ライティング・英作文

英語では使用厳禁?面白い和製英語たち

あなたは日本語で英語と思って使っている言葉が、実は日本人が作った「和製英語」かもしれないことを考えたことがあるでしょうか。普段使っている言葉が和製英語だと気づくと、ときどきクスッと笑いたくなるような面白いものもあったりします。

和製英語はたくさんあるのですが、今回はその中でも特に使い方に気をつけた方がいい和製英語と、よく考えてみると面白い和製英語を中心に和製英語をご紹介していきます。ついつい英語で和製英語を使ってしまったことがあるという人は、特に参考にしてみてください。

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▼もくじ
1.スキンシップ
2.ペーバードライバー
3.サラリーマン
4.マラソン
5.スマート
6.ナイーブ
7.バイキング
8.マンション
9.カラオケ
10.ハンドル・ハンドルキーパー
11.ピンチ
まとめ

 

1.スキンシップ

日本語で人に触れたり、ハグをしたり、そういうコミュニケーションを「スキンシップ」と言いますよね。誰もが知っていて、普通に使っているこの言葉ですが、英語では全く通じない和製英語の1つなんです。
“Skinship”という綴りだと思っている人も多いでしょう。「関係」を表す”Relationship”や”Partnership”などの言葉に似ているので、「肌と肌のコミュニケーション」ということで「スキンシップ」という言葉が生まれたのでしょうか。

この言葉、英語ではどう聞こえるかというと、おそらく「肌の船」ということになるでしょう。skinのship。私たちが伝えたい内容とは全く異なってしまいますよね。

日本語でいう「スキンシップ」を英語でなんというかというと、”physical contact”にあたるでしょうか。直訳すると物理的なコンタクト・接触という意味になるので、なんだか直接的な感じがするかもしれませんが、普通に日本語の「スキンシップ」のように使われています。

 

2.ペーバードライバー

免許証だけ持っていて、運転をすることがない人のことを「ペーパードライバー」と言いますが、これも英語では通じない言葉です。ペーパードライバーと言われるとどんな感じがするでしょうか。考えてみたのですが、「紙を運転する???」となるのではないかと思います。

ちなみに英語に「ペーパードライバー」にあたる言葉はおそらくないでしょう。もしもその表現をしようとするなら、言葉で「免許は持っているけど、あまり運転はしない」や、「免許はあるけど運転に自信がない」というような言い方で説明するのではないかと思います。

日本で「ペーパードライバー」という言葉が出来上がってしまったのは、免許を持っていても運転はしない人や、運転に自信がない人が多いからではないでしょうか。身分証として一応免許を持っているという人もいるでしょう。
英語圏では、そういう人がたくさんいるわけではないので、言葉として作る必要がないのだと考えられます。免許を取る人は、運転が必要だから免許を取るからです。
免許証以外に使い勝手の良い身分証があることも関係しているかもしれません。

 

3.サラリーマン

この言葉が和製英語だと知っている人は多いかもしれませんね。この言葉は、ネイティブスピーカーたちの間でも、そこそこ知られている和製英語なので、日本について少し知識がある人なら理解してくれるかもしれません。しかし、全く日本のことを知らない人にはやはり通じないでしょう。

サラリーマンの語源は、給料を表す”Salary”そして、”Man”は男ということで、給料を稼いでいる男性という意味で作られた和製英語でしょう。しかし、英語で「給料男」と言われるととても不思議な感じです。

では英語で「サラリーマン」と言いたいとき、なんと言えばいいのでしょうか。日本語でサラリーマンというと、スーツを着て毎日通勤をするような働き方をする人をイメージするでしょう。英語ではあまりそんな大きなカテゴリで自分の職業をいうことがないため、ちょっと難しいところです。
英語で自分の職業を言うときは、もっと詳細なことをいうんですね。例えば、経理の人なら”I’m an accountant.”となりますし、営業担当なら、”I’m a sales representative.”という感じでしょうか。

 

