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オンライン英会話の基本!英語で天気の話をしてみよう
英会話に慣れるために、多くの人と英語で会話したいと思う人は多いのではないでしょうか。
しかし、ちょっとした自己紹介などをすると、会話が途切れてしまい続かないことに悩んでいる人もいるかもしれません。
話題はなんでも良いはずですが、英語を話すという緊張感もあり、なかなか浮かんでこないこともあるでしょう。
そんなときの鉄板ネタは天気の話です。英語で話すときに話題に困ったら、取り合えず天気の話をしてみることをおすすめします。
語彙も簡単ですでし、なぜか会話も弾むのです。
ここでは英語で天気の話をすることについて、例文や現地での状況をご説明していきます。
海外ではよく天気のことが話題にされている
何気ない会話を英語では”small talk”(スモールトーク)といいますが、英語でのスモールトークの鉄板ネタの1つが天気の話です。
日本でも天気の話をすることはありますが、おそらく英語圏ほどではないでしょう。
英語圏ではバス停でバスを待っている間などに、知らない人と会話をすることもあるのですが、そのときにも天気の話題というのは、よく出てくる話題です。
天気の話は、プライベートなことに関わりがありませんし、政治的・宗教的な考え方などにも全く関わりがなく、誰と会話をするにも便利な話題なのですね。
天気について、相手が自分とは違う天気が好きだったとしても、それが原因で口論になるようなことはかなり稀でしょう。
そのため、英語がまだ完璧ではない人であっても取り扱いやすい話題です。
ちょっと単語の使い方を間違えたとしても、変な誤解をされることもないですから、安心して話すことができます。
また、英語の生まれたイギリスでは天気が変化しやすいということも、天気の話題がよくのぼることに関係しているかもしれません。
そういうわけで、天気の話が英語でスラスラできるようになっておくと、誰とでもそれなりに会話がはずむので非常に便利です。
誰とでも話すことのできる話題ですから、英会話の練習としても便利でしょう。
天気を表現するための語彙を覚えておこう
天気の話をするには、天気を表現するための語彙を覚えておかなければなりません。
とはいえ、日本人のほとんどんが基本的な天気に関する英単語は知っているでしょう。
ここではそういった基本的な英単語も含め、ちょっと微妙なニュアンスが出るような単語や、あまり聞くことがないような単語をご紹介します。
晴れのときに使える英単語
sunny
「晴れ」で真っ先に思い浮かぶ英単語でしょう。太陽光で明るい天気のときに使います。
晴れているときに、他の単語が思い浮かばないなら、sunnyを使って問題ありません。
clear
空に雲がない状態のsunnyな天気の時に使える表現です。
nice
日本語でも天気が「良い」日のことは、晴れている日のことを指しますが、英語でもそれは同じです。
晴れていて気持ちのよい天気のときには、niceを使って表現することもできます。
そのほか、very goodや、beautiful、greatなどという「良い」を表す単語なら色々なものが使えます。
くもりのときに使える英単語
cloudy
「くもり」と言いたいときの定番表現です。
gloomy
gloomyは憂鬱なというような意味の単語ですが、どんより空がくもっていて、なんとなく重たい天気のときにも使える表現です。
雨のときに使える英単語
rain
雨が降っているときになら、どんな雨の状態でも使える表現です。
a bitやa lotのような言葉をつけて、雨の状態を表すこともできるので、一番便利な単語でしょう。
shower
通り雨などの短時間で降る雨のことです。
pour
土砂降りの時に使える単語です。
drizzle
静かに降る雨のこと。霧雨がこれにあたります。
その他の天気で使える英単語
snow
雪が降っている時に使える単語です。
foggy
霧が深い日に使える単語です。
windy
風が強い日に使える表現です。
stormy
日本語で言うと嵐にあたる表現です。激しい雨や雷、強い風が一気に起こるような天気のことを言います。
暑さや寒さを表現する英単語
hot
暑いときに使う単語です。
warm
春の陽気のようなあたたかい日に使える単語です。
chilly
肌寒いというようなときに使える表現です。
cold
寒いときに使う単語です。
freezing
とても寒すぎて凍えてしまう!というようなときに使える表現です。
他にも天気を表せる英単語は色々とありますが、このくらい知っておけば十分に誰とでも天気の会話を楽しめるでしょう。
こんなにも覚えられないという人は、とりあえず基本の「晴れ」「くもり」「雨」「雪」「風が強い」と、暑さや寒さを表現する英単語を覚えておけば十分です。
英語で天気の話をするときの例文
では上記でご紹介した英単語をいくつか使って、実際にどういう風な言い回しをするべきなのかを例文を使ってご紹介します。
まずは「今日の天気はどうですか?」ときいてみましょう。
How is the weather?(今日の天気はどうですか?)
となります。これが、オンライン英会話や離れたところに住んでいる相手に、現地の天気を尋ねる場合なら、
How is the weather over there?
How is the weather in (相手が住んでいるところ)?
と訊けばOKです。
会話の中で自分が訊かれたときには、こんな答え方ができます。
晴れていて良い天気のとき
It’s very nice weather today.(今日はとても良い天気です。)
It’s sunny today.(今日は晴れています。)
It’s a sunny and beautiful day. (晴れていてとても美しい日です。)
It’s clear today. (今日は雲ひとつなく晴れています。)
It’s quite warm today, a perfect day for picnic. (今日はとてもあたたかい日で、ピクニックに最適な日です。)
It’s very hot today. I would like to go swimming.(今日はとても暑い日です。泳ぎに行きたいです。)
最後の2文は気温を表して、それにプラスして何かを言うような表現です。
あたたかい・暑いからと言って、絶対に晴れているというわけではありませんが、晴れの日であることが多いでしょう。
くもっているとき
It’s cloudy today.(今日はくもっています。)
It’s a gloomy day today. The sky is full of cloud.(今日はどんよりとした日です。空が雲でいっぱいです。)
It’s been cloudy lately. I miss sunshine.(最近くもりの日続きです。太陽が恋しい。)
雨が降っているとき
It’s raining here.(ここでは雨が降っています。)
It’s pouring at the moment.(今、すごい土砂降りです。)
We had a evening shower.(夕立がありました。)
It’s been raining all week.(今週はずっと雨が降っています。)
こんなところでしょうか。
他の天気に関する単語も応用して混ぜながら、会話を楽しんでみましょう。
まとめ
天気に関する会話は、英会話の基本とも言っていいほどしばしば現れます。
海外で暮らしていると、知らない人から突然”It’s a nice weather, isnt it?”と話しかけられることも。
突然話しかけられても驚かないように、天気に関する表現を覚えておくといいでしょう。