英検1級英作文のオススメ参考書と勉強法 by Bryce

英検1級は、大問1の語彙問題が難関の1つとなっていますが、英作文がもう1つの難関ではないでしょうか。なかなか対策しづらいセクションだと思います。

今回は、英検の英作文の本の中で、著者が「これは!」と思った本をご紹介させていただきます。

▼もくじ
1 英検1級 英作文問題完全制覇
2 英検1級 英作文問題完全制覇を使うべき3つの理由
3 英検1級 英作文問題完全制覇の勉強法
4 まとめ

 

英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇

ハッキリ言って、英検のライティング対策で、決め手となる本は今までほとんどなかったのですが、とうとう出ました。

「英検1級 最短合格 英作文問題完全制覇」(The Japan Times)です。

 

英作文完全制覇の章立て

「英検1級 最短合格 英作文問題完全制覇」は大きく3章に分かれています。

 

Chapter1:英作文問題を攻略する

英作文の書き方、構成の仕方、メモの取り方、パラフレーズの仕方など、英検英作文の基本的なことがわかります。具体的には、以下の10項目を1項目につき、見開き1枚で完結されています。この章は比較的あっさりと言えるでしょう。

  • 1.英作文問題の位置づけと新しい形式
  • 2.テーマぶんの内容とタイプ
  • 3.解答時間とメモ
  • 4.全体の構成と語数
  • 5.メモの取り方
  • 6.導入の形式
  • 7.本論の形式
  • 8.結論のまとめ方
  • 9.パラフレージング(言い換え)
  • 10.説得力のある文を書くためのテクニック

 

Chapter2:分野別コンテンツブロック

以下の12分野に分かれており、テーマの冒頭にそのテーマに必要な①重要キーワードリスト(英日)が載っており、また、テーマに基づいた②模範英文(コンテンツブロック)が載せられています。

  • 現代日本社会
  • 人権
  • 犯罪
  • 世界の問題
  • 戦争・核兵器・テロリズム
  • 世界経済
  • 世界の中の日本
  • 環境保護
  • 教育・文化・スポーツ
  • テクノロジー
  • 医療・生命倫理
  • 経済・ビジネス

これらの12分野のそれぞれ、以下の①キーワードリストと②模範英文があります。

 

①キーワードリスト

左に日本語、右に英語になっています。

それぞれ左寄せで整列しているため、暗記しやすいレイアウトになっています。

 

②模範英文(コンテンツブロック)

 

Chapter3:実践問題30

4つの分野で計30問のオリジナル問題が付いています。

  • 社会問題(10問)
  • 国際問題(6問)
  • サイエンス(9問)
  • 教育・IT・ビジネス(5問)

これら30問の全てに、肯定・否定の答案が付いていますので、計60の答案を確認することが可能です。

 

英検1級 英作文問題完全制覇を使うべき3つの理由

著者が参考書を選ぶときは、常に以下の3つを考慮して選んでいます。

  • ネイティブチェックがされているか
  • レイアウトがよいか
  • 分量は適切か

これら3つを詳しく解説していきましょう。

 

理由1 ネイティブチェックがされている

これは大切です。私がアメリカに居た頃に、言語学専攻の院卒の学生などに頼んで、様々な英語の参考書を見せてきましたが、なんとまぁ、ネイティブチェックがされていない本が非常に多かったんですね。それじゃあ、日本人の英語ができるようになりませんよね(^^;

例えば、「英検分野別ターゲット英検1級英作文問題」(旺文社)とかは、ネイティブチェックがされているのかどうか不明です。答案をネイティブに見せたところ、「悪くないがノンネイティブが書いているから使わなくてよい」と言われました。別冊はネイティブが書いているので、和訳がないですが音声もダウンロードできるので、シャドーイング素材等としては使える本だと思います。捨てる必要はありません。

一方、今回紹介している「英検1級 最短合格!英作文問題完全制覇」は、ネイティブに見せたところ、間違いなくネイティブチェックされているだろうとのことでしたので、安心して使用できそうです。

ネイティブチェックされていない参考書を使うと、間違えた英語の使い方を学んでしまうわけです。せっかくの時間を捻出して使うのに、ノンネイティブの書いた間違った英文を覚えるだなんて、時間の無駄でしかありません。最短で最大の効果を出したいものです。

 

理由2 暗記や暗唱がしやすいレイアウト

レイアウトも重要です。この本はレイアウトも大切です。英文のすぐ下に和訳が書いてあったりすると、暗記したりするのには向きません。やはり、「左に英語、右に日本語」のように、暗唱や暗記がしやすいレイアウトでないければ、使い勝手が悪いのです。構文は把握など、理解が必要なもの

