました。
それは私にとってとてもかけがえのない素敵な経験でした。
韓国語② Vlogで韓国語のスキルを維持!
前置きが長くなってしまいましたが、私の今の韓国語のキープの仕方について書いていこうと思います。
24歳の時に日本を出てからはあまり韓国人に出会う機会もなく、韓国語を話す機会もぐっと減ってしまいました。
でも、せっかく勉強した韓国語、絶対に忘れたくなかったし、それまでに培った韓国語レベルを落としたくありませんでした。そんな私の韓国語キープ方法は
韓国人youtuberのvlogを見る
韓国語に関してはただただこれに尽きます。。。
特に私は日本に住んでいる韓国の人が、日本での日常生活をアップしているvlogが好きで時間のある時に見ています。
韓国語も聞けるし、日本の懐かしい街並みや日本食も出てくるので自分も日本に住んでいる気持ちになり、日本が恋しい私にとってベストな方法なのです。
↑私が好きな韓国youtuberのvlogのうちの一つです♡
韓国語に関しては、勉強というより韓国語を忘れないために韓国語に触れるといった感じです。
ご紹介したyoutuberさんはお子さんもいらっしゃるので、私も同じ母親として同じ目線で見れるのでいつもアップデートされるのを楽しみにしています。
他にも若い韓国のyoutuberたちのvlogを見ていると、若い子たちが使うスラング的なのも出てくるので良い勉強にもなります♪
独学勉強法:イタリア語編
イタリア語に関しては2016年の主人の仕事の都合でイタリアに来て、何のベースも無いまま勉強を始めたというのと、ただいま絶賛育児中(3歳と11か月の娘)ということもあって学校にも行けない状況の中、今のところ独学のみで勉強しております。。。
そのお陰でveryスローペースではありますが、ゆっくりと少しずつ勉強しています。
私のイタリア語勉強のモチベーション維持の仕方をお話する前に皆さんに少しイタリア語についてお話させて下さい。。。
イタリア語① 名詞や活用いろいろと厄介すぎる・・・
イタリア語は男性名詞と女性名詞があり、更に主語によって動詞が全て変わるというとてもやっかいな言語なのです!!(少なくとも私には・・・)
皆さんが良く聞く”ブラボー!”ありますよね?
イタリア語で、「素晴らしい!」という意味です。
がしかし、
このブラボーもとっても厄介なのです。
ブラボー(Bravo)は単数の男性(要するに1人の男性)に対して使う「素晴らしい!」で、もしそこに2人以上の男性がいたらブラビー(Bravi)になります。
更に、1人の女性に対して「素晴らしい!」と言いたいときはブラボー(Bravo)ではなくブラバー(Brava)になり、2人以上の女性がいる場合はブラベー(Brave)になるのです。
要するに、
- ブラボー(Bravo)→1人の男性に対して
- ブラビー(Bravi)→2人以上の複数の男性に対して
- ブラバー(Brava)→1人の女性に対して
- ブラベー(Brave)→2人以上の複数の女性に対して
といった感じです。
※ちなみにそこに男性と女性の両方がいる場合は、②のブラビー(Bravi)になります。
ブラバーはまだしもブラビーやブラベーって。。。全然ブラボーっぽくないやんけ!と最初聞いたときは思いましたが、とにかくイタリア語、このように変則的でか・な・り!厄介なのであります。
イタリア語② モチベーションを保つ親心
そんな私のイタリア語独学のモチベーション維持法は、
娘のため!(特に幼稚園に通う長女)と思う親心
これ一つにつきます。
長女はフィンランドで生まれましたが、フィンラドにいたのは1歳までで、それからイタリアに移住しました。
2歳の時から現地の保育園に通い始めたのですが、私たちの住んでいる地域にはインターナショナルの保育園が無く、やむを得ず”外国人は一人だけ”という特殊な環境に娘を置かざるを得ない状況になりました。(今でもそうですが長女はとてもアクティブで、更に私が2人目を妊娠して家でみるのが大変になったため保育園に入れることにしました)
さて、イタリアは以前イタリア関連の記事にも書きましたが英語はほとんど通じません。
