英語勉強法

「体系英語長文」が読解・解答のテクニックを学ぶのにおすすめな件

英語長文の解き方がわからないんだけど・・・

という方のお悩みを解決できる本のご紹介です。

「体系英語長文」(小貝勝俊)は隠れた名著!!

この本はもっと売れてもおかしくないですね。

Twitterでとある名編集者の方に教えて頂いた本です。

体系シリーズは、物理を使っていたことがあります。

英語と全く関係ない・・・(笑)

物理しか知らなかったので、

「まぁ、二匹目のドジョウってやつよね・・・」と思って買っていなかったのですが、

 

うぉーーーーー

 

この本いいぞ!

 

ということでお薦めしておきます。

赤本で有名な教学社から出ている本です。

英検の過去問解説の本も出していますし、けっこういい本が多いですよね。

・長文読解の解き方がわかなくて悩んでいる人

・多読の前に解き方を知っておきたい人

・英文解釈がだいぶできるようになってきた人

・TOEFL, IELTSのリーディングで伸び悩んでいる人

という人におすすめの本です。

問題は有名大学の過去問から

  1. 中央大学
  2. 筑波
  3. 大阪
  4. 東京
  5. 明治上智
  6. 学習院
  7. 関西
  8. 同志社
  9. 早稲田
  10. 早稲田
  11. 東北
  12. 京都
  13. 慶應
  14. 法政
  15. 明治

という感じです。

けっこう骨のある問題ばかりです。

英文解釈、精読ができない人は、一冊くらいは終わらせてから使いましょう。

簡単な問題集ではないです。

国公立二次試験や難関私立レベルです。

例えば、名詞構文がよくわかっていないと読めない文とかあります。

長文の語数

計16長文です。

問題は別冊になっているので使いやすいです。

  • 100文字未満 1題
  • 100文字台 2題
  • 200文字台 2題
  • 300文字台 1題
  • 400文字台 1題
  • 500文字台 3題
  • 700文字台 2題
  • 800文字台 2題
  • 900文字台 1題
  • 1000文字以上 1題

短いものから長いものまで演習できます。

 

文章の文法説明と設問解説が分かれているので学習しやすい

解説には、

  1. 英文(段落毎に)(文の切れ目がわかるようにカッコなども付いている)
  2. その和訳
  3. 単語と構造解説(読解公式の解説もある)
  4. 設問解説と読解公式の解説

という流れで解説されています。

解説は詳しいほうです。

難しい構造の文章は図解もされています。

読解文法公式の項目一覧が巻末についているので復習しやすい

解説がとても詳しい本ですが、巻末に公式のまとめが載っているのが、編集としては完璧です。

いい本でも編集が悪いとだ凡になるので、学習参考書マニアとしてはこういう作りは嬉しいです。

公式や原則と言えば、代ゼミの富田氏を思い出しますが、この本のほうがクセが強くないので、自称難関校志望の人はぜひ1冊演習して、おくといいと思います。

予備校で習う内容を本で何度も繰り返し学習できるのは、素晴らしい機会だと思います。

こんなところに隠れた名著があったとは。

体系英語長文 (体系シリーズ)
ABOUT ME
野村勇介
英語講師|TOEIC985点|TOEFLiBT100+α
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