TOEICスコア:各企業が求めるスコア

今や出世の登竜門となったTOEIC。990点満点で新入社員の平均は514点。だが、企業は管理職に対して、もっと高いスコアを課している。受験者のうち海外部門従事者の平均点が657点にもかかわらず、700点以上のスコアを求める企業が多いこともそれには表れている。もっともスコア偏重には弊害もある。元ソフトバンク社長室長で英語学習などを手掛けるトライオンの三木雄信社長は、「800点でも話せない人がいる。内弁慶になって海外勤務を敬遠するので企業も困っている」と語る。孫正義・ソフトバンクグループ社長は英語プレゼンの達人だが、「彼が使うのは1500の単語と50の言いまわし。それで世の中の人を説得して仕事も動く」最後にもの言うのは伝えようとする情熱だ。

 

830点以上:京葉銀行(人事評価に反映) 

800点以上:日立製作所(経営幹部の目標値)/三井住友銀行(総合職の期待水準)/楽天/KDDI(海外業務) 

730点以上:双日(主任級)/三井物産(入社3年目社員)/丸紅(入社5年目総合職)/京葉銀行(人事評価に反映)/住友商事(昇格条件) 

700点以上:伊藤忠商事(入社4年目社員)/シャープ(課長職) 

650点以上:日立製作所(管理職の目標値) 

600点以上:住友林業(係長)/トヨタ自動車(係長)/NEC(全社員の目標値)/富士通(全社員の目標値)/日立製作所(総合職の目標値) 

550点以上:パナソニック(課長・係長級) 

500点以上:コマツ(管理職・副主事)/三菱電機(管理職)/日本精工(グローバル業務)