一時保育に預けたいと考えているのだが手続きとかってどうなの?!
預けられる期間は?!
という方にお役に立てる記事です♪
みなさんこんにちは、みっこです!
只今、イタリアから里帰り出産のために日本へ一時帰国しています!
久しぶりの日本に加え両親のサポート有りの生活、なんて快適なのでしょうか。。。
当たり前のことを当たり前にしてくれる日本、最高でございます!!(笑)
私は長女をフィンランドで出産したのですが、次女は日本で里帰り出産し、今年の六月に出産を控えている第三子もイタリアから日本へ一時帰国し里帰り出産をします。
今回は、私が実際に二人目と三人目を出産するときに利用した
”産前産後の一時保育のシステム”
についてご紹介していこうと思います。
※自治体によって預けられる期間など、違いがあると思います。
一時保育をご検討されている方は地域のホームページや市役所又は区役所で前もって調べられることをお勧めします。
▼もくじ
まずはじめに
産前産後に利用できる一時保育とは?!
保育所、認定こども園では、親の
- 就労
- 妊娠・出産
- 疾病・障がい
- 介護
- 災害復旧求
- 職活動就学
などを理由に一時的に保育所もしくは認定こども園に子供を預けることができます。
私は次女を出産した時、そしてこれから第三子を出産するにあたり、”妊娠・出産”を理由に一時的に上の子供が保育所を利用しました。(利用します)
二人目、もしくは三人目を妊娠したのだけど、
- 夫は仕事が忙しく家のことはもちろん上の子供の面倒をみるのは難しい
- 両親のサポートが受けられない
などという理由で思い悩んでいる方は少なくないと思います。
私も長い間海外生活をしていますが、
何のサポートも無い中で子育てをしながら妊娠・出産をするのは並大抵のことではありません!
自分で家のこと、そして子育てなどの全てのことを頑張れればそれに越したことはありませんが、
妊娠中はただでさえホルモンのバランスが崩れたり、体調も安定しないこともあるので絶対に無理は禁物です。
周りに頼れるものがあればどんどん頼っていくべきだと思います!
特に、自分の住んでいる地域の自治体のサポートはそういった困った人や援助を必要としている人のためにあるものです。
私は次女を妊娠するまでは自治体が市民に提供しているサービスについてはほとんどと言っていいほど無知でした。
しかし知人に妊娠中の一時保育のことを聞いてから色々調べてみると、
- 妊婦さんがいつでも利用できる相談窓口
- 子育てに関する相談窓口
- 子供から高齢者までの食育
などなど(他にも市の婚活支援などもありました!)、こんなにも色んなサービスもあったんだと驚くことがたくさんありました。
妊娠中、もしくは働くお母さん達は(もちろんお父さん方も)こういったサービスをどんどん利用するべきだと思います!
一時保育先を見つけるまでの流れ
一時保育先を見つけるまでの流れをざっと書くと、
- 市役所の保育課に連絡して出産のため子供を一時保育に預けたい旨を伝える
(電話でも可) - 自分の子供を通わせたいと思う保育所をいくつかピックアップして連絡し、事前に見学に行く
(その際に一応保育所の空き状況も聞いておくと尚良い) - 市役所の保育課に行き、申請書などを記入して手続きをする。
(両親や親族などの代理人でも良いが直接窓口に行く必要がある)
出産前後の期間に上の子供を一時保育に預けると決めたら、まず保育課に連絡をして出産予定日などを伝えます。
そうすると、私は担当の方から
「子供を預けたいと思っている保育所を事前に何箇所か決め見学に行って、候補を考えてきてください」
と言われました。
この”何箇所か見学に行かなければならない”理由は、
必ずしもお子さんを預けたい保育所に空きがあるわけではないので、前もっていくつか候補を考えておく必要がある
からです。
私の場合子供を預ける保育所はやはり家から一番近いところが良いと思ったので、近所の保育所をまずいくつか目星をつけて直接連絡を取り長女と一緒に見学に行きました。
次女を出産する時は比較的早い段階で里帰りをしていたので、市役所の保育課に自分で直接申請をしに行きましたが、今回三人目の出産のために里帰りをしたのは、申請出来る期間にギリギリ間に合わなかったので
母に代理で窓口へ行って申請書だけ提出してもらい、他の資料は後日私が日本へ帰国してから再度保育課の窓口に届けました。
※申請期間については後ほど詳しく書きます。
先日市役所から封書が届き、長女を一時保育で預ける保育所の決定通知が来ました。
結果から先に言うと、
次女を出産した時にも預けていた保育所と同じところに決まりました!
