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地理・歴史
・セブ島は、7,101島あるフィリピン諸島のほぼ中央にあるビサヤ諸島にある島で、南北に225kmに渡って伸びる細くて大きな島。
・セブ島があるビサヤ諸島には167もの島々があり総面積はおよそ5,088平方キロメートル。セブ島の面積は4,422平方キロメートル。日本の県と比べると山梨県とほとんど同じ大きさである。
・内海のため波は穏やかで台風などの影響が比較的少ないといわれている。珊瑚礁が保護されているエリアや、白いビーチが数多くあり、マクタン島をはじめ、たくさんのリゾート、ダイビングスポットが点在する。
・セブ州全体の人口は3,356,137人(2,000年調査)で、うち300万人がセブ島に住んでいる。
・マクタン・セブ国際空港はセブ市と2本の橋でつながる隣の島、マクタン島のラプラプ市にある。
・周りにはボホール島、ネグロス島、レイテ島があり、外海に面していないため、海は非常に穏やかである。
・日本からは年間20数万人がおとずれ、セブを満喫。190社弱の日本企業があり知日・親日のセブアノがたくさんいるのも特徴です。
・いにしえから穏やかな海を好んで航海の要所として栄え、その後、300年余りのスペイン支配、アメリカの統治下、戦後のフィリピン独立から現在に至ります。
フィリピン最古の町
1521年、ポルトガルの探検家マゼランの上陸によりセブは世界の歴史の表舞台に登場する。同時にカソリックの布教をおこない、これがフィリピンにおけるカソリック信仰の始まりとなった。
マゼランはその後、マクタン島の酋長ラプラプと戦い戦死し、スペイン遠征軍は一度は撤退するが、1,565年に再来して、本格的な植民地化をすすめる。
これによりセブ・シティはフィリピン最古の都市となり、6年間にわたり首都として機能した。
近年ビーチリゾートとして急速に観光化が進んだが、長い歴史がつくり出した建築物がいたるところに点在し、見どころも多い。
マゼランが最初にセブをおとずれたのは1521年。セブはフィリピンのキリスト教発祥の地でもあります。フィリピンで最初に建立されたサントニーニョ教会など、歴史を感じることができるのもセブの魅力の一つ。
第二次世界大戦時には一時的に日本の支配がありましたが、1946年の独立後は徐々に発展し、現在のセブはフィリピンを代表するリゾート地となった。
セブではセブアノ語と英語が使われ、地名やストリート名などにはスペイン語を思わせる名前が数多く残っている。
言語
フィリピンは群島国家のために、それぞれの島で言語が異なる。
公用語はフィリピン語(タガログ語)。セブ島の方言はセブアノと呼ばれる言葉で、現在では付近の島々などとの共通語であるビサヤ語が使われている。
しかし、英語も共通語として使われているので、ほとんどのところで通じる。
お金
通貨単位はフィリピン・ペソとセンタボ。センタボはほとんど使用することはない。
紙幣は1,000ペソ、500ペソ、200ペソ、100ペソ、50ペソ、20ペソ。
硬貨は10ペソ、5ペソ、1ペソ、25センタボ、10センタボ、5センタボ、1センタボがある。
2015年12月に旧札が使用できなくなりました。2016年12月末まで中央銀行や指定銀行で新札に交換可能。
以下のデザインと違ったものを釣銭でもらったときはすぐに変えてもらいましょう。なお、硬貨(1ペソ、5ペソ、10ペソ)の変更はありません。
■新札の裏に描かれている絵
20ペソ:ジャコウ猫
50ペソ:マリプトという魚
100ペソ:マヨン火山とジンベイザメ
200ペソ:チョコレートヒルとメガネ猿ターシャ
500ペソ:コオオハナインコモドキという可愛らしい緑の鳥
1,000ペソ:南洋真珠のシロチョウ貝
■お金の持って行き方
日本では、ペソ(PHP)の両替は成田空港でできるがレートはかなり悪い。現地へは日本円のままで大丈夫。セブの空港に着いてから両替ができる。少額(5,000円)だけ両替して、落ち着いてからモール等で両替すればOK。
空港やホテルでも両替ができるが、街中の両替所と比べるとレートはあまり良くない。セブは街中のいたるところに両替所があるので、必要な分を必要な時に両替するのがいいだろう。例えば、ショッピングモール内には必ず両替所があり、安全かつレートが他と比べて良いため、モールでの両替がオススメ。
