というお悩みの方に、おすすめの動画のご紹介です。
名古屋とセブを拠点に英語を教えております、「JP英語塾」塾長の野村です。
CASTDICEさんの動画が好きでいつも見ているのですが、この動画を見て、いつも思っていることを再認識しました。
このウェブサイト「英語勉強法.jp」の管理人も一流高校卒→東大卒→東大院卒なのですが、やはり東大卒の人は理路整然としていて、受験勉強の姿勢を学ぶにはとても良いです。
大学受験なめてません?
さて、本題ですが、大学受験の対策始めるの遅すぎませんか?というお話です。
名古屋勢は特にそうなのですが、
結論から言いますと、
とにかく早くから対策を始めましょう!
という話です。
口は悪いですが、
「いや、マジで始めるのが遅い」
人が多いです。
もうね、マジで甘いです。
できれば高校に入った時点で大学受験の勉強を始めましょう。
普通の高校生は16時ぐらいから自由な時間が取れると思いますので、疲れてる人は少し仮眠をして、10時から11時くらいまでひたすら勉強しましょう。
受験勉強に5-6時間は割けるのではないかと思います。
それぐらいやらないと本当に間に合わないんです。
英語と数学だけでも全然間に合いません。
私はそんなに頭が良い方ではないので、 今から大学受験の対策をしろと言われたらやはり3年ぐらいは見ると思います。
英数国だけでも2年は必要だと思いますし、それに加えて理科や社会をやれと言われたらパンクすると思います。
大学受験では処理能力が非常に高い受験生と一緒に戦わないといけないので、自分ではあまりに頭がいいと思っていない人はとにかく早く対策をしないといけません。
あまり勉強をせずに学年で3番以内とかに入れるような学生は別ですが、そこそこ勉強をしているのに学年順位が100番とか200番のような人は、テストで他の人と勝負するのは非常に難しいです。
大学受験の勉強もある程度は慣れが大切です。
勉強すればするほど効率が上がるからです。
しかし、 突然勉強の効率が上がることはありません。
たくさん勉強をし始めて効率のいい勉強法というのが感覚的にわかってきます。
試行錯誤をできるからです。
試行錯誤して初めて効率化するというのは勉強だけに限りません。
スポーツや楽器、仕事などでも全く同じです。
結局ある程度長くやっていないとわからないことが多々あるのです。
高校三年生には高校2年生の終わりぐらいから始めて、挽回できるとか、逆転できると思っている人は認識が非常に甘いです。
中3や高1から必死に受験勉強している人に1年で勝つには、超能力でもない限り通常は不可能です。
いや、逆に、どうやったら逆転できると思うのでしょうか。
その思考に私は毎年驚きます。
大学受験は中・高校受験とは違う
中学受験や高校受験の時のような感覚で勉強をすれば、受かると思っている学生が非常に多いです。
しかし、実際はこの認識はとても甘くて時間切れで第一志望に受からない人が大半です。
高校三年生になって大学受験の勉強を仕事やる気に火がつく場合、難関校受験の場合は手遅れの場合が多いです。
つまりほとんどの場合、浪人すると思います。
いや、もうね、感覚が甘過ぎ・・・。
私は現在は名古屋とセブで拠点を持って英語を教えていますが、特に名古屋の保護者の方や学生の方は認識が非常に甘いです。
以前、東京に家庭教師で新幹線で通っていたことが何度かあるのですが、関東や関西の受験生と比べて名古屋の大学受験生はスタートが非常に遅いんですね。
関東の受験塾を経営されている方とお話をしている時にも同じことを感じます。
例えば、関東圏の保護者の方からは定期テスト前に塾に問い合わせがよく来ます。
名古屋では定期テストの点数が悪かった場合に問い合わをするというケースが多いです。
とにかく初動が遅い。
受験なんてのは、スタートをいつしても良い競争です。
早くスタートしたほうが有利なのは当たり前です。
しかし、名古屋勢はめちゃくちゃ遅いです。
先ほども言いましたが、英数だけでも最低2年くらいは必要です。
例えば、数学のチャートは数1~3までで1000問くらいあります。
1日3題完璧にしても300日かかります。
復習を入れると、300日では全然足りません。
高3の春から300日だと、1周して終わりになってしまいます。
それだけ大学受験は大変です。
一刻も早くスタートすべきですし、高3で大学受験を始めて、難関校受験で逆転できると思っている、その甘い認識を改めて欲しいと思います。
くどいですが、大学受験がそんなに簡単に受かるなら、みんな東大や医学部に行っています。
実際は全然ではないですか?