理由3 これ一冊で十分

12分野で計212本の模範解答が載っています。全ての例文を確認し、吸収するには膨大な時間がかかることは間違いありません。ハッキリ言って、全てをやり切らなくても十分合格のレベルには達します。それくらい充実した内容なんですね。

「次の一冊に何を使えば・・・」などど、悩む必要がないということです。

 

英検1級 英作文問題完全制覇の勉強法

使い方は色々とあると思いますが、ここでは3つの勉強法を解説していきたいと思います。参考書を何冊も使ったり、勉強の仕方をたくさん試さなくても、英検1級の英作文では高得点が可能です。

 

①重要キーワードリストを覚える

12分野の冒頭には、その分野の重要キーワードの「日本語→英語」が載っており、暗記がしやすくなっています。(写真はこちら

まずはこれらのキーワードを暗記します。

しかーし、最初から日本語を見て、うんうんうなってはいけません。

  • 英文を何度も読んで、慣れてきたら、日本語を見て言えるかどうか確認する
  • 英文を何度も読んで、慣れてきたら、何も見ずに言えるかどうか確認する

この2つのパターンを繰り返しやりましょう。

また、覚えたいページだけコピーをしておくと、重たい本を持っていく必要がありません。

 

②212の模範解答を音読・シャドーイング・暗唱

先述した通り、左のページに模範解答、右のページに和訳が載っていますので、これらの英文を覚えましょう(写真はこちら)。

コンテンツブロックと呼ばれる英文が、12分野212文も載っています。ハッキリ言って、これらの212の英文をスラスラ言える、日本語を見て英文がスラスラ出てくる状態になったら、TOEFLのIndependent essayのパートでも満点の5をもらえるインプット量になるでしょう。

これも先程のキーワードの覚え方と同じです。

  • 英文を何度も読んで、慣れてきたら、日本語を見て言えるかどうか確認する
  • 英文を何度も読んで、慣れてきたら、何も見ずに言えるかどうか確認する

これらを繰り返しましょう。212の英文を全て言えると超ハイレベルです。かなりの実践力になると思います。

注意1

この章は12分野ありますが、1分野の英文を全て覚えてから次の分野へ・・・と勉強していると、苦手な分野はいつまで経っても得意になりません。

分野別に1文ずつ選んで覚えていきましょう。分野Aで1文覚えたら、分野Bで1文、次に分野Cで1文という風に、色々な分野の英文を満遍なく覚えていきましょう。頻出分野を網羅できますので、非常に効率がいいです。

注意2

キーワードの暗記とは違って、1つだけ注意点があります。日本語で同じ単語でも、英語では違う単語を使うときがあります。例えば、模範解答で「供給する」の英訳で、supplyが使われていて、自分はprovideと言ってしまったとします。文法的に問題がなければ、その場ではOKということにします。厳密に一字一句を覚えるのは大変なので、ほぼ同じであれば問題ありません。

まるまる暗記でなく、似たような単語を使ってしまってもOKということにしたほうが効率がいいからです。ただし、その場ではOKでも模範解答と違うなぁあとで気付くわけですから、模範解答に書いてある単語を優先的に使えるようにしておきましょう。

 

③自分で書いた英文を添削してもらう

①や②の段階で、インプット量を増やしたら、あとは練習あるのみです。Chapter3の練習問題を使って、自分で書いて見ましょう。

文法ミスなどは、英文法が相当得意じゃないと減りません。プロに添削してもらったほうがいいでしょう。

オススメはベストティーチャーです。以下のリンクかバナーから無料体験が3回もできるので、試して損はありません。

SpeakingとWritingが両方できる唯一のオンライン英会話スクール
「ベストティーチャー(Best Teacher)」

 

まとめ

英作文の勉強は、ある程度インプットがないと、アウトプットができません。「これだ!」という一冊と心中する覚悟で勉強するのがベストです。

ライティングで書ける英文は、スピーキングでも使うことが可能になってきます。スピーキングで使えるようにするには、単に瞬発力を上げるだけです。

「英検1級最短合格 英作文問題完全制覇(The Japan Times)」は分量も多く骨のある本です。1冊だけやるなら、この本は期待に応えてくれるでしょう。

英検1級合格を目標に勉強されている方、TOEFLやIELTSの勉強も兼ねている方にもオススメの参考書ですので、ぜひ使ってみてください。

Bryceでした。

この記事を書いた人
Writer

英語パーソナルトレーナー。名古屋大学大学院中退(SLA)。元大手トフル予備校、医学部予備校講師。TOEIC985点。 私は高校を2回中退しています。そんな私ですが、コツコツ努力し、独学で英語を習得しました。やれば誰だってできるんです。英語が苦手な人のお手伝いをするのが私のミッションの1つです。