英語勉強法

最短で英語リスニングができるようになる勉強法

日本人は英語の勉強になると、完璧を目指しがちです。完璧なスペリング、発音記号、単語の意味まですべて120%でできるようになろうとします。

 ですが、英語も言語なので、隅から隅までわかるようになる必要はありません!日常会話や映画、ニュースの内容がスムーズにわかるようになるということが目標であって、あくまでも英語はコミュニケーションのツールなのだという意識を持って、最短で楽しく勉強しましょう!

 今日は大切な4つの勉強法やポイントを紹介します。

絶対に日本語に翻訳しながら聞かない。

 リスニングに大切なことは

・英語を英語のまま理解すること

・単語が聞き取れて、意味がわかる

・頭の中で日本語に翻訳しない

今までリーディングやライティングは、まず日本語にしてから・・・としがちになっていたと思いますが、これは決して英語でやってはいけません。

絶対に追いつけないし、いつまでも英語を英語として聞き取れないからです。

英語のリスニングがよくできる人は、単語を言われて日本語の言葉が思いつくのではなく、その単語のイメージが頭に浮かびます。

例えば、「squirrel」という単語を聞いて「リス」と変換するのでなく、リスの映像が頭に浮かぶような感じです。

 最初は難しいと思いますが、リスニングをするとき、頭の中で日本語に直しながら聞かない、ということを意識してまずやってみてください。

ボキャブラリーを増やす

 

リスニングをしていて、途中までわかりかけていたのに、1つの単語がわからなくてそこからすべて崩壊してしまったということはありませんか・・?

コミュニケーションにおいて単語の多さはやっぱり重要ですよね。

ボキャブラリーを増やすといっても、ただただ単語帳を眺めるのはつまらないですし、その単語がどのように会話で使われるかいまいちイメージできませんよね。

 おすすめは、中学校の英語の教科書を覚えてしまうことです。

または、ディズニーの本などでもいいと思います。

単語「だけ」を取り出して暗記するのと異なり、文章を丸ごと暗記することで、単語の使い方も含め、そのまんま記憶に定着させることができます。

 中学英語で習う単語の数はおよそ1600語です。

これはネイティブの3歳児に相当します。

3歳児というと大したことないように思うかもしれませんが、もう幼稚園に行って集団生活を送り、先生やお友達のいうことを簡単に理解できる年齢です。

ちなみにネイティブの3〜4歳児が普通に楽しめる映画にディズニー映画などでは、使われている単語数は、わずか2000語程度なのです。

なので、中学英語が瞬時に理解できれば、字幕なしで理解するのもそんなに遠い世界ではないのです。

中学の教科書を暗記しつつ、これら子供向けの映画をいろいろと鑑賞してみるのもいいでしょう。

英語の音に慣れる

 いかにもリスニングで使われている教材を使うより、日常会話のように自然に話されているものを聞くのがおすすめです。

(わたしはファミリーガイというアニメを見ていましたがあまり教育にはよくないです・・)

おすすめは子供向けのアニメ、映画などです。ドラえもんなど、なじみのある日本のアニメの英語バージョンもおもしろいですよ!

リスニング用教材を使うと、どうしてもわざとらしい言い回しや、しゃべり方になっていて、本物の英語は身につきにくいです。

なので、アニメでもいいので、本物の英語のリズムに慣れることが大事です。

 最初は

「ぺらぺらぺらぺらぺら」

くらいにしか聞こえていなかったのが、繰り返し聞くにつれて断片的に、単語単位でわかるようになっていきます。

「I went to ぺらぺらぺら and there was ぺらぺら・・・」のように。

このわからなかった部分は、今までジャパニーズイングリッシュの発音で慣れていて、単語はわかるのに発音でわからなかったものや、そもそも単語自体がわからなかったものなどという発見ができると思います!

なので2で言ったように、単語の勉強も大事なのです。

ディクテーションする



ディクテーションとは、英語のスクリプトを見ずに、耳だけを頼りに、英語で書き取りをすることです。

書き取ってみることによって、自分がリスニングのどこでつまずくのか、わかるのです。

また逆に自分はどこまで聞き取れるのかわかります。

このような簡単なストーリーで、ディクテーションをしてみましょう。(字幕は絶対見ないで!)

終わったあと、字幕で答え合わせすると、「あれ、なんでこんな簡単なのわからなかったんだろう・・」となると思います。

例えば、「Will you」や「found her」は単語同士が完全につながっていて、一つに単語に聞こえると思います。このように自分の苦手を発見しましょう。

最初はこのような易しく短い物語ではじめ、ある程度慣れたら、「会話」や「ニュース」に挑戦してみましょう。

 

ディクテーションの詳しい仕方

では、ディクテーションの詳しい仕方を説明します。

①紙を用意し、聞き取ったものを書いていきます。練習なので、何度も聞きましょう。

②どうしてもわからないところは(   )にして、その次の単語から書いていきます。

③英語のスクリプトを見て答え合わせします。間違えたところの単語同士のつながりや、発音の違いをチェックしましょう!

 

おすすめは、ディクテーションだけで終わらず、シャドーイングして、わからなかった単語や、音のつながりを声に出して理解しましょう!

文字におこすことと、実際に話してみることでさらに理解が深まります。

まとめ

以上が英語リスニングの勉強法です。

1~4のポイントをぜひ同時進行でやってみてください。今までと違いより自然に英語が理解できてくると思います。

ちなみに、初心者の方やまだ自信のない方は、ドラマや映画からはじめるのはあまりおすすめしません。訛りやスラングなどが頻出するので、かなり難しいからです。

最初に述べたように、英語は言語です。それぞれ良い勉強法があると思うので、自分なりの勉強法を見つけて自分のレベルにあったものからはじめていきましょう。

ABOUT ME
Kosuke
英語勉強法.jp管理人。元予備校講師。英語を話せるようになりたくて仕事を辞め、東南アジアを中心に海外ノマド生活をしています。現在は英語を使って現地で小さなビジネスを展開しつつ、たまにSkypeで授業もしています。英語の勉強法について日々研究中。海外情報など、みなさんに役立つ情報を発信していきます!
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