嬉しすぎる 😀
次女を出産した当時長女はまだ2歳ちょっとでしたが、
今でも当時の先生のことやお友達のこともうっすらと覚えているようで、
「その保育所と同じところに行けるよ〜」
と伝えると長女はとても喜んでいました。
今回の保育所探しにあたっては今回決まった保育所も含め日本に帰国する前から事前に実家の近くの保育所をいくつかピックアップし、下調べをして空き状況などを調べたりしていたのですが、
どこの保育所も「今は空きがなくて厳しいですね〜」と言う回答で、正直娘を一時保育で預けられるか心配していました。
しかし今回の保育所探しでわかったことは、
最終的な決定権は保育所ではなく市役所にある
ということでした。
※これも自治体によって違う可能性があります。
今回決まった長女が以前も一時保育で通っていた保育所も、電話で問い合わせた時は空きが無いと言われてほぼ諦めていたのですが、最終的にはそこに決まりました。
(第一希望の保育所の欄に、一か八かで以前長女を通わせていた保育所の名前を書きました)
一時保育のための保育園を市役所に申請するにあたり必要な書類
- 一時保育の申請書
- 保育が必要な要件申立書
- 日本での母子健康手帳の写し(分娩予定日が判るもの)
- 夫の収入証明書(2年前のものを一年分)
1と2に関しては保育課の窓口で貰って記入することができます。
前記しました申請期間ですが、
”○月からお子さんを預ける場合の申請期間は○月まで”
という決まりがあるので、
妊娠がわかってお子さんを一時保育に預けると決められたら出来るだけ早く申請をすることをお勧めします。
”3”に関しては、日本に住んでいる人の場合、市民税支払いなどの繫がりで自動的に自治体が家庭の収入を把握しているので必要ないようなのですが、
私の場合は夫は今日本に住民票がなく、海外の現地採用で仕事をしているため夫の収入証明書を要求されました。
保育料
保育料はご家庭ごとの収入によって決まります。
うちの場合は夫はイタリアで現地の会社で働いていてイタリアで税金も納めているのですが(夫は日本の住民票も抜いている状態)、とにかく年収がわかるものを提出してくださいと言われました。
それからは
市役所が夫の年収を日本円に換算し、年金や税控除も日本円に置き換えて算定した額に、最終的には市の市民税算定税率を用いて娘の保育料を算出する
というかたちで娘の保育料は決定されました。
一時保育で預けられる期間
これも自治体によってだいぶ差はあるようなのですが、
私の住む市で出産のために上の子供を保育所に預けられる期間は
産前産後の2ヶ月
です。
ちなみに出産する月はそこには含まれ無いので
産前産後の各2ヶ月+出産する月の1ヶ月なので合計5ヶ月間
私は長女を預けることができます。
(6月に出産予定なので4月〜8月の計5ヶ月間)
他の自治体などの情報を少し調べてみると出産予定日の1週間前から1ヶ月だけのところもあるみたいで自治体によってこんなにも違うのかと驚きました。
前回、次女を出産するときに長女を預けた時もそうだったのですが、出産2ヶ月前になるとだいぶお腹も出てきて当時2歳の長女と一日中一緒に遊んで過ごすのは大変だったので、産前2ヶ月前から預かってもらえてとても助かりました。
産後すぐもやはり新生児のお世話で不眠不休になるので産後2ヶ月預けられたのも本当にありがたかったです。
保育所が決まってからの流れ
準備するもの
基本的には正規の園児たちと同じものを用意しなければなりません。
でも、5ヶ月しか通わないわけだし体操服や帽子などを購入するのはちょっともったいないなという気がしていたのですが、長女を預けた保育所では園長先生が卒園した園児のものを貸してくださってとても助かりました。
