中学生でも受かる!英検準2級合格のための勉強法

タイトルを見て「本当に中学生で英検準2級に合格できるのかな?」と興味を持ってこのページを訪れてくださった方も多いかと思います。

もちろん十分な勉強時間の確保と相応の努力は必要ですが、私は小学生でも中学生でも独学での英検準2級合格は可能だと考えています。私自身も中学生の頃合格し、高校受験の時は資格欄にそれを書けたのがとてもうれしかったです。

そこで今回は、中学生で英検準2級に合格するための勉強法について、私なりに考えたポイントをいくつかお伝えさせていただきたいと思います。

▼もくじ
1. 英検3級の習熟度を上げる
2. 単語・熟語は寝る前の暗記がねらい目♪
3. 参考書は1冊で十分!
4. 最後の一か月は制限時間を意識して!
5. 面接の練習は友人や家族の力を借りて♪
6. 英検3級の徹底復習+語彙力アップで英検準2級合格を目指す♡
7-1. 大問1 語彙対策
7-2. 大問1対策用 おすすめ参考書・問題集
7-3. 大問1の裏技・テクニック
8. 大問2 会話文対策
9-1. 大問3・4 長文読解対策
9-2. 大問3・4対策用 おすすめ参考書・問題集
10. 大問5 英作文 / ライティング対策
11. リスニング対策とコツ
12. 英検必須ツール おすすめ辞書アプリ・単語アプリ
13. 英語の基礎力に必須な品詞の知識
14. 前置詞+名詞を極めていますか!?
15. 英検準2級は小学生・中学生でも受かるのか
16. まとめ

英検3級の習熟度を上げる

英検準2級は、学校教育でいうと高校2年生の半ばくらいまでに学ぶ内容で構成されています。つまり、中学生にとっては見たことも聞いたこともない文法や単語が大量に出題されるということです。「覚えることがたくさん!」と焦ってしまいがちですが、まずは今ある知識をブラッシュアップすることのほうが先決です。

これから英検準2級を受けようという中学生のみなさん、

英検3級には合格していますか?

また、合格しているみなさんは、何点で合格したか覚えていますか?

英検準2級に受かりたければ、英検3級の内容で間違うわけにはいきません。高校レベルの新しい知識を問う問題に答えられなくても、すでに知っている3級の内容を完璧に押さえることで合格点に限りなく近づくことができます。

具体的には、3級レベルの問題では80~90%くらいの正答率を目指したいところですね。

既に合格した試験の問題を見直すのは不思議な感じがするかもしれませんが、3級の試験本番ではなにを間違えたのかチェックして、できれば当時使っていた3級のテキストで復習しておくようにしましょう。

点数制度の変更

ちなみに、2016年度から2点変更があります。

①2016年度から、CSEスコアという得点制度が導入され合格点は固定

②また、2017年度から準2級と3級にライティングが導入されます。


合格基準スコア(英検CSEスコア)

〇1次試験(筆記)

Reading / Listening / Writingの3つ

各600点の1800満点で、計1322点が最低合格点


〇2次試験(面接)

Speaking 406点が最低合格点


注意しないといけないのは、

リーディングとリスニングで満点を取っても合格最低点に行きません。

つまり、ライティングは必ず対策しないといけないということです。

 

単語・熟語は寝る前の暗記がねらい目♪

英検準2級は、教育や科学などの専門分野から長文読解が出題されることもあり、覚えるべき単語の数が大きく増加します。単語を知っているか知らないかだけで得点差が開いてしまうのはあまりにもったいないので、面倒くさがらずに暗記に注力しましょう!

覚え方についてはこちらを参考にしてみてください。

また、覚えるタイミングは寝る前がベスト。人の記憶は眠っている間に整理されるのだそうで、寝る前に覚えたことは朝になってもスッキリ思い出せることが多いです(私の経験則なので、個人差はあると思いますが・・・)。「寝る前は暗記系を片付ける!」と習慣づけてしまえば、受験前に他の科目の勉強をする際にも自然とそれができるので一石二鳥ですよ。

 

参考書は1冊で十分!