4.マラソン

「マラソン大会」なんて私たちはよく使う言葉ですが、実はこのマラソンは和製英語なんです。厳密に言えば、英語にも”Marathon”という言葉はあります。しかし日本語とは使い方が違うのです。
もしもあなたが日本人以外の人に、「明日のマラソン大会に出るんだ」なんて気軽に言ったらびっくりされることでしょう。なぜなら英語の”Marathon”とは、42.195kmのフルマラソンのことを指すからです。

ですからもちろん英語には”Full-marathon”なんて言葉はありません。Marathon自体がすでに42.195kmの長距離走のことだからです。

 

5.スマート

日本語ではなぜか「スマート」というと痩せている人のことを指しますよね。もしくは、スタイルが良い人も「スマート」というかもしれません。
この和製英語がどう成立したのかは不明ですが、英語で”Smart”というと頭が良い賢い人のことを言います。ですから、「スタイルがいい」という意味で”You are smart”と言っても、正しい意味は通じません。「なぜ今頭が良いと褒められたんだろう?」と不思議に思われてしまうでしょう。

ではスタイルが良いことを褒めたいときはなんと言えばいいのでしょうか。正解は”You’re slim.”, “You have a great figure.”といったところです。
ちなみに、とても痩せていることを”skinny”ということがありますが、言い方によってはこれが褒め言葉になることもあります。もしも誰かに褒められているようなトーンでskinnyと言われたときは、褒め言葉としてとってしまっていいでしょう。

ちなみに日本語でいう「スマート」ですが、きちっとした服装のことを英語で”smart”と言うことから来ているのかもしれません。きちっとした服装でこざっぱりした人は、スタイルが良く見えますよね。
とは言え、やはり日本語で言う「スマート」は英語では通じませんから気をつけるようにしましょう。

 

6.ナイーブ

日本語で「ナイーブ」というと繊細で傷つきやすい人のことを指して使うことが多いようですね。厳密には、これは和製英語というよりも、間違えて認識されている言葉なのですが、「ナイーブ」は英語ではそんな意味では使いません。
「彼は繊細だ。」という意味で、”He is naive.”と言ってしまうと、その彼のことをバカにしているとも取られかねません。

なぜなら英語の”naive”には、純粋、うぶというような意味に合わせて、「世間知らず」のような意味があるからです。つまり、「彼は無知で世間知らずだ」と言っているような印象になります。
こんな間違いをおかしてしまったら、喧嘩になりかねません。ナイーブの意味を「繊細」という風に認識している人は、今すぐ間違いを正しておきましょう。

ちなみに日本語で「ナイーブ」という言葉を「繊細」という意味で使うのも、実は間違っています。ただ、まあそういう風に認識している人は非常に多いですから、日本人同士で使ってもトラブルにはならないでしょう。

 

7.バイキング

私が個人的に面白いなーと思うのは「バイキング」という和製英語です。バイキングというと日本語ではレストランでの食べ放題のことを指しますが、これは英語では”Buffet”(ビュッフェ)というからです。もしくは、”All you can eat”と表します。
最近では日本でも「ビュッフェ」という言葉が使われるようになってきてはいますが、まだまだ「バイキング」という言葉も目にしますよね。

なぜこれが面白いかというと、なぜ食べ放題が「バイキング」と言われるようになったのかまったく想像がつかないからです。英語で「バイキング」に似た言葉といえば、海賊の意味である”Viking”でしょう。でもそれと食べ放題のイメージがどうしてもつながりません。

調べてみても、なぜバイキングというようになったかわからないので、この言葉を使うようになった人に何故「バイキング」という名称にしたのか訊きたいくらいです。

 

8.マンション

日本語では「マンション」という言葉がよく使われますが、これが和製英語だと知らずに英語でうっかり使ってしまうとちょっと大変なことになるでしょう。
なぜなら英語で”mansion”と言えば大豪邸のことを指すからです。つまり、”I live in a mansion.”(私はマンションに住んでいる。)と言うと、「大豪邸に住んでいる」と思われてしまうのです。とんだお金持ちだ!とびっくりさせてしまうことでしょう。

