京大理系の人気教授が書いた本ですね。
一時期はよくテレビにも出ていたはずです。
当時は話題になっていたと思います。
京大の教授になれる時点で凄い人なので、そのノウハウを得られるなら安いと思います。
内容自体もかなり役に立ちます。
ただ、こういう本を読むときというか、本を読むときは常にそうだと思うのですが、何が本質なのかを常に明確にして読むべきです。
字面を読んで納得するだけではなく、著者の立場に立って読むことをおすすめします。
この人の場合、京大の教授になるために、またなったあとにどうのように書かれている勉強法を利用したんだろうなぁとかですね。
というか、それを具体的に書いてくれているので、あまり頭を働かす必要がないのがこの本の良いところではあるのですが(笑)
さらに、書かれている勉強法をどう自分にあてはめて応用できるかをちゃんと考えましょう。
なんとなく読んで、「ほうほう。いいこと書いてあるなぁ。この人頭いいなぁ」とか思うだけだとお金の無駄な気がします(^^;)
実践するかどうか。どのようにしたら実践できるのかをかんがえるだけでも大きな差が出ると思います。
この本の著者の鎌田教授は、「仕事の中から勉強のテーマを見つけること」をおすすめしています。
彼の場合はマーケティングだったそうです。
本を売るためのマーケティングですね(笑)
でも、実際効果的で、テレビでも引っ張りだこで、この本もかなり売れました。
あと、「試験問題は1問目から解くな!」というのは大学入試の国立2次試験や私大難関校には当てはまると思います。
これ大切です。
とても実践的な本だと思います。
おすすめです。
一生モノの勉強法―京大理系人気教授の戦略とノウハウ