というお悩みを解決できる本です。
おすすめの一冊です。
▼もくじ
東大医学部在学中に司法試験も一発合格 シンプルな勉強法|河野玄斗
ハイスペの極みみたいな人ですね(笑)
ジュノン・スーパーボーイにベスト30入りしているそうです。
イケメン高身長で、東大医学部。
司法試験はあ4年生の時に一発合格。
しかも大学の試験もちゃんと受けて、単位も問題なく取っていたそうです。
ちょっとIQの高さが尋常ではない気もしますが、帯には「勉強こそコスパ最強の”遊び”だ!」と書かれてあります。
「超効率的勉強法」を書いた本とのことなので、すぐに使える知識があるのかなとおもって読みましたが、使える内容が多かったのでおすすめの本です。
中学受験では第一志望に不合格
唯一、天才もミスはするのかも思ったのは、彼が中学受験では第一志望に落ちていることですね。
ミスをなくすためにかなり努力されたようです。
公文の高校基礎課程は小3で終了。
中学基礎課程は小2で終え、小3で高校基礎課程は終了。
凄い。。。勉強が好きじゃないと無理です。
それでもミスをすると落ちるのですから、中学受験はハイレベルな戦いということですね。
ミスをしたことがあるからこそ、勉強法をさらに改良するきっかけになったそうです。
英語を制するものは受験を制する
河野さんの英語の勉強法のアドバイスが、ポイントを突いていて、とても実践的でした。
スペックは違いますが(笑)、私と同じような考え方なので、シェアしたいと思います。
英語は勉強の仕方をいったんわかってしまうと、勉強量に比例して成績が伸び安定します。
安定感が他の科目に比べて段違いです。
英語は得意になると失点することが非常に減るので、得意にしたほうが絶対良い科目です。
これらは河野さんも本の中で言われていて、
英語を得意にすることが大学受験で成功する上で超大切
とのことでした。
私も全く同意でして、医学部予備校で講師をしていた時の話ですが、英語をサボった人、私の言うことに疑心暗鬼になって、他の科目ばかり勉強していた学生はみんな落ちました。
特に、裏口入学で話題になった私立医学部は、英語ができないと全落ちしています。
常にある程度は取れるという状態にしておかないと、ほぼ博打と言えます。
英語を得意にしておくことは合否を分けるので、ぜひ得意にしてください。
英単語の暗記はスーパーウルトラ重要
先ほどの話の続きですが、
「英単語を覚えなかった人=努力することをサボった人」
は全落ちしました。
あまりに顕著で驚きました。
それくらい英語を安定させることは大学受験では大切なのです。
特に、英単語の暗記は群を抜いて大切です。
単語を見た瞬間にパッと意味が出てくるレベルではないと、英語が得意な人には勝てません。
どんな形式でもすぐに意味が出でくるまで鍛えましょう。
科目の理解を深めるには動画授業がおすすめ
河野さんは動画授業をおすすめしていますね。
私も同じ意見で、他の記事でもいつも
巻き戻しができるのが最大のメリットです。
自分が理解できるまで繰り返し見て聞くことができるのは、ふつうの集団授業では無理なんです。
基礎を学ぶのには、大手予備校の集団授業に通うのではなく、ネットの動画授業を活用した方が良いです。
動画授業である程度その科目の内容を理解してくると、本でも勉強が進むようになります。
そして、さらに理解が深まってきて、得意と言えるような状態になると、予備校のハイレベルやトップレベルの集団授業を受ければ教養も合わせて強化できると思います。
なので、苦手科目がある人はスタディサプリなどの動画授業をまずは活用しましょう。
読むのを速くするために読みまくるのはダメ
現代文も英語も同じです。
これはけっこうやっている人がいると思いますが、時間を測って速く解く訓練をする人です。
ゆっくり読んでも正確に読めない人が、速く読むと正確に読めるのでしょうか?
ゆっくり正確に読むことを繰り返さないと、適当に読み飛ばして文章の内容を誤解したまま読んでしまう癖がつきます。
正確さを求めている大半の大学入試の問題には、それでは太刀打ちができません。
ゆっくり論理的に考えて、しっかりと読む。
それを繰り返すと、正確に速く読めるようになります。
これ大切です。
河野さんがおすすめする英語の参考書
オーソドックスな本ばかり紹介されています。
単語、文法、長文の本などが紹介されていますが、たぶん受験生ならみんな知っている本です。
つまり、普通の本を正しい方法で使えば、どれを使っても成績が伸びるということです。
どの本がいいのか悩むよりも、ある程度定評がある本で、レベルが合っているのであれば、あとはやり方・勉強の仕方が大切になってきます。
↓英語の学習法は以下のページにまとめてあります↓
リスニングにはシャドーイングがいいよ。
シャドーイングをしてあると、発音も良くなり、リスニングの速度に合わせて内容が理解できるようになります。
聴けても意味がわからない。
リスニングは音がわかっても理解が追いつかないことがあるんです。
それを解決するにはシャドーイングが効果的です。
単語や構造が全て分かった上で訓練をするといいです。
分かっているものを繰り返すことでも十分に効果があります。
シャドーイングについてはこちらの記事をご参考ください。
まとめ
河野さんの勉強法本を読んで、普遍性がある勉強法というのはあるのだなと確信しました。
PDCAサイクルを地でやってきた河野さんだから書けた本だと思います。
ちなみに、PDCAとは
Plan
Do
Check
Action
のことです。
私は教養がてら、毎日読書をして気に入った本の書評を書いたり、感想を書いていて、勉強法の本は特にたくさん読んできました。
勉強法の本って本質的には同じようなことが書いてあるのですが、やはり結果を出されている方の本には役に立つことが必ず書かれています。
おすすめの1冊です。
東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法