なんてことが書かれています。
著者の柳川先生は、東大の教授をされているそうです。
独学で東大教授とか凄いですね。
答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強
この本では、
- 明確なゴールがある勉強(受験勉強や資格試験の勉強)
- 教養を身につけるための勉強(趣味的な世界の勉強)
- 答えのない問いに自分なりの答えを見つける勉強
この3つの中に、③番に焦点を当てた本です。
この3番が本質的な勉強で、学問だと柳川先生は定義されているようです。
独学って頭が良くなるよ
私自身が独学で英語を学んだため、「独学」というものに物凄いこだわりがあります。
こだわりというよりは思い入れですかね。
いや、独学とか本当にしないほうが良かったと思うときもあるのですが、自分で苦しんで考え抜いて答えを見つけてきたので、
考える力が若い時よりもだいぶついたと思います。
もちろん、誰か指導者がいれば、もっと効率よくできたんでしょうけどね・・・(^^;)
デメリットとしては、独学をしていると、偏ることがあるってことですね。
これは自分の性格によると思います。
色んな人の本を読んで、考え方を吸収することで、自分よがりの勉強にならないように気を付けなければいけませんね。
独学のメリット
話は戻って、この本には「独学のメリット」が解説されています。
私は考える独学のメリットは、良い本と悪い本が見抜けるようになる。
それか、自分に合わない・自分のレベルに合わない本がわかるようになる。
とかでしょうか。
独学をしていると、常に
「こうしたらいいかな」
「こっちのほうがよいのでは・・・?」
とか、悪く言えば疑心暗鬼になって、いろんな本を読みかじったり、ネットサーフィンしてしまうのですが、
その『ぐるぐる考える「思考の過程」』こそが、独学の醍醐味であり、力の付くものだと思います。
英語の独学のデメリット
私は英語と韓国語、中国語はストップしているのですが、3か国語をやっています。
独学って、考える力がつくのでメリットも大きいのですが、自分のレベルに合った本に出会えないことがあるのがデメリットです。
自分にとっていい本に出会えないとストレスが溜まるのと、
あと、お金が飛んでいきます・・・(笑)
特に若いころはお金もありませんから、できるだけお金をかけずに、効率よく行きたいという気持ちはとてもわかります。
受験勉強って思考力を鍛えられるチャンスですよ!
たぶん、東大に行った友人とか知り合いの人っていませんか?
やはり頭がいいですよね。
中には、元々やたらIQが高い人もいますが、努力して東大に行った人って、とても頭が良いと感じませんか?
別に東大が全てではないですけど、受験勉強で思考力って鍛えられると思うんです。
わからないことを全部聞ける環境ってなかなかありません。
やはり、自分で思考してこそ頭が良くなると思うのですが、受験勉強ではどうしても「考える」ときがあると思います。
大学入試ってのは、色んな科目で頭を鍛えられるチャンスなわけです。
受験の時に勉強をサボるのはもったいないと思うのです。
大学はたったの4年しか行けません。
小中高と12年もあるわけですから、その12年で1つのことを極めてみませんか?
そのためのヒントがこの本には書いてあると思います。
オススメです。
東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫)