こんにちはpoohishです。
観光地としてあまり知られていないエルサルバドルのスチトト。観光地としてというよりは、エルサルバドルという国さえ、名前を聞いたことがある程度の人が多いでしょう。
そんなスチトトですが、旅行で3、4日ゆっくりするのもおすすめですし、短期〜中期スペイン語留学にもおすすめの町なんです。
今回は私が1週間のスペイン語留学をしてみたスチトトでの留学生活が、どのようなものになるのかご紹介します。
スチトト留学の詳細についてはこちらの記事を読んでみて下さいね(^^)/
▼もくじ
スチトトでスペイン語留学的1日
スチトトにあるスペイン語学校Pajaro Florでは、4時間コースが基本となっています。私は1日だけ4時間勉強し、あとは2時間にしていましたが、ここでは4時間コースにした場合の1日をご紹介します。
また私は仕事をしながらの旅なので、1日のタイムスケジュールに「仕事」が入っていますが、スペイン語留学をするなら、ここが「スペイン語の勉強」となるでしょう。
それでは起床から順を追ってみていきましょう。
起床6:30
起きるのは6時半くらいでした。中米の人たちは朝が早いですね。起きてちょっと身だしなみを整えたり、学校に行く準備をしたりしながら朝食の準備が整うのを待ちます。
朝食7:00くらい
アンティグアで住んでいる家は、毎日しっかりご飯の時間が決まっているのですが、スチトトで滞在した家はそうでもありませんでした。私が食堂に出て来たらご飯を出すというスタイルで、食堂でご飯の準備をしてると感じたら、食堂に出て行くようにしていました。
大体朝は7時くらいに朝食が出ます。朝食のメニューは、ほとんど毎日似ていて、「フリホーレス・パン・プラタノ(パンの仲間)・サワークリームかチーズ・スクランブルエッグ」といった、中米の定番朝食。手抜きなのではなく、本当にこれが定番なんです。
たまにサンドイッチが出て来たりしていましたが、フリホーレス(塩味のこしあんのような食べ物)がないと、なんだか寂しかったです。
授業8:00 – 12:00
学校での授業は8時から始まります。学校までは10分もかからないので、ゆっくり出ても大丈夫。
4時間コースの場合は10時くらいに一度休憩が入ります。
すでに中上級レベル以上のスペイン語力がある人にとっては、4時間コースは長いかもしれません。私は4時間のクラスをとったときには、スチトトの文化を知るアクティビティが2時間、座学が2時間という風にしたので、そうでもなかったです。
リクエスト次第でそういうことができるのもポイントですね。
昼食12:00すぎくらい
12時に授業を終えたら、そのまま家に帰ります。昼食の時間も特に決まっておらず、帰ったら出てくるような形になっていました。
お腹を空かせて帰ったらご飯があるのはいいですね。中米は昼食が一番豪華な場合が多いので、昼食メニューは毎日違っていましたが、米料理とトマトが入っているものが多かったです。
トルティーヤも添えられますが、私はエルサルバドルの分厚いトルティーヤはあまり好きではなくちょっとしか食べていません。
仕事14:00-
昼食を食べたら、仕事時間です。スチトトは暑いので、家で仕事するのが暑いと感じたら、学校まで行って仕事をしました。
学校は風通しが良いので暑くて集中できないということはなかったです。午後には生徒もいないことが多く、湖が見える席を占領して仕事ができました。
外気温が高いので、冷たい飲み物がすぐぬるくなってしまうのだけは、ちょっと困りものでした。
夕食18:30くらい
夕食の時間もあまりぴしっとは決まっておらず、大体18時半くらいだったかと思います。
夕食にはププサというエルサルバドル名物のお焼きや、フリホーレスと卵料理などが出てきました。ププサはとってもおいしい!
