ブログ

初心者の英語

中高と英語をほとんど勉強してこなかった、単語帳なんか終わらせたことない、品詞?文型?何ですかそれ?的な生徒さんを教えるのは、かなりの技量がいます。

ほとんどの講師はこの技術がありません。というのも自分が学校というレールに乗ってきたために、初歩や基礎をどのように勉強するのが効率的なのかを把握していない場合が多いんです。

僕の職場は、東大・京大に行ってたとか、国立の医学部に所属しているアルバイト講師だったり、英語だとバイリンガルしかいませんが、初学者や入塾したての生徒はほぼ僕が見ます。

僕の学力はそこまで高くありません。TOEICも満点ではありません。でも、この4年くらいは僕が見ることになっていました。5流大卒の僕がです。ちなみに、僕はほぼ純ドメスティックです。海外経験は一か月フィリピンに行ったくことがあるくらいです。あとは旅行で数日間だけ韓国とグアムとハワイとかでしょうか。

でも、英語に関しては塾にも行ったことはありませんし、本当に全て本とCDだけで独学で学んだので、どこでつまずくかが人よりはわかっていると思います。他の先生に任せたり、アルバイト講師に任せると入塾しなかったりするんです。入塾してくれないと経営側としてはかなり困るので、結局僕がやることになりました。

別に自慢とか何でもありません。強調しておきます。そもそも僕の学力はまだまだ低いですし、発展途上です。自慢なんてできる学力ではありません。ブログとかTOEIC満点とかググればすぐにわかります。TOEIC900点台というのはまだまだ英語のレベルは低いですよ。TOEICで有名な神崎先生とか、学力の先生はたくさんいます。京大の青谷先生なんか、在米20年、TOEFLiBT満点ですし(TOEFLiBTは試験の性質上ネイティブもよく満点取れなかったりします)。学力が高い人なんてあげればキリがありません。

でもですね、ダメな先生にあたって困るのは生徒本人ですし、保護者さんですよね。試験は受かってもらわないと困りますから。

ほとんどの生徒さんは人生がかかっています。

大学受験にしてもそう、TOEFLにしてもそう。

(にしても、アルバイトってどうなんでしょうね。自分の職場では、責任感低い学生が多いです。塾の講師は、生徒の人生がかかっているので、かなり責任の重い仕事だと思うんですよね。同じような時給をもらっているのに責任はとらないというのは、おかしい制度だなと、個人的には思います。塾業界はそういうことがかなり多いのでは?と個人的には思います。話戻りますが、)

ある程度の基礎学力がある生徒さんはいいですが、本当に英語はわからないまま高3になってしまったとか、社会人になってしまったという人は、

その先生が初学者に教えるのが得意かどうかをこだわってください。

どうやって学習をしたら学力が伸びるのかをその先生が明確に提示できなければ、先生を変えてください。

何をどのくらいやるか、どうやってやるか、どんどん質問してください。

皆さん、人生かかってますよね?お金払っていますよね?

良い先生が見つかれば、あとはやる気と根性です。英語は音楽に似ていると思います。最初は先生にマンツーマンで習って、何をどうやるのか指示してもらった方が早いです。

我流で行くのは時間の無駄だと思います。失敗は成功のもとではありますが、失敗続きだと、キャリアプランが滅茶苦茶になってしまいますよね?周りにいい先生がいるという噂があれば、どんどん活用すべきだと思っています。

TOEFLだと四軒屋先生とか、葛山先生とかは有名ですよね。ああいうプロにある程度はエッセンスを分けてもらった方が、加速度がつくと思います。といってもTOEFLは初学者には絶対におススメしませんが。

上記は個人的な意見です。

なぜこのような記事を書いたかというと、実は僕は6月で退社をするので新規の生徒を受け持たなくなったんですが、今月に入ってそれが原因で何件もクレームが来てしまいました。生徒さんの人生がかかっているので対処はしたんですが、僕も人生かけて退職します。助けたいけど、助ければ助けるほど時間的に自分が苦しくなる。ジレンマですね。

あ、画像の本はとてもわかり易い本です。学習し直し組にはオススメです。

では、今日ももうひと踏ん張り頑張りましょう。

ABOUT ME
Kosuke
英語勉強法.jp管理人。元予備校講師。英語を話せるようになりたくて仕事を辞め、東南アジアを中心に海外ノマド生活をしています。現在は英語を使って現地で小さなビジネスを展開しつつ、たまにSkypeで授業もしています。英語の勉強法について日々研究中。海外情報など、みなさんに役立つ情報を発信していきます!
YouTube登録者増加中!

ぜひチャンネル登録お願いします(^^)/

英語の勉強法まとめはこちらのページへ

参考書ルートはこちらの記事へ(下部)