Twitterの旬な話題で英文法を学ぶシリーズです。
今回は第1弾です。こちらのTweetから。
Despite 70% of its players being minorities, there are just 4 nonwhite coaches in the NFL, bringing the effectiveness of the league’s ‘Rooney Rule’ into question pic.twitter.com/EJWoTv4kFg
— QuickTake by Bloomberg (@QuickTake) January 9, 2020
英文と解説
課題文
Despite 70% of its players being minorities, there are just 4 nonwhite coaches in the NFL, bringing the effectiveness of the league’s ‘Rooney Rule’ into question.
Google翻訳)プレーヤーの70%はマイノリティですが、NFLには白人以外のコーチが4人しかいないため、リーグの「ルーニールール」の有効性が疑問視されています。
ここがポイント
Despite 70% of its players being minorities,
意味は何となく分かるけど、このbeing何?って思った方いませんか?
こういう疑問を少しずつ理解していくことで、英文がより正確に読めるようになります。
これが英文法のいいところです。
一度学ぶと同じ英文法を使った文章にしょっちゅう出会いますし、ずっと使えるのでお得ですよ。
ぜひ今回は1つ英文法を勉強してみましょう。
さて、話は戻って、Desipiteの後ろが、
70% of its players are minorities.
という文章だったと考えましょう。
Despiteは前置詞です。
前置詞の後ろは名詞なので、先ほどのような文章を持ってくることはできません。
なので、以下のようにします。
70% of its players are minorities.
↓
70% of its players being minorities.
動詞を~ing形にしました。
つまり、areをbeingという動名詞の形にすると、文章全体が名詞のカタマリに化けることができます。
これで前置詞desipiteの後ろに入れることが可能になります。
動名詞の意味上の主語
70% of its playersはもともとは文の主語でしたよね。
先ほどの「70% of its players are minorities.」は「主語+動詞」の関係でしたが、今回の課題文では、その動詞はVingの形(動名詞)に変化してしまいました。
よって、beingの前にある名詞は「動名詞の主語」という名前になります。
動名詞の主語の他の例文
I am proud of being a doctor.
私は医者であることを誇りに思う。
この動名詞のbeingに【意味上の主語】というのを付け足してみると、
I am proud of my son being a doctor.
私は自分の息子が医師であることを誇りに思う。
という感じになります。
my son is a doctor.
↓
my son being a doctor.
という風になったとも考えられます。
ぜひ総合英語などの英文法書でも確認してみてくださいね。
今日はこれくらいにしておきます。
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