海外ドラマSEX AND THE CITYから学ぶおしゃれな英会話 by Midori

こんにちは!英語学習コラムライターのMidoriと申します。学習塾で英語講師をしていた経験や、自分自身の受験体験を通して英語の勉強法についてお伝えさせていただいております。

さて、英語学習で日々机に向かうみなさんにとって、モチベーションの維持はとても大切ですよね。単語帳を見たり問題集を解いたりする以外にも、英語を勉強する方法はたくさんあります。今回はその一つとして、海外ドラマSEX AND THE CITYのセリフから、おしゃれで実践的な英会話を勉強してみたいと思います。

 

▼もくじ
ファッションブランド名を比喩的に使う
おしゃれは足元から♡
雑誌「VOGUE」は女子のバイブル!
ファッションで人生を語る♪
海外ドラマから“そのまま使えるフレーズ”を盗もう

 

ファッションブランド名を比喩的に使う

〇”Here. Swear. Swear on Chanel.“—Carrie

(さあ、誓って。このシャネルに誓って。)

ミランダの妊娠の秘密を、恋人エイダンに打ち明けたくてたまらなくなってしまったキャリー。絶対誰にも言わないことを彼に誓わせるシーンで、シャネルの服を手にこのセリフを言います。”Swear on god.(神に誓う)”というのはよくある表現ですが、キャリーにとってはシャネルが神のような存在なんですね。

・Here.:ほら。さあ。

・swear on~:~に誓う

 


〇”Could you please not use the F-word in Vera Wang?” —Charlotte

(ヴェラウォンの服を着ながらFワードなんて使わないでくれる?)

シャーロットの結婚式を控え、ブライズメイドの衣装を試着するシーンで下品な言葉を使ったサマンサをたしなめるセリフです。ヴェラウォンのドレスと言えばウエディング業界で言わずと知れた最高級ドレス。Fワードとは”fuck”のことを指します。(意味はあえて書きませんが、下品な言葉ですので使わないようにしましょう。笑)

・Could you please not~?:~しないでくださる?

 


〇”Clooney’s like a Chanel suit, he’ll always be in style.” —Carrie

(クルーニーってシャネルのスーツみたい。いつ着てもおしゃれなのよね。)

クルーニーとは、もちろんジョージ・クルーニーのことです。ハンサム&セクシーな男性で世界的に有名な俳優さんですね。時代の流れや流行に関わらず、とびきり素敵な人!というのをシャネルのスーツになぞらえて表現しています

・be like~:~みたいだ

・in style:流行の、立派な、おしゃれな

 


〇”He was like the flesh-and-blood equivalent of a DKNY dress.” —Carrie

(彼ってDKNYのドレスみたい。)

“flesh-and-blood”とは、「生身の人間」という意味です。つまり、わかりづらいですが「DKNYのドレスが人間になったみたいな人!」ということですね。ちなみに、DKNYみたいな男性ってどういうことなのかというと・・・そのあとに続くセリフを見るとわかります。

“You know it’s not your style, but it’s right there so you try it on anyway.”

(ほら、わかるでしょ。好みじゃないけど、そこにあればとりあえず試着してみる感じ。)

可もなく不可もない男性、ということでしょうか。なんとも残念な評価ですね。

・equivalent 同等の

 

おしゃれは足元から♡

〇“You can take me out of Manhattan but you can’t take me out of my shoes.”—Miranda

(私をマンハッタンの外に連れ出すことは出来ても、この靴を脱がすことはできないわよ。)

家族が増え、広い家を買うためブルックリンに引っ越そうと提案したスティーブに、ミランダが言ったセリフです。”take me out”が韻を踏んでいてセリフのリズム感が良いですね。ニューヨーカーにとっては、マンハッタンこそがニューヨークであり、「郊外へお引越しなんてもってのほか!」ということなのでしょう。

・take A out of B AをBから連れ出す、AをBから取る(取り除く)

 


〇”I’ve spent $40,000 on shoes and I have no place to live? I will literally be the old women who lived in her shoes!”—Carrie

(私ったら、靴に4万ドル使って家賃払えなくなっちゃってるのね?文字通り靴の中に住むおばあさんになっちゃうかも。)

金欠になってしまったキャリーが、ミランダから靴の買いすぎを指摘された時の一言。4万ドル(日本円で400万円強)も靴に使ってしまうほど、キャリーは靴に目がないのです。アメリカのマザーグースで、「靴の中のおばあさん」という物語があり、家賃の払えない状況をそれになぞらえて表現しています。

