というお悩みを解決できる記事です。
「まずはこれだけ!」という内容を説明していきます。
(※ と、思って書き始めましたが、けっこうな分量になりました。ごめんなさい!笑)
5文型をとる主な動詞
make, have, letって、5文型取るのですが、まずは5文型から解説していきましょう。
Sは主語
Vは動詞(自=自動詞、他=他動詞)
Oは名詞
Cは補語(Cになれるものはたくさんあるぞ!)
と呼ばれているものです。
SVOCの代表的な動詞のグループが3つあるので、まずはその3つの大まかな形を確認していきましょう。
①【使役】make, have, let
【使役動詞】
make, have, let
SVO+C
↓
SVO+動詞の原形
make, have, letの使役ってのは、
SVOCの「Cの部分が動詞の原形になるもの」のことです。
原則はこれでOKです。
※あとでその他の用法をご紹介します
make, have, letの例文を見てみよう。
makeの基本例文
My boss made me work.
上司は私を働かせた。
haveの基本例文
I had my staff print out the document.
スタッフにその文書をプリントアウトさせた.
letの基本例文
I’ll let you know.
直訳:あなたが知る状態にしますね。
意訳:お知らせしますね。
② 知覚動詞
see, hear, feelをまず暗記!
その他:look at, listen to, watch, notice, observe
知覚動詞のCは2グループ3つ覚える
以下の①と②で覚えてください。
① SVO + V原形
≒ SVO + Ving
② SVO + Vpp
「see O 原形」の例文
We saw him get out of that room.
私たちは、彼があの部屋から出るのが見えた。
out of +名詞
out ofは前置詞ですよ。
「hear O Ving」の例文
We could hear his dog barking all night.
私たちは彼の犬が夜中ずっと吠えているのが聞こえた。
「feel O Vpp」の例文
She felt herself torn apart.
彼女は身が引き裂かれるような気がした。
(引用:ジーニアス英和辞典 第5版)
tear – tore -torn:~を引き裂く
発音に要注意で、
「てあ・とあ・とーん」
ですよ。
③ keep / leave / find
keep
leave +O[名詞] + Ving, Vpp, 形容詞
find
- Ving (waiting)
- Vpp (closed)
- 形容詞 (open)
この3つをまずは暗記しましょう!
「keep O Ving」の例文
The prosecutor kept her talking.
検事は、彼女に話を続けさせた。
prosecutor:検事
「leave O 形容詞」の例文
We left the door open.
私たちはドアを開けっぱなしにしておいた。
「find O Vpp」の例文
The soldiers found the village destroyed.
兵士たちが行ってみると、その村は破壊されていた。
(引用:ジーニアス英和辞典 第5版)
findに関しては、以下の形も覚えておこう。
- find it C [to V]:to VがCだとわかる/思う
- find it C [that節]:that節がCだとわかる/思う
【応用編】make, have, letの[C]って、実は原形だけじゃない
残念なお知らせです。
make O 原形
have O 原形
let O 原形
と今習いましたが・・・、
なぁぁんと、それだけはないんです!!!
あーーーーーーーーー
また暗記だ・・・
そう、そうなんですよ、動詞1つだけ見ても色々と形があるのです・・・。
【makeのSVOC】
- make O 名詞
- make O 形容詞
- make O Vpp(※数が限られています)
「make O 名詞」の例文
I’ve already made plans for Saturday. Could you make it Sunday?
土曜には予定が入っているので、日曜にしてもらえませんか?
His injury made it a problem to walk.
怪我のせいで、彼は歩くのが困難になった。
「make O 形容詞」の例文
Her behavior made the police suspicious.
彼女の行動に警察は疑いを持った。
「make O Vpp」の例文
make O Vppは以下の3つを覚えておきましょう。
- make oneself understood in 言語:言語で(例えば、英語で)、自分の意思を伝える
- make oneself/one’s voice heard:声を届かせる
- make O known:Oを明らかにする
haveとgetはセットで覚えるのがおすすめ
まず、以下の3つを暗記です。
- have 人 V原形
- get 人 to V
- have / get 物 Vpp
これらを覚えていないとお手上げです。
① have / get 人 ~
V | O | C |
have | 人 | |
get | 人 | to 原形 |
Oは人とは限りませんが、便宜上、このような覚え方がおすすめです。
have O to Vのtoが消えて原形になっていますね。
② have / get 物 Vpp
I had my wallet stolen. / I got my wallet stolen.
財布を盗まれた。
③ have / get O Vingもある
have O Ving
get O ving
もあります。
これらは最初のうちはあまり見ないので、あとで覚えればOKでしょう。
受け身になるとtoが復活
【能動態】
make O V原形
see O V原形
hear O V原形
⇅
【受動態】
be made to V
be seen to V
be heard to V
これはよく大学受験やTOEICに出ます。
Mother made me clean the room.
母は私に部屋を掃除させた。
この英文が受け身になると、
I was made to clean the room (by mother).
直訳:私は母に部屋を掃除させられた。
意訳:母は私に部屋を掃除させた。
このようにtoが復活するのを覚えておいてくださいね。
まとめ
このようなSVOCをとる動詞は、長文を正確に読む上で超重要です。
ぜひ例文を通して慣れておきましょう。
英語は地道な努力が必要な科目で、泥臭い科目です。
こういった基礎事項を完璧にしておくのは大切ですよ。
最後に、技能別の詳しい勉強法はこちらのまとめ記事を一度は目を通しておいてくださいね!