日本語のマンションは、アパートよりも大規模の集団住宅のことですよね。「マンション」と言いながら、1部屋はとても小さいなんてこともよくあることでしょう。それは、”mansion”の実際のイメージとは全く異なります。
日本で言う「マンション」は、英語では”apartment”(アメリカ英語)”flat”(イギリス英語)となります。英語圏では、小さめの集団住宅と大きめの集団住宅に違いをつけて呼んだりしません。強いて言えば、”small”や”big”, “large”などの修飾語をつけて表現するでしょう。

 

9.カラオケ

カラオケは厳密には和製英語ではありませんが、カラオケという言葉の「オケ」の部分は、オーケストラという英語から来ています。では、「カラ」は何かというと、「空っぽ」の「空」です。
私たちにとって慣れ親しんだ「カラオケ」という言葉は、日本語と英語の合わせ技なのですね。カタカナで表すため、この言葉を英語だと思っている人もいるかもしれません。

ちなみにカラオケは、英語でも”Karaoke”です。ですから「カラオケ」が英語というのはまるっきり誤解というわけでもありません。しかしカラオケは日本発祥。「寿司」が”Sushi”として英語で使われているのと同じ現象なんです。

 

10.ハンドル・ハンドルキーパー

日本語で車の「ハンドル」と呼んでいるあれば、英語では”Stealing wheel”といいます。英語では”handle”というと、何かの取っ手のことを指します。ですから、車のハンドルの意味で、”the handle of the car”という風に言ってみると、車のドアを開ける取っ手部分のことだと思われてしまうかもしれません。

「ハンドル」が和製英語なら、もちろん「ハンドルキーパー」も和製英語になります。「ハンドルキーパー」と聞くと、なんだか「取っ手を守っている人」みたいなイメージが浮かんで来ます。
英語にも、お酒を飲まずに運転をする人という意味の言葉はあります。しかしそれは、”designated driver”と言います。日本語の「ハンドルキーパー」とはかなり異なる言葉ですよね。「ハンドルキーパー」を英語で使っても絶対つうじないので、この”designated driver”という言葉を覚えておくと便利です。

 

11.ピンチ

「ピンチだ!」なんて日本語で言うと、なにか危機が迫っていることを指しますよね。しかし英語ではそんな意味では使いません。多くの人が使う「ピンチ」という言葉も立派な和製英語なんです。

「ピンチ」という和製英語はおそらく”pinch”という言葉から来ているのだと思いますが、英語で”pinch”というと、「つまむ」という意味です。これがなぜ危機的状況で使われるようになったかは本当によくわからないところ。
日本語の意味と元々の言葉の意味が違いすぎて、面白いなと感じる和製英語の1つです。摘まれたら痛いからなのでしょうか?
よくわかりませんが、とにかく「ピンチ」という言葉は、和製英語と本当の英語でとても意味の違う言葉なんです。英語では絶対「危機」というような意味では通じませんから、注意してください。

ちなみに英語でそんな状況をどう表すかというと、”a tough situation””crisis”といった感じでしょうか。何についてピンチなのかでも、言い方が変わるでしょう。

 

まとめ

今回は代表的且つなかなか面白い和製英語をご紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。すでに和製英語だと知っていたものも、和製英語だと知らなかったものもあったでしょう。
こうした和製英語は、日本語を勉強中の外国人にとってもとても面白いもののようです。他にも英語では通じなかったり別の意味になる和製英語はたくさんありますから、興味があれば色々と調べてみても面白いのではないでしょうか。

ただし、調べたからにはきちんと正しい意味を知って、英語で話すときには正しい表現で話すようにしてくださいね。

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poohish
過去のイギリス在住歴5年弱。現在はフリーランスでライターをしながら翻訳や英語教師をするかたわら、日本を拠点に各地に旅をして、各国の文化や英語教育状況なんかを眺めたりしている。