・spend on~:~にお金を費やす

 


〇”The fact is sometimes it is hard to walk in a single woman’s shoes, that’s why we need really special ones now and then, to make the walk a little more fun.”—Carrie

(シングルウーマンの道は平坦ではない。だから歩くのが楽しくなる特別な靴が必要なのだ。)

名セリフとして有名な一言です。以前は同じように靴に散財していた友達が、子持ち主婦になった途端「靴にそんなお金を使うなんて!」とキャリーを批判します。そこで出たセリフがこちら。お気に入りのマノロブラニクで軽やかに歩くキャリーの映像とセリフがぴったりマッチしていて素敵なシーンです。

 

雑誌「VOGUE」は女子のバイブル!

〇“When I first moved to New York I bought VOGUE instead of dinner. I just felt it fed me more.” —Carrie

(NYに引っ越したばかりのころ、ディナーの代わりに「VOGUE」を買っていたわ。そっちの方がお腹が満たされたんだもの。)

日本版も出ているファッション誌VOGUEですが、ニューヨークのファッショニスタにとってのバイブルのような存在です。

・move to~:~へ引っ越す

・instead of~:~の代わりに

 


〇”Martinis in the morning, is this allowed? Is it VOGUE?”—Carrie

(朝からマティーニなんて許されるの?それがVOGUE的なことなの?)

憧れのVOGUEで執筆することとなったキャリーは、初出社の日にマティーニを勧められ驚きます。新しい仕事にすっかり舞い上がってしまっているキャリーは、このエピソードの前後しばらく”VOGUE”が口癖になっており、友人たちと話す時も「それってVOGUE的じゃないわ。」「これこそVOGUEなの!」などと連発します。なんだかかわいいですよね。

 

 

ファッションで人生を語る♪

〇”A relationship is like couture – if it doesn’t fit perfectly, it’s a disaster.”—Carrie

(恋愛はクチュールみたいなものよ。ぴったりフィットしていなければ最悪。)

クチュールとは仕立てや縫製のことです。どんなに素敵な服でもラインが身体と合っていないと魅力的には見えない、という意味ですね。

・relationship:恋愛関係

・disaster:大惨事、大失敗 ※最悪!という意味で作中よく用いられます。

 


〇”Wrong ring, wrong guy.”—Samantha

(指輪が違うと思うなら、その彼も間違いなのよ。)

エイダンが準備していた婚約指輪がダサすぎて、吐くほど悩んでいるキャリーに、サマンサがかけた一言です。笑

実はその指輪はミランダが見立てたものだと分かり、これまた笑えるオチなのですが、プロポーズを受けるかどうか迷うキャリーにとっては一大事だった様子。

 


〇”I admit it’s tempting to wish for the perfect boss or the perfect parent, or the perfect outfit. But maybe the best any of us can do is not quit. Play the hand we’ve been given, and accessorize the outfit we’ve got.”—Samantha

(完璧な上司とか両親とか洋服を望みたくなるのは認めるけど、一番大事なのは投げ出さないこと。配られた札で勝負して、手持ちの服をアクセサリーで飾るの。)

こちらも有名なセリフです。女性経営者として奮闘するサマンサだからこそ、「与えられた環境でいかに勝負するかが大切」ということが身に染みてわかるんでしょうね。“手持ちの服をアクセサリーで飾る”という表現が女性らしく素敵です。

・admit:認める

・tempt:心をそそる

・hand:手札

 

海外ドラマから“そのまま使えるフレーズ”を盗もう

海外ドラマSEX AND THE CITYから学ぶおしゃれな英会話についてご紹介してまいりました。服やアクセサリーに例えながら、日々直面する現実的な問題をおしゃれに語る様子は、日本人の私たちから見ても憧れてしまいますよね♡

海外ドラマは、実際に現地の人が会話で使うフレーズや表現がたくさん出てきますので、海外に行ったときそのまま使うことのできるセリフであふれています。机に向かう勉強に少し疲れてしまった時は、リスニングの訓練を兼ねてドラマで勉強してみるのも楽しいですよ!

この記事を書いた人
Writer

九州大学経済学部卒業後、金融機関の営業職に従事。結婚を機に退職し、現在はフリーライターとして活動中。イギリスへの短期留学や学習塾での英語講師の経験をもとに、英語学習関連の記事を多数執筆している。 Twitter: @Midori_iw