1ペソ=約2.3円(2016年12月現在)。1万円を両替すると約4,300ペソ前後。両替は「Xchange」と書いてある両替店でできます。
【両替所】
・マクタン島SaveMore(マリーナモール内)
・アヤラに4ヶ所
・Xoom Money Transfer(TGU Tower IT Park)
・Xpress Money(BTC / Osmena Boulevard / Metro Bank Escario)
■クレジットカード
クレジットカードもほぼ全域で使えるが、小さなお店などではビザカードやマスターカードなどのメジャーなクレジットカード以外は受付けていない場所もある。ホテルなどの一部ではトラベラーズチェックもつかえるが、一般の商業施設などでは受付けていない。
時差
日本との時差は1時間。日本が1時間早い。サマータイムはなし。
電圧
220V、60Hz。日本の電気製品を使うためには変圧器が必要。
交通
ジプニーやトライシクル(三輪車)、モーターサイクル(別名:ハバルハバル、バイクの二人乗り)は安全とはいえないため利用しない方が無難。移動にはタクシー(白色)がオススメ。マクタン空港からセブ市の中心地までは約200~300ペソが目安です。距離と時間によってメーター換算されるので、大渋滞だと割高になる場合があります。お金と時間は必要分の倍くらい用意しておくのがベストです。
■タクシー
セブ市内のタクシーはメーター制。
全てがエアコン車で、基本料金40ペソ。まずは乗車したときに行き先をしっかり伝え、メーター使用であることを確認する。もし、遠距離で使わないならばいくらかかるのかをしっかり確認しておこう。
マクタン島からの乗車は交渉制が多いので、車が動き出す前にドライバーとしっかり料金交渉してから乗るようにしよう。
空港から出ているエアポートタクシーは基本料金70ペソからスタート。タクシーはお釣りを準備していない場合が多いので、なるべく小銭を準備してから利用しよう。
■ジプニー
地元の人々にとって最もポピュラーな乗り物。車体横に書かれている地名が行き先になる。乗り降り自由だが路線が複雑なので観光客には分かりづらい。また、車内での置き引きやスリ行為も多く十分な注意が必要。
■トライシクル
ローカルなエリアや離島などでよく見られる、バイクに乗車席が付いた乗り物。
■モーターサイクル・ハバルハバル
バイクの二人乗り。旅行者や留学生、仕事で来た日本人には向いていません。
■レンタカー
セブでは一般的にドライバー付きのレンタカーが主流。料金体系は、時間貸し、行き先別の2種類があるので、目的に合わせ利用しよう。
タクシーの少ないエリアに行く場合の復路の足代わりなどにも便利。料金は、マクタン島内送迎(片道)880ペソから各種あり。
治安
セブ島はフィリピンでも治安のよい地域に入るが過信は危険を招く元。都市部の治安は決していいとはいえなく、特にスリや置き引きなどの軽犯罪は多い。貴重品は、ホテルなどの金庫に預けたほうがよい。
ビザ(査証)
30日以内の滞在ならビザは不要。それ以上の滞在は現地のイミグレーションで延長できる。ただし、パスポートの残存期間が滞在日数+6ヶ月なくてはならない。日本のフィリピン領事館に申請することで、3ヶ月まで滞在出来るが、手続きは煩雑。
詳しくはフィリピン領事館に問い合わせを。03-5562-1607(月~木 9:00から18:00)
フライト
日本からセブへの直行便はフィリピン航空が、成田から毎日1日2便、大阪からは毎日1便運航。フィリピン航空は、羽田、成田、名古屋、大阪、福岡からマニラ便も運航。所要時間約4時間30分。
また、LCCのセブパシフィック航空が、成田―セブ便を就航した。キャセイパシフィックを利用して香港からセブに到着する経由便などもあり。
新築コンドミニアム
◆家賃・ワンルーム(20平方メートル~)
マンダウエ市 12,000~25,000ペソ/月
マクタン島 15,000~20,000ペソ/月
セブ市 15,000~30,000ペソ/月
◆購入価格。ワンルーム(20平方メートル~)