書店に行くと、英検対策の参考書がたくさん並んでいます。イラスト付きで読みやすそうなものや、1ページあたりの文章量が少なくて見やすいもの、「これさえやれば大丈夫!」といったポイントを絞ってあるものなど、たくさんの種類がありますね。

英語の勉強に限らないお話ですが、どれか一つ参考書を買って使ってみても、すぐ別の参考書が魅力的に見え始めてしまい何冊も買ってしまう、、、という方がいらっしゃいます。これは、学習の効率が下がり、合格からどんどん遠のいてしまう一番危険な傾向です。

英検準2級の内容を総合的に押さえてある参考書が1冊あればそれで十分ですから、お金の無駄遣いをしないようにしましょう。

今はインターネットで実際に参考書を使った方のレビューを見ることができるようになっていますし、一般的に高評価な参考書であれば内容に大差はありません。背表紙が擦り切れるまで1冊使い切るつもりで頑張りましょう♪

 

最後の一か月は制限時間を意識して!

英検準2級の受験者の声で一番多いのが、「時間が足りなかった!」という声です。

暗記や文法の理解に一生懸命になっていると、一問解くのに何分かかっているかを意識しにくくなります。

勉強期間の最後の一か月は、ストップウォッチを活用しながら制限時間を意識して解く訓練をしておきましょう。なお、一般的な時間配分の目安は以下の通りです。

  • 第一問:短文の空所補充問題 ~15分
  • 第二問:会話文の空所補充問題~ 7分 ┐ ※第二・三問を15分で解くイメージ
  • 第三問:語句の並べ替え問題 ~ 8分 ┘
  • 第四問:長文の空所補充問題 ~10分
  • 第五問:長文読解問題    ~20分
  • 見直し・リスニング問題見る ~ 5分

最後の5分は、ケアレスミスが無いか確認すると共に、次のページのリスニングの解答選択肢に軽く目を通しておくとスムーズです。

5分では足りないと思いますので、得意な大問はできるだけ時間短縮を図りましょう!

 

面接の練習は友人や家族の力を借りて♪

英検3級の面接試験では、面接官もゆっくりと発音してくれますし、問題文も簡単ですので「拍子抜けした!」という方が多かったかもしれません。

ところが準2級からは、面接のレベルも一気に上がります。ネイティブの英語を聞き取る練習は、リスニングの勉強でも行っていくので良いのですが、自分の考えをその場でまとめて英語で話そうとすると難易度が高く感じるはずです。

そこで、家族や友人に手伝ってもらって面接の練習をしておくようにしましょう!

面接の内容や想定される質問はインターネットに載っていますのでそれを参考にします。受験者の方は何を聞かれるかわからない状態で練習に臨み、本番同様に英語で考えをまとめる練習をします。

「友人にも家族にも、英語が話せる人がいない・・・」という方も大丈夫です。素早く英語で切り返す練習がしたいだけなので、面接官役の方はカタカナ英語でも問題ありませんし、最悪の場合日本語で質問されたことに英語で答える練習をするのでも十分リハーサルになります。

また、本番緊張して質問が聞き取れず困ってしまった時も、焦る必要はありません。

“I beg your pardon.(もう一度よろしいでしょうか?)”

と落ち着いて切り返して、しっかり質問内容を理解してから答えるようにします。

沈黙して固まるのが一番問題ですので、「困ったときは”I beg your pardon.”!!」と覚えておきましょう。

 

6. 英検3級の徹底復習+語彙力アップで英検準2級合格を目指す♡

英検準2級は、高校レベルの内容が問われるため中学生にはハードルが高く感じるかもしれません。しかし、土台となるのは英検3級の知識であり、単語を見て意味が分かるようにさえなっていれば、答えを推測するのはそう難しくありません。

ここまでで述べてまいりました、

  • 英検3級の徹底復習
  • 語彙力アップ
  • 1冊の参考書をとことんやりこむ
  • 時間配分と面接のリハーサル

の4つをしっかりと押さえて、自信を持って試験に臨みましょう!

