英語学習ってやることが多すぎないですか?
旅行や趣味程度で英語を話すだけなら、そこまでたくさん勉強しなくていいと思うのですが。
という方にオススメの記事です。
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TOEIC 900点や英検準一級を目指すのはコスパが悪い
英語を勉強し始めると、英検準一級やTOEIC900を目指す人は非常に多いです。
たくさん時間がある人は別ですが、通常は皆さん時間がない中で勉強をされています。
就職活動や昇進のために点数を取るのであれば、もちろん頑張ると良いです。
しかし、趣味程度・・・であれば資格試験上位の点数や級は全く必要がありません。
くどいですが、
英語を「話す」ということに限れば、英検®準一級やTOEIC®900を目標にする必要はありません。
なぜかというと、準一級で出てくるような単語を暗記するだけでも膨大な時間を必要とします。
それに加えてリスニングや英文解釈、英作文の勉強まで必要となります。
時間のない社会人の場合、何年もかかる場合もあります。
人によっては5年以上かかることもあるわけです。
スピーキング特化の場合、上記の単語やリーディング学習などに取られる時間を「話す」ための訓練に使えば、だいぶ効率が上がりますよ、というお話です。
リーディングやリスニングはかなり時間かかります。
単語を知らないと相手の言っていることもわからないこともあるので、単語の暗記はどのみち必要です・・・。
しかし、ある程度話せるようになれば、自身もつくし、モチベーションも上がるのではないでしょうか。
そりゃあ、準一級とかTOEIC900超えている人のほうが、明らかに流暢になる可能性があるでしょう。
正論です。
でも、全員がそのレベルになる必要もないですし、人によっては子どもの世話だったり、介護だったり、そんな時間もない場合も多々あるわけです。
言語学習は時間が無限にかかる
言語学習って無限に時間を食うので、自分の目的に合ったゴールを定めるのは大切です。
日本人全員がネイティブと互角に戦う必要なんか全くないですし、旅行などを楽しめる程度の英語力が目標だって、全然いいわけですよ。
他のスキルを向上させる時間も必要なわけですから、リソース配分は大切です。
— 野村勇介🇵🇭独学英語勉強法 (@YSK_NMR) 2019年2月9日
英語学習というのは、言語の性質上、無限にやるべきことが出てきます。
自分で目標となるレベルを設定しない限り永遠に勉強をし続けなければなりません。
皆さん時間のない中で勉強をしているのですから、無駄なことをやるのはもったいないですよね。
今回は、いたって真面目に英検4級(欲張る場合は英検3級)程度をゴールとした、スピーキングの学習方法を解説していきたいと思います。
Twitterに「デタラメ」とか「炎上狙い」とか書かれていましたが、いや、こちらはくそ真面目に提案しています。
そもそも、中学レベルを使いこなせないと、その先のレベルにはなかなか到達しないのも事実なはずです。
中学レベルを飛ばして、IELTS7.5や8.0とか、TOEFL100とか110とかは超えられないと思います。
英語を話せるようになりたい人は、英検準一級とかを目指すのはやめましょう。
その代わりに、英検4級とかのレベルの内容をスラスラと英語で出てくる訓練をした方が、流暢に話せるようになります。
会話だと、中学レベルの英語を自由自在に使いこなせれば、日本では超上級者です。
— 野村勇介🇵🇭独学英語勉強法 (@YSK_NMR) 2019年2月9日
Speakingに特化した勉強法とおすすめの本
英語を話せるようになりたい人がやるべきこと
・発音の本
・中2までの英文法
・中学レベルの英単語
・中学レベルの熟語
・Duo elements
・NHK基礎英語これだけで話せるようになります。しかも、かなりの上級者です。
余力があれば中3までの英文法も。関係詞は会話であまり使わないので省いてもOK。
— 野村勇介🇵🇭独学英語勉強法 (@YSK_NMR) 2019年2月9日
必要とするのは以下です。
注意点としては、これはスピーキング「だけ」に絞った話です。
- 発音の本
- 中2までの英文法
- 中学レベルの英単語
- 中学レベルの熟語
- NHK基礎英語1~2もしくは3
- Duo elements
このレベルを土台としてスピーキングを強化すればかなりのレベルになると思います。
(さらに削るなら英熟語とNHK基礎英語です。)
Duo elementsのほうが優先です。
英語圏でネイティブと対等に戦っていく場合は、もちろん全く足りません。
しかし、
日本人の全員が英語圏の大学や大学院に行くわけではありませんので、
人によっては十分すぎるぐらいの分量だと考えます。
そもそも、大半の日本人が上記のレベルの英語を使いこなせていません。
つまり、上記の本に書いてあるフレーズや単語・熟語を使いこなせるだけでもスピーキングに関しては普通に上級者です。
発音の本
発音はある程度綺麗じゃないと伝わらないので、何か一冊はやっておきましょう。
発音で難しいのは母音です。
日本語の「あ」のような発音がたくさんあります。
- apple「リンゴ」の「あ」
- mother「母」の「あ」
- mike「マイク」の「あ」
- earth「地球」の「あ」
これらは全部違います。
やはり最初のうちから意識しておいた方が後々後悔しないと思います。
発音におすすめの本 英文法の勉強法 中学レベルの文法がわかるのであればなんでもいいと思います。
最終的なゴールは「Duo elements」
難しい単語を使うよりも句動詞を使いこなすほうがナチュラルですし、効率が良いと考えます。
もちろん、難しい単語を使えたほうが良いこともあると思いますが、句動詞や前置詞・副詞を使えたほうが応用がききます。
そのDuo elementsを使いこなすことのできるレベルが中2程度(中3も少し必要ですが)ということです。
Duo elementsのフレーズの単語を入れ替えて、自分の言いたいことが表現できるようになるなら、個人的にはかなりの上級者だと思っています。
ここまで来たら、あとはオンライン英会話などで実践すれば、旅行程度ならほとんど問題ないと思います。
海外が好きとか、海外に出たい人は、資格試験の高得点ではなくて「話す」に特化してもいいのではないかなと思います。
英語を話せると友達もたくさんできますよ(^^)
気に入った方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
さいごに:技能別の勉強法について
技能別の勉強法が知りたい人は、こちらの記事を参考にしてみてくださいね。