というお悩みを解決できる記事です。
・精読の仕方を知りたい
・正確に速く読めるようになりたい
・シャドーイングができるようになりたい
という方におすすめの記事です。
回数を決めて読むのは非効率
英文読解や長文を「回数」を決めて復習することは、あまりおすすめしません。
効率が悪いからです。
人によって苦手な英文は違いので、「全部5回ずつ」のように回数を決めてしまうと時間の無駄が多いのです。
苦手な文を多く読んで、簡単な文章には時間をかけずに時短をすべきです。
つまり、英文によって強弱をつけないといけません。
全ての英文を均等に訓練していたら、時間がいくらあっても足りません。
くどいですが、1回でスラスラ読める文と、10回以上読まないとスラスラ読めない英文を一緒くたに訓練しても意味がないということです。
簡単な英文を速く読めるようになりたいなら多読
簡単な文章を速く読みたいなら、簡単な英文をたくさん読めばいいです。
英語の構造は同じようなものの繰り返しなので、たくさん読んだほうが良いのは間違いありません。
しかし、その場合は、自分にとって本当に簡単だと思えるものを使わないと、難解な箇所で時間を無駄に取られて終わるので、あまり良い訓練になりません。
難解な部分を含んだ英文を速く読むには?
以下の同時通訳者・医師の上田先生の動画を見てみましょう。
※動画の冒頭部分の音が大きいので、音量を下げておきましょう
おわかりになったでしょうか。
英文の復習は回数ではなく、時間を測るほうが効率も効果も上がりそうです。
タイムアタックをすることで、自分が速く読めるようになっているのか、
つまり、
進化しているのかどうかを可視化することが可能です。
ダラダラととりあえず回数を決めて繰り返すことは、あまりおすすめしません。
精読時はストップウォッチを使いましょう
単機能のストップウォッチ、腕時計、Apple Watch、スマホのストップウォッチアプリ、などなど、何でもいいですから時間を測りましょう。
- 1分で50語
- 1分で100語
- 1分で150語
- 1分で〇〇語
- 1分で〇〇語
という目標を決めるといいと思います。
ざっくりですが、
英検準2級なら1分で100語程度。
英検2級やセンター試験程度なら、1分で100-150語程度。
TOEICなら1分で150語程度。
TOEICで高得点を取りたい場合は1分に150-200語程度
という感じで目標を立てるといいと思います。
まとめ
英語の読解速度を上げるには、読む回数を設定するのはやめましょう。
タイムアタックをすることで、自分が速く読めるようになっているのか、また次の英文にいつ移ればいいのかの判断基準とするといいですよ^^