Written by Midori

7. 大問1 語彙対策

ここからは、英語勉強法.jpが、具体的な勉強法やテクニック、参考書・問題集などをひとつひとつわかりやすく解説していきます。

英検準2級の大問1は語彙問題です。

 

7-2 大問1対策用 おススメ参考書・問題集

大問1最近は難化傾向と言われていますが、でる順パス単英検準2級をやっておけば十分でしょう。

覚え方については先程と同じ、こちらを参考にしてみてください。

時間のある人でる度Cまでキッチリやっておくと英検2級を受ける時に基礎が盤石になっているので、とても役に立つでしょう。

時間のない人は、でる度Bまでやっておくと良いでしょう。Bまでで頻出の単語はだいた抑えることができるので、とりあえず合格だけはすることが可能なレベルになります。

 

7-3 大問1のテクニック

試験の最中に答えに迷ったら、でる順パス単で覚えた単語を選んでおく

というテクニックです。でる順で見たことあるけど意味は忘れちゃったなぁ、でも、他の単語は見たこともないぞ・・・という場合は、「えいやーーー!!」と優先してその「でる順で」見たことのある答えを選ぶようにしましょう。

というのも、出る順パスたんは過去問ベースで本を作っているので、過去問で出てきた単語ばかりを掲載しています。つまり、答えになりやすい単語しか載せていません。

パス単で見たことのない単語を選ぶよりも、パス単で見たことのある単語を選んだ方が正答率が上がります。

迷ったら、出る順パス単で見たことのある単語を選ぶが吉です。

 

8. 大問2 会話文対策

大問2は会話問題です。

このパートは、特に対策は不要でしょう。

というのもリスニングにも同じような形式の問題が出ますので、リスニング時にこういった会話形式に慣れることが可能です。

おそらく、①語彙対策とは別に、皆さん②長文対策をするかと思いますが、③会話文対策はあえてする不要はありません。

対策をしなくても不安に思う必要はありません。まずは大問1の語彙対策と大問3以降の長文対策を優先させましょう。

どうしても不安な人は、リスニング対策が終えてから、この大問2に戻ってきて問題を解いてみて、正答率を確かめてみましょう。

 

9. 大問3・4 長文読解対策

大問3と4からは、いろんな形式の長文が出ます。少し固い科学技術の内容だったり、Eメールの長文読解だったり、幅広い分野の英文が主体となってきます。

語彙のレベルは、大問1より簡単です。正確に素早く読むことができれば、回答の根拠を探す事は難しくありません。

しかし、いつもある程度の大意だけを把握するような読み方、つまり「ざっくり読んでいるような読み方」では正答率が安定しません。

では、どうすればいいのか。

 

文法書の例文を活用する

文法をしっかりと理解し、文の構造を正確に取れるようになりましょう。いわゆる、英文解釈と言うやつです。

英文解釈と聞くと非常に難しいように思えますが、文法を応用しただけなので、実は文法理解ができてしまえば、大した難しくはありません。

ですので、基礎力としては、まずは文法書の例文を正確に訳すことができることが目標となります。

おススメ参考書は後ほど解説がありますよ。

 

大問5 英作文対策の基礎

あとで詳しく書きますが、ライティングの対策もこの例文を日本語に訳すことができるようになった後に、日本語から英語に直す訓練をしてしまえば、英語を書くとことに慣れることができます。後は、ライティングの形式になれれば良いだけになります。

つまり、文法の勉強の際にライティングの基礎も鍛えることが可能です。

単語もやって長文読解もやって英作文もやってリスニングもやらないと・・・となると、他の科目もある小学校・中学校・高校生には非常に酷な試験となってしまいます。

そういうことがないように、効率よく勉強することが最短での合格の鍵となっています。

 

9-1 リーディング対策用おススメ参考書・問題集

英文法

大岩のいちばんはじめの英文法

この本はとにかくわかりやすいです。この本に書いてある程度の文法が理解できれば、ある程度正確に読めることは可能です。英文法が苦手な人にはピッタリの参考書です。

 

もし英文法がそこそこ得意で、時間がある方は、以下の記事を参考にしてみてください。

 