夕食時は時間があるので、ファミリーと会話したりなんだりします。これもスペイン語の上達に役立つでしょう。
自由時間20:00-
夕食後20時くらいから、1人の時間が始まります。食堂にいるといつまでもファミリーが構ってくれますが、1人の時間も重要でしょう。
私はこの時間にシャワーをすませたり、残りの仕事をすませたり、ごろごろしながらスマホで遊んだりしていました。
スチトトは暑いですが夜は涼しいのでとても過ごしやすいです。
就寝24:00
大体24時くらいには寝ていたかと。ファミリーも22時、23時くらいには寝ているようで、この時間になると家が暗くなっていました。
やることも特にないので、この時間には眠くなってしまいます。
余暇にはこんなことができるスチトト生活
前述でご紹介したとおり、スチトトでのスペイン語留学生活はしっかりスペイン語の勉強に集中できるようなタイムスケジュールになります。
ただこのタイムスケジュールは、あくまで特別なことをしない1日のタイムスケジュール。勉強をあまりしない日や、土日は余暇を利用してさまざまなことができるんです。
ここからは、スチトトで余暇にできることをご紹介していきます。
とにかく楽しいお散歩
スチトトは本当にどこに行っても町が可愛く、この可愛さに惚れ込んだ人ならお散歩を楽しいと感じるはず。本当にどこに行っても幸せ気分で歩けました。
ただ日中はものすごく暑いので、陰を見つけてお散歩をするか、少し日が落ちるのを待った方がいいでしょう。4時くらいなら、そこまで日差しが強くないので、快適に歩けるはずです。
町の可愛さにやられて、私はあまり時間を気にせずに歩いていました。
メルカド散策
スチトトには規模が小さめですが、メルカドがあります。小さいのは土地の広さだけで、中はぎゅっと色々なものがつまっていました。衣料品もありますし、食材や雑貨なども売っています。
またメルカドではお安く食事ができるのもいいですね。家にご飯がついているので、行く機会はありませんでしたが、スチトトのメルカドには割と清潔そうなフードコートがあります。
カフェでまったり・・・
スチトトは小さい町ですから、たくさんカフェがあるわけではありませんが、どのカフェもとても可愛くて居心地がよかったです。カフェの中は暑くないので、アイスコーヒーや、フラペチーノなどを頼めば、そのうち汗も引き快適に過ごせます。
町には1軒だけ、クーラーの効いているカフェもあり、ローカルの人からも人気のようでした。
特にカフェ好きの人は、滞在中にスチトトにあるカフェを全制覇してみてもいいのではないでしょうか。
数年前まではこれほど可愛いカフェはあまりなかったようです。それを考えると、スチトトも外国人観光客が過ごしやすいように、ちょっとずつ変わってきているのでしょう。これからもどんどん外国人にとって過ごしやすい環境が整うかもしれませんね。
学校で湖を見ながらインターネット
Pajaro Florに通うなら、余暇は学校で過ごすのもアリです。ハンモックがあるので、ゆっくりできますよ。インターネットもさくさくなので、ハンモックに横たわりながら、湖の見える景色を楽しみながら、インターネットで遊ぶなんてことも可能です。
学校は月曜から土曜までは自由に出入り可能でした。授業のない日も学校に来ていいと言われていたので、ほぼ毎日通っていたような気がします。
スチトラン湖にも行ってみよう
スチトトの町からスチトラン湖に行くためにはバスを利用します。歩いてもいけますが、坂道が急ですし、バスは30セント(35円程度)くらいなので、バスに乗ってしまうといいでしょう。
スチトトは治安が良いので、このローカルバスは乗っても安心です。
湖のほとりにはプールがあったり、レストランが連なっていたり、座れるベンチがたくさんあったりとゆっくり過ごせます。
スチトト湖を周遊できるボートツアーもあるのですが、少々値段がするため人数がいないと厳しいです。1番安いもので20ドルくらいでした。1人で乗っても数人で乗っても20ドルなので、運良く他の旅行者と同じタイミングで行ければ、安くボートツアーが楽しめそうです。
近隣にも観光地が!
スチトトの中央公園の近くには、観光案内所があります。ここに行くと、スチトトから出ているツアー情報が手に入るのですが、意外とできることが多いのだなーと感心しました。
スチトトの中でも、藍染体験なんかができたりしますが、外に出ると世界遺産であるホヤ・デ・セレン遺跡などの遺跡や、火山、滝などの観光スポットがあります。エルサルバドルは国土が狭いので、スチトトから2時間くらいの距離にいろんなものがあるんです。
首都サンサルバドルへも2時間前後でいけるので、週末のエクスカーションとして首都に行ってみてもいいですね。
スチトトでは町のすぐ近くにある”Cascada Los Tecios”という滝が人気のようでした。
まとめ
今回はスチトトでのスペイン語留学生活をイメージしやすいような情報をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか。
スチトトも町中に必要なものが揃っているため、なかなかに過ごしやすい場所です。誘惑が少ないので、スペイン語をしっかり上達させたい人なら、間違いなくスチトトでスペイン語レベルをアップすることができるでしょう。
ただ1年など長期でいるのにはあまり向かないかもしれません。刺激が全くないからです。スチトトでは、ゆっくり過ごしながらスペイン語を上達させることを目的に、1ヶ月〜3ヶ月程度の留学がおすすめです。
もちろん私のように1週間程度の旅行を兼ねてスペイン語の授業をとるのもいいでしょう。ノマドワーカーでも、しっかり働ける環境でしたから、安心してスチトトに行ってみてくださいね。