マンダウエ市 150万~200万ペソ
マクタン島 180万~250万ペソ
セブ市 180万~300万ペソ
◆光熱費(一人暮らしの場合)
電気代 1,500ペソ/月
水道代 300ペソ/月
※あくまで目安です。
インターネット
フィリピンではショッピングモールやカフェなどの公共施設でWi-Fiが使用できるが、日本と比較するとそのスピードは遅いところが多い。カフェなどでインターネットを利用する場合は、店員さんからIDとPWが書かれた紙をもらい、自分のスマホやタブレットに入力して利用する。ほとんどのお店は無料(一部、お金のかかるところもあり)。
SMなどの大きなショッピングモールでは館内で無料でWi-Fiが利用できる。ホテルでは無料で利用できるところと、IDとPWが書かれたカードを購入しなければならないところがあるので注意。
■ポケットWi-Fi
各携帯会社で4G LTEの対応、10Mbps以上のスピードが出ることもあり、まずまず快適にインターネットが利用できる。
ポケットWi-Fiは、一台でPCやスマホなど数台とつなげることができる。
気候
フィリピンの気候は熱帯性気候で、年間を通して暖かく、平均気温は26~27℃。フィリピンは乾季(1~5月)と雨季(6~12月)があるが、セブは雨季と乾季の明確な区別がない。雨季には降水量が増えるが、セブの降水量は東京の年間降水量とほとんど変わらない。海の水が澄んでいるのは4~5月といわれているが、他の月でも十分にダイビングが楽しめます。服装は日本の夏と同じくTシャツでOK。タクシーやモール、ホテルによっては冷房が強く、Tシャツだけでは寒い場合があるので要注意。
服装
年間を通じて日本の夏服でOK。
ただし、機内、ホテル、デパートなどでは冷房が効いていることがあるので上に羽織るものが必要。日差しがきつい時には帽子やサングラスがあると便利。
飲料水
水道水は飲めないので、市販のミネラルウォーターを飲用しましょう。
緊急連絡先
在フィリピン日本国大使館セブ領事事務所
032-231-7321
セブ日本人会
032-343-8066
■警察
フィリピン国家警察
032-255-3943
032-255-4831
032-255-1645
セブ市警察
032-233-6795
032-231-0018
032-233-0762
Tourist Protection and Foreign Liaison Section
032-231-0018
Coast Guard District Central Visaya
032-412-3709
■医療機関
Cebu Doctor’s Hospital
032-255-5555
Chong Hua Hospital
032-255-8000
Chong Hua Hospital Mandaue
032-233-8000
University of Cebu Medical Center (UCMED)
032-517-0888
Mactan Doctor’s Hospital
032-236-6000
■医療サポートサービス ジャパニーズヘルプデスク(JHD)
Cebu Doctor’s Hospital
032-516-3341
032-318-6507
Chong Hua Hospital
032-318-6057
Mactan Doctor’s Hospital
032-318-6063
■消防署
Cebu Fire Department Hotline 160
Cebu City Fire Department
032-256-0541
032-256-0542
Lapu-Lapu City Fire Department
032-340-4821
032-342-8510
Mandaue City Fire Department
032-344-3364
032-344-4747
■救急車
Emergency Rescue Unit Foundation Hotline 161
Ambulance
032-233-9300
032-232-7850
Lapu-Lapu City
032-340-2994
Abellana Sports Complex
032-255-7287