長文読解のおススメ参考書・問題集

全レベル別問題集 英語長文①

この本はとにかく解説が詳しいです。何となく読んでいる人は、この本で一文一文正確に読めているのか、確認しながら読んでみてください。CD付きなので、リスニング対策も兼ねることが可能です。至れり尽くせりの内容となっています。

注意!!CDを必ず使うこと。

リスニングと長文を別々に対策するのは、めぇぇぇぇっちゃ非効率です

 

リスニング対策については、後ほど解説するので、知りたい人11番にジャンプしてくださいね。

 

スピード英語長文②

先程の、「全レベル別問題集」同様、解説がとても詳しいです。また、リピーティングという訓練ができるので、リスニング対策もこの本でほぼ終えることが可能です。

 

10. 大問5 英作文 / ライティング対策

ライティングの基礎は、先ほど申し上げた通り、まずは簡単な文章を書く基礎力が必要です。

突然英語を書けと言われても、かける人は少ないでしょう。自分の言いたいことを英語で表現するためには、そもそも簡単な文章をかける必要があります。

その基礎力をベースにして、ある程度決まったパターンでの回答を書いてしまえば、割と簡単に合格点は取れてしまいます。

また採点している人は、フィリピン人の英語講師が多いと言われています(特にレアジョブの講師)。つまり、ネイティブが採点してるわけではないので、厳密に文法的に必ず正しい文章を書く必要はありません。

もちろん、「文法を気にしなくていい」というわけではありませんよ。しっかりと英文法は勉強しましょう。しかし、文法に超こだわる必要はないと言うことです。そこそこでよい。

TOEIC Writing試験やTOEFL, IELTSなどは、文法をそーーーーとーーーー気にしないと行けませんが、英検では、そこまで気にし過ぎる必要はありません。

 

どういう問題が出題される?

基礎力がある前提で対策を考えてみましょう。

2017年の試験では、問題はある質問に対して、

①自分の意見

②その理由を2つ書く

というのが基本的な試験内容となっています。

語数の目安は50~60語です。

 

具体的には、例えば、

「子供がスポーツをするのは大切だと思いますか。」

という問題が出ています。

こういった問題は、解答のパターンがあると思ってください。

 

解答例

具体的な答え方は以下です。


【解答例】

①意見:私は、子供がスポーツをする事は、とても大切だと思います。

②理由2つ:それには2つの理由があります。1つは、運動不足を解消することができるからです。もう1つは、スポーツを通して、何かをやり遂げると言うことを体験することができるからです。


これが模範解答例ですが、はっきり言って全然面白くも何もありませんね。しかし、文法的に間違いがなければ0点にすることは絶対にできません。

また問題で求められている通り、①自分の意見と②理由を2つしっかりと述べています。

大半の方にとっては、英検は合格できればいいわけですから、かっこいい答えを答えてやろうなんて言う必要はないんですね。あくまでも、自分の英語力の書ける範囲の英語で、求められていることが書ければ合格点は取れるということです。

ですので、さっきの例のように、まずは自分の意見を言う。

例えば、

日本語解答例テンプレ

「私は〇〇だと思う。理由は2つあります。1つは△△で、もう一つの理由は××です。」

このように答える答えことができれば、平均点は確保することができるでしょう。

英語解答例テンプレ

I think that ~~~. (There are two reasons for it.) One reason is that ~~~. The other reason is that ~~~.

 

11. リスニング対策

1文1文詳しく読んでいき、語彙も知らないものをなくしましょう。

その文章がある程度スラスラ正確に読めるようになったら、CDを使って訓練しましょう。

 

12. 英検必須ツール おすすめ辞書アプリ・単語アプリ

 

品詞を覚えていない人は、こちらを読んで大切さを知っておきましょう!

単語の暗記はこちらがおススメ

この記事を書いた人
Writer

九州大学経済学部卒業後、金融機関の営業職に従事。結婚を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。イギリスへの短期留学や学習塾での英語講師の経験をもとに、英語学習関連の記事を多数執筆している。 Twitter: @Midori_iw