という方のお悩みを解決できる記事です。
2019年の今までのところ、ほぼ決定版と言える勉強法をご紹介いたします。
ざっくりまとめるとこんな感じです。
【暫定の最強英語勉強法】
特にリスニングとスピーキングですが、iPad等で、Chrome拡張機能のNetflix日英同時字幕を使いシャドーイング 。
Split機能で辞書を横に表示、未知語を調べてAnkiにぶち込むというスタイルが良いと考えます。
マンガなども活用@satoken_toeic 氏のツイートを参照せれたし
— 野村勇介👨💻英語✖︎プログラミング (@YSK_NMR) 2019年4月23日
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英語圏で困るのは圧倒的にリスニング
英語圏に住んで困るのは圧倒的にリスニングです。
これは英語だけに限らないと思います。
他の言語でもそうではないでしょうか。
リスニングは、TOEICのリスニング満点では全然足りません。
TOEICのリスニングだけに慣れていても英語圏では普通に困るのが実情です。
TOEIC等は土台の一部として考えておくといいでしょう。
資格試験自体は効率的に語彙が増えるので悪くありません。
しかし、TOEICのリスニングがある程度聴けるようになったら、すぐにNetflixやYouTubeなどを使ってリスニングを鍛えましょう。
では、何をどうやって使って鍛えればいいのかにフォーカスして以下で確認していきましょう。
Netflixの拡張機能を使え
こちらのウェブサイト:Language Learning with Netflix
略してLLNですが、このウェブサイトでChromeの拡張機能をダウンロードします。
インターネットブラウザの『Chrome』を使っていない人は、先にこちらのページからダウンロードしておきましょう。
これで準備完了です。
この拡張機能はパソコンで使います。
Netflixで使えそうな番組を選定
自分が使いそうな英語が使われているドラマやドキュメンタリーを選定しましょう。
おすすめの番組に関しては、こちらの記事を参考にしてください。
自然な英語はドキュメンタリーもの
個人的にはドキュメンタリーものが一番英語がナチュラルなので好きです。
語彙を増やしたいなら映画やドラマ
語彙を増やしたい人はドラマや映画がいいです。
きざなフレーズや光ったフレーズが満載です。
ただ、あまり日常でそんなセリフは言わんだろうというものが満載なのがドラマなので、個人的にはスピーキング用としてはあまり好みません。
ネイティブ以外に使うと理解してもらえないフレーズもたくさんあるからです。
もちろん勉強にはなりますし、そういうフレーズを研究したほうが語彙が増えるので、あえてドラマとかで語彙を増やすのは良い戦略だと思います。
Netflixは日々新しい番組が出ているので、新しい流行りものを見るのも一考です。
ちなみに、Chromeの拡張機能はウェブサイトの指示に従って言語設定を変えれば簡単に使えます。
お気に入りの番組を完コピする
やるべきことは2点です。
- シャドーイング
- 完コピ(最低でも瞬時に『日→英』を可能に)
リスニングに関しては、この2つでほぼ完了すると思います。
①シャドーイング
できるだけ早い時期からネイティブの音源を聞いて勉強しましょう。
英語本のCDなどの音源は吹き込みなので、実は割と不自然です。
フレーズは普通だとしても話し方は変です。
ネイティブはもっと砕けて話しますし、間があることもある。
場合によってはマシンガントークかもしれません。
CDや英語の資格試験のようにハッキリと明瞭に綺麗な英語は話してくれない人が大半です。
雑多な英語を聴く能力は英語本をいくら使っても、そこまで鍛えることはできません。
多聴するなら語彙を記録しておくこと
たくさん聴くのも大切なので、ずっと1つの素材を聴く必要はありません。
多聴するなら語彙を必ずメモするか、Ankiなどを使って記録・保存しておきましょう。
長期的に考えて必ず得をします。
ゴリゴリ暗記した英検1級の単語も試験が終わると徐々に忘れていくものです。
なので、いつかは必ずメンテナンスをしなければいけません。
日々の英語学習で未知語を記録しておけば、過去の自分に感謝することになるでしょう。
未知語の記録・保存はやっておいて損はないです。
私はこれをあまりしてこなかったので、語彙力は衰退の一歩をたどるばかりでして、最近やっと重い腰を上げて未知語彙の保存をし始めました。
スピーキングは伝わればミッション達成
スピーキングに関しては最初のうちは伝われば勝ちです。
スピーキングの能力は大きく分けて2あつあると考えましょう。
- 自分の伝えたい内容を言語化できる正確性
- 素早く反射的に話せる流暢性
どうにか自分の言いたいことを伝えられる能力
上記①の能力はリーディングやライティングによって鍛えることが可能です。
特にライティングはしっかりやっておきましょう。
また、シャドーイングなどで覚えたフレーズも役に立ちます。
最初のうちはどうにか自分の言いたいことを伝えられれば生きていけるので、そこまで訓練に時間を割く必要はないかもしれません。
しかし、幅広い表現力がないと困ることも多々あります。
ある時期に集中的にインプットをする必要はあります。
流暢さも大切
一方で、流暢さはやはり『実際に話すこと』が一番効果的です。
それ以上に効果的な訓練はないと思ってください。
個人的にはこの①と②は違う技能だと考えています。
日本でおすすめされる英語学習法は圧倒的に①なんです。
①に偏っていると言えます。
つまり、インプットばかりが強調されます。
ですが、②も並行して同じくらいのリソースを充てるようにしましょう。
簡単なフレーズでもやはり速さが大切なときがあります。
急いでいる人と急いで話すことだって人生あるわけですから、早口で話せるのも大切です。
逆に②だけに偏ると(私がそうですが)表現の幅が限られます。
その場合、日本語のように幅広いテーマについて話すことができません。
深く掘り下げた内容を話せないので、深い友達を作るのは割と難しいでしょう。
こういったことを踏まえて、自分がどういう目的で英語を話せるようになりたいのかを明確にしつつ、時間配分を考えて訓練するとよいと思います。
各技能別の英語学習法はこちら
細かい勉強法はこちらの記事にまとめてあるので、ぜひ立ち寄ってくださいね(^^)/