大きな街に行ったら話せる人もいますが、少なくとも私たちの住んでいるところには英語を話せる人はほとんどおらず、長女が初めて入った保育園の先生たちも誰一人として英語を話す人はいませんでした。
保護者としては、保育園の先生たちとの意思疎通は必須です。
しかし、悲しいかな、私の話すなんとも頼りなくつたないイタリア語の方が彼らの英語よりもまだましだったので必然的に私はイタリア語を話す状況に追い込まれました。
そういった状況に加え、小さいながらも親の都合でイタリアという外国で娘に社会生活を送らせなければならないという親としての申し訳なさ・責任感が私のイタリア語勉強におけるモチベーションになっています。
長女は今月からイタリアの幼稚園に行き始めました。
保育園の時と同様、幼稚園の先生たちも英語を話せる人は皆無です。
最近は娘のイタリア語が急速に上達していてもはや私よりも先生たちの話すイタリア語を理解しているようだし、11か月の妹にも果敢にイタリア語で話しかけています。
娘からイタリア語を教わる日もそう遠くはなさそうですが、イタリアに住んでいる以上、やはり私ももっとイタリア語を頑張らなければならないと感じる今日この頃です。
イタリア語③ 携帯アプリと実践イタリア語会話で独学
ちなみに私のイタリア語の独学方法は
- 携帯アプリ(Duolingo)を使っての学習
- マンションの中庭で同じマンションの住民たちとの実践会話
です。
夕方、娘を幼稚園に迎えに行ったあとすぐには家に帰らずマンションの中庭でシャボン玉をしたり追いかけっこをして遊ぶのですが、ほぼ毎日行っているせいか同じマンションの住人の人たち(主に日向ぼっこをしているおじいちゃんやおばあちゃん)とお友達になり(イタリア人はとっても子供が大好きなので子供がいるというだけで声をかけて来ます)、話をする機会があります。
今のところここが私の唯一のイタリア語実践の場になっています。(笑)
ちなみに最近覚えた単語は”カタツムリ”です。
カタツムリ1匹(単数)→lumaca(ルマーカ)
カタツムリ2匹以上(複数)→lumache(ルマーケ)
娘が中庭にいるカタツムリを指さし「カタツムリー!!」と叫んでいたのですが、いつも良くしてくださる同じマンションに住むおじ様が「Che cose?(ケ コゼ?)」(それはなんや?)と聞いてきたので急いでGoogle translationで調べました(笑)
”カタツムリ”なんていう単語は本来ならばとっても後回しになっても良いものですが、娘のお陰でこうした単語も自然と覚えるようになりました。
その国の文化や歴史を知って興味を持つのがベスト
最後に。。。
語学を勉強する方法は人それぞれだと思います。
でもきっと共通することは、楽しくないと続けられないということではないでしょうか。
好きじゃないけど、必要があって外国語を習得したにといけないという人は、その国の文化や歴史に触れてまずその国のことを好きになったり興味を持ったりすることも一つの方法だと思います。
私は長い海外生活のお陰(?)でたくさん外国語に触れてきましたが、逆に「日本語の使い方を忘れてしまう」という悲しい事態が起きています・・・。
漢字も書く機会がほとんど無いので、見れば分かるけど実際に書けと言われたら書けないものも多い気がします。。。
イタリアに住んでいる知人の情報で、こちらでも漢字検定試験が受けられるということなので、次回挑戦しようかなと思っています。
娘たちにはきちんとした日本語を教えたいと思っているので、日本語も新聞を読んだり手紙を書いたりと意識的に触れていかないといけないなと思っています。
少しでも、私の語学学習のモチベーションを維持する方法が皆さんの役に立てればうれしいです(^^♪
韓国語系のまとめ記事はこちら
韓国語の勉強法や韓国について詳しく知りたい人は、こちらのまとめ記事をチェックしてみてくださいね(^^)/
英語勉強法まとめはこちら
分野別の英語勉強法はこちらの記事を見てくださいね(^^)
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