最近疲れが溜まっているんだけど、なんとかしたい!
みんなどうやって疲れを癒しているんだろう??
という方にお勧めの記事です♪
突然ですが、
皆さん、最近疲れていませんか?
最近のニュースで日本人の睡眠時間は主要28国の中で最短という記事を読みました。(男性の平均睡眠時間が6時間30分、女性が6時間40分。ちなみに最長は男女ともにフィンランド!!男性の平均睡眠時間7時間24分、女性が7時間45分)
「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」によると、東京で勤める男性の7割、丸の内OLの8割近くが「慢性的に疲労を感じている」と答えているそうです。
疲れる理由は
- 学校の勉強
- 仕事
- 人間関係
- 海外生活
- 家族のこと
- ゲームのし過ぎ
など、人それぞれで他にも色々あると思います。
私の場合はただでさえ大変な異国での生活が今年で9年目になり、更にそこへ育児(3歳と10か月の娘が2人)、家事、仕事が加わりはっきり言ってとても疲れております。
今月からは長女が1か月の夏休みに入り2人の娘を終日見ていないといけないので超激務。毎日髪を振り乱しながら生活しています。そしてもちのろん、疲れがたまります!!
でも、母ちゃんは疲れてなんてられないのです!
母ちゃんは家族の中でもとっても大切な存在!
母ちゃんが家の中で元気がなかったり疲れていると、不思議とそれが家族にまで伝染して家の雰囲気まで悪くなる!
でも本当に疲れている時って、自分が疲れているのかどうかも気づかないんですよね。。。
疲れているのに気づかずにそれが溜まって行った結果、私に起きた悲劇を少しお話しようと思います。
①顔に蕁麻疹が出た
これはフィンランドへ渡って2年目に起きた悲劇でした。新しい環境に少しずつ慣れ始め、仕事をスタートした時くらいの出来事です。仕事を終え家に帰ってきてしばらくするとなんだか顔がかゆいのです。なんだろうと思い鏡を見に行ってみると、なんと顔じゅうが赤く腫れあがりただれたようになっていたのです。私の場合は体には症状は出ず、顔だけでした。医者にも見てもらい薬も処方してもらいましたがどれも効かず、結局顔の蕁麻疹とはその後1年ほど付き合うことになりました・・・。医者も原因は分からず、ただ「疲れとストレスだろう」と言うだけでした。今振り返ってみれば、海外生活というストレスの上に更に”仕事”というタスクが増え、自分の中で一杯いっぱいになっていたのだと思います。
②高熱が続き救急車で運ばれた
これは次女を出産しイタリアへ戻って来て4か月目に起きた悲劇です。39度台の熱が3日間続いていたのですが、次女はまだ6か月で手がかかりなかなか病院にも行けず解熱剤でだましだまし生活していたのですが、発熱して4日目の早朝についに40度を超え、夫が救急車を呼びました。娘たちはまだ寝ていたので夫が家に残ることになり、朝の6時前にマンションの下の階に住む大家さんのご両親宅を訪れ病院に一緒に付いて来てくれるようにお願いしました。幸い大家さんのお母さまが一緒に病院に付いて来てくれることになり、救急車のお兄さん二人に抱えられようやく救急車に乗り込みました。出産してまだ6か月しか経っていなかったということもあり、血液検査や心拍などの基本的な検査に加え婦人科系の検査を一通り全てしてもらいましたがこれも原因が分からず、結果”感染症だろう”という結論に。抗生物質をもらいそれから1週間くらいで体調は回復しましたが、そのころの私は8か月振りにイタリアに戻ってきて新しい環境での生活に加え、二人の子供の育児で体に限界が来ていたのだと思います。
③中耳炎になった
8月の第2週目、ずっと前から楽しみにしていたモンブランが見えるイタリアとスイスとの国境、アオスタ渓谷に家族旅行に行ったときの事。いろんな疲れが溜まっていてそれが旅行前からすでに耳に来ていたのですが、きっとしばらくしたら治まるだろうと楽観視していたらこれが大変なことに。。。旅行一日目、現地に着いたとたんに左耳から膿が出てきてそれまでもあった耳の痛みが更に悪化。これは放っておいたら大変なことになると夫が判断し、旅行2日目の朝に現地の救急病院に行きました。診察結果はやはり中耳炎。せっかく山々が素敵なところへ旅行へ来たのに、お医者様に「あなた、山に登ってはだめですよ。お耳もっと悪くなりますよ。」と言われる始末。抗生物質と耳に注すお薬をもらい、旅行は断念し帰路へつくことに。。。夫と子供たちに申し訳なさ過ぎて肩身が狭い思いをしました。
この他にも私は”疲れ”がどんなに恐ろしいかということを身をもって体験してきました。
今日は皆さんに、私が疲れたときに実践していてみてよかったことベスト3をシェアしたいと思います。
①自分を労わってあげる
全てのことを一旦中断する
色々とやらなければならないことは山ほどあるけれど、少しくらい全てのことから手を止めても大丈夫です!!
