「CEFRに基づく英文法」です。
分厚い。484ページ。
オンラインの問題も合わせると3,000問以上と問題量が半端ないです。
うーん、めっちゃいい本なのですが、全部英語なんですよ。
せっかくなら和訳載せて欲しかったなぁ。
誰に買わせたいのか、日本人相手に売ると考えるとちょっと不明ですね。
A1の人だと、和訳なしでは使いこなせないと思うんです。
英語の先生や講師をしている人向けの本なのではないかなと思いますね。
指導者用の本ってわけではないと思うのですが、指導者中心に買われそうな本です。
指導者はCEFRの参考素材として買いだと思います。
一般の人の場合、指導者付きで使うのであれば、間違いなく良書だと思います。
独学だとちょっと面食らうかもしれません。
でも、ある程度基礎のある人ならたくさん問題を解けますし、そもそもCEFR自体が目指している英語力というのが明確なので、日本で毎日のように出ている下手に難しい英語本をやるより、こちらのほうがよいと思います。
読むことはもちろんですが、英語を話したり、聴いたり、書いたりする上で、どのレベルを目指したほうがいいのか、明確な基準のあるCEFR関連の本はどんどん出て欲しいですね。
この本の目指すB2はTOEFLでも80点以上、IELTSだと6.0~6.5くらいだと思うのですが、そのレベルになるとかなり難しいです。
海外留学を目指すなら基礎としてクリアできないといけないレベルですので、良い目標になると思います。
CEFRに基づく英文法