これは園によってもだいぶ違いはあると思いますが、長女が通った保育所では長女は正規の園児ではないので、
入園初期に保育所に持っていかなけれなならない保育所で使用するティッシュペーパーやビニール袋などは正規の園児の保護者が準備しなくてなはならない量の半分でよかったり、連絡帳も決まったものではなく自分で用意しても良い
というふうに言われました。
毎月児童が購入する本も希望すれば購入出来ますが、それも希望しなければ購入しなくても良いという感じで色んな面で柔軟に対応していただきました。
ただ、私の場合は娘には出来るだけ他の正規の園児たちと同じ保育所生活を送ってもらいたいと思っていたので、保育所で日常的に使用するものはほとんど揃えました。
園での過ごしかた、行事への参加などは正規の園児たちと同じ
一時保育といっても、保育園での過ごし方は他の園児たちとほとんど変わりません。
私の娘は遠足もクリスマス会も運動会も発表会も全て正規の園児たちと一緒に参加しました。
産前産後の一時保育を利用して良かったこと
ざっとまとめると、
- 日本語が伸びた
- オムツが取れた
- 協調性が付いた
- ご飯を好き嫌いせず何でも食べるようになった
- 規則正しい生活スタイルを身につけることが出来た
二番目の子供の出産のために一時帰国し里帰り出産をした時、長女は当時2歳2ヶ月でした。
すでにイタリアの保育所数ヶ月通っていたのであまり心配はしていませんでしたが、環境がものすごく変わることや言語が変わることに対して全く心配がなかったわけではありません。
しかしやはり子供の適応力と適応のスピードには目を見張るものがり、長女はあっという間に日本の保育所が大好きになりました。
最初はオムツもして保育所に通っていましたが、保育所の先生が
「保育所でトイレトレーニングを始めましょう!」
と言ってくださり、最初は
「え?!そんなことまでしてくださるの?!」
と日本の保育所の手厚さにびっくりしましたが(イタリアではまずあり得ない)、そのお陰で長女は2歳半の時には完全にオムツ無しの生活ができるようになっていました。
そして、保育所に通うようになってからは、集団生活のお陰か、それまでは自分のことだけを考えて行動していた長女が、周りの様子を見ながら発言したり行動するようになりました。
ご飯も、あまり好きではないお野菜なども、
周りのお友達が食べている姿を見て自分も食べよう!
という気持ちに自然となったみたいで偏食が減りました。
逆に悪かったことはなんだったかなぁと考えてみたのですが、
悪かったことは一つもありません!(笑)
一時保育の全てのことが娘にとっても、私たち親にとってもとても良い経験となりました。
最後に
いかがだったでしょうか。
妊娠・出産は女性にとって一大事ですよね。
地域によって産前産後に利用できる一時保育のシステムは異なるかもしれませんが、どの地域にもこの一時保育のサポートがあることは確かです。
これから二人目、三人目の子供が欲しいけれど、出産時に上の子供を預けられるところが無くて迷っているというお母様方、ぜひお住まいの地域のホームページなどに入って調べられるか、直接市役所などに問い合わせて聞いてみてください。
必ず何かしらの解決方法があるはずです!
この記事が少しでも世の中のお母様方、そしてこれから母親になられる方たちのお役に立てれば幸いです♪
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日本語、韓国語、英語のフリーランスの翻訳家として活動しています。
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