大袈裟な表現かもしれませんが、この大きな地球上で人一人が少しのあいだ手を止めたところで何の影響もありまへん!!
手を止めて、静かに数分目を閉じて今の自分の心が一番何を望んでいるのか問いかけてみてください。
最近、自分の心に耳を傾ける余裕すらなかったりしませんか?
仕事が忙しかったり、勉強が忙しかったり、子育て、家に帰ってもすることが山積みだとなかなか自分を見つめる時間を取るのは難しいですよね。
でも、そういう時だからこそ一度立ち止まって数分でいいので自分の心に耳を澄ませてみてください。きっと心は全力であなたにSOSを出しています!!
自分の心が望むままに動いてみる
静かに自分の心に耳を澄ませてみると、自然と自分が今何を望んでいるのかが分かります。
分かったら、出来るだけそれを実行してあげてください。
いつも頑張っているんだもの。少しくらい、自分が望むことをしてあげても罰は当たりまへん!
20代のころの私は
- とにかくせっかちな性格
- 完璧主義者
というとっても面倒臭いタイプの人間でした。限界が来るまで自分を追い込み、最終的に爆発するというパターンを繰り返してきました。
でも、歳を重ねるにつれてだんだんそんな生き方に疲れてきました。
そして、もっと自由に、自分が本当に望むように、心のままに生きたらどうだろうかと思うようになったのです。そういう考えに至ったのは23歳から始まった海外生活で色んな人に会い、影響を受けたからだと思います。
私は身も心も疲れて、このまま行くと大爆発してしまいそうという危険信号を感じたら、人と会うなどのよっぽど大切な用事がない限りは全ての予定をキャンセルしてとにかく自分のしたいことをします。例えダイエット中だとしても、アイスクリームが食べたかったら食べますし、一日ごろごろしていたかったら一日顔も洗わずにパジャマ姿でごろごろします。
ちなみに、娯楽が限られ年の半分が冬で日照時間も極端に短いフィンランドで、疲れたときに私がしていたことは
- 近所のケバブを食べに行く
- 自宅のサウナに入ってその後にベランダでキンキンに冷えたビールを一気飲みする(フィンランドには大半の家にサウナがあります。日本のバスタブ感覚です)
- 辛い物を食べる!(フィンランドでは超貴重・超高価なキムチを大人買いして食べたり、夫の得意な超激辛汁なし担々麵を作ってもらい食べていました)
こう見ると、オヤジか!!という内容が多いですが私はこのやり方で異国での疲れを癒していました。
幸い私の夫はきちっと家事をしなくても何も言わないので、家事も適当にして食事もスーパーで簡単に食べれるものを買ってきます。(海外生活だと日本のスーパーのように美味しいお惣菜が無いのが残念ですが!)
疲れているときはとにかく自分を最優先にするのが一番です。
自分を押し殺して頑張ったところで、疲れている状態では
- 何をしてもうまくいかない
- 疲れている自分を見ている周りの人も疲れる
という悪循環を繰り返します。
そういった悪循環を防ぎ色んなことを効率よくするためにもひとまず立ち止まり、自分がしたいことをして時間を過ごしましょう!
外国人は(特にイタリア人)自分のことを大切にします。
彼らは自分が何をしたいか、何を望んでいるかがとても良く分かっています。
初めてイタリアへ来てそんな彼らと接してみたときは、日本人の私からするととても自己中心に見えました。でも、それは勝手な私の固定概念から生まれた考えであるこが分かりました。自分を大切にすることは全く悪いことではありません!なぜなら、自分をいたわり、自分が満足していることで自然と周りの人にも優しくできるからです。自分を大切にすることで、周りの人のことも考えられる余裕がうまれると思うのです。
②頑張っている人を見る
次に私がお勧めしたいのが、頑張っている人に会う、見る、話すです。
これは決して”頑張るために頑張っている人を見る”という意味ではありません。
皆さんも経験があるかもしれませんが、頑張っている人は自然にとてもポジティブな雰囲気を発しています。なのでただ一緒にいるだけ、見ているだけでこちらも自然と元気になれるのです。
私の場合は疲れている時に好きなアーティストのライブ映像を観たり、ハリウッド女優のインタビュー映像を観たりするのが好きなのですが、一番のお勧めはTED TALKを見ることです。
ご存知の方も多いと思いますが、TED TALKとは
TEDというニューヨークに本部を置く団体が開催しているイベントの講演内容をネットで配信することで多くの人が視聴できるプロジェクトのことです。大人のための教育番組という感じで、講演内容は多岐にわたり、政治やビジネスを始め新テクノロジーの紹介や音楽のライブ演奏などもあります。
数多くの講演者がいる中、私が定期的に見ているTED TALKは、2005年6月12日に行われた米国スタンフォード大学の卒業式でスティーブ・ジョブズが行ったスピーチです。これはとても有名なスピーチですが、和訳もあるので、まだ見たことの無い方は是非一度ご覧になることをお勧めします。
海外の講演者のスピーチも、最近は色んな国の言語に翻訳されていて字幕付きで見れます。
日本人の講演者もたくさん出ています。TED TALK、お勧めです‼
③運動をする
疲れたときは騙されたと思って、一度体を動かしてみてください!
私のお勧めは、
- 10-20分のウォーキングorジョギング
- ラジオ体操
です。
私的には①が一番お勧めですが、なかなかそんな時間を取るのが難しいという方は、②のラジオ体操がお勧めです。ラジオ体操ですと、第1・第2合わせても7分もかかりません。
え、ラジオ体操?!と思われたそこのあなた!
ラジオ体操、なめたらあきまへん!!笑
私は長女を産んだ後、体を少しずつ元に戻すのにラジオ体操をすることを義母に勧められて約20年ぶりにラジオ体操をしてみたのですが、ラジオ体操、本気でしたら数分の体操でも汗がにじみ出てきます。そして、大人になって気が付いたのですが、ラジオ体操の一つ一つの動きはよく考えられていて、全身を程よく動かす体操になっています!
個人的にラジオ体操、かなりお勧めです!!
※画質は悪いですが、私がいつもラジオ体操をするときに利用しているyoutube動画です。
体を動かすと自然と気持ちがリフレッシュ出来て、運動前と運動後では気分が全く違います。
私は今はなかなか子育てや家のことでジムに行ったり出来ないのですが、出来るだけ毎日少しの時間を見つけて家でウォーキングマシーンをしたりラジオ体操をするようにしています。
体が疲れているとなかなか運動をしようという気持ちになれませんが、そういう時に敢えて体を動かすことで逆に血流も良くなり疲れが取れたりします。
最後に
いかがだったでしょうか。
疲れているとなかなか色んなことに目がいかなくなりますがそれが当たり前です。そんなときはとにかく”自分”にフォーカスを当てて労わってあげてください。
海外に出て思うことは、日本人が頑張りすぎです!!笑
頑張ることはとっても良いことですが、それでかえって疲れてしまい周りにも悪い影響を与えてしまっては本末転倒です。
自分が満たされていて幸せだとそれが周りにも伝わります。ぜひ、疲れたときに実践していてみてよかったことベスト3を試してみてください♪
日本語、韓国語、英語のフリーランスの翻